キャセイパシフィック航空とキャセイドラゴン航空は、日本路線全便を運休する。
札幌/千歳・東京/羽田・名古屋/中部・福岡〜香港線は3月9日から、東京/成田・大阪/関西〜台北/桃園〜香港線は3月13日から、いずれも3月28日まで運休する。
3月6日以前に発券され、3月6日から4月30日までに搭乗する日本〜香港線の航空券を対象に、払い戻しや変更手数料を無料化する。変更は12月10日までの搭乗分に限られ、新たな運賃規則で差額が生じる場合は徴収、返金する。
日本当局の入国要件の延長によっては、さらに変更される可能性がある。「日本は私たちのネットワークの重要な部分であり、私たちは通常のスケジュールに戻ることに引き続きコミットしています。」とコメントしている。
日本政府は、3月9日以降に中国・韓国から日本に入国する旅客に対し、指定場所での14日間の待機と、公共交通機関の利用自粛を要請することを決めている。厚生労働省によると、両国への入国を伴わず空港内を移動する乗り継ぎでの日本入国の場合でも、同措置の対象となるという。
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