森友 安倍総理の発言”関係していたら総理大臣を辞める”「2つの首相答弁は同趣旨」

森友 “関わっていたら議員辞める”「2つの首相答弁は同趣旨」

森友学園をめぐる問題に関連して安倍総理大臣が「関係していたら総理大臣を辞める」などと答弁し、その後、「贈収賄などではないという文脈で、一切関わっていない」と述べたことについて政府は、2つの答弁は同じ趣旨だとする答弁書を決定しました。
森友学園への国有地売却について安倍総理大臣は去年2月、「私や妻が関係していたら、総理大臣も国会議員も辞める」と答弁しました。
そして先月、安倍総理大臣は去年2月の答弁の趣旨を質問され、「贈収賄などではないという文脈で一切関わっていないと申し上げている」と述べました。
立憲民主党の逢坂誠二衆議院議員は、先月の答弁は新たな解釈の表明だとして、去年2月の答弁との整合性を問う質問主意書を提出しました。
これに対し政府は8日の閣議で「安倍総理大臣が先月の国会で『私が新しい定義を定めたわけではない』と答弁しているとおりで、2つの答弁は同じ趣旨だ」などとする答弁書を決定しました。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180608/k10011469111000.html
「関与」の範囲を限定して軌道修正を図ったとの野党の批判に反論した形である。
安倍首相の発言に関しては「ゴールポストを勝手に動かす」などと批判の声もありましたが、今回の決定のように「同趣旨である」という声も多く見られた。
実際には受け取り方の目線で違いがあると思うのですが、当然野党陣営としては倒閣の糸口ならばこのような発言一つとっても誇張して首相に非があることを喧伝しなくてはなりません。
メディアもこれに同調して、”さもありなん”と国民に周知させればそのように伝わってしまうでしょう。
当初の発言の「関係していたら総理大臣を辞める」は詳しい発言は「「私や妻がこの認可あるいは国有地払い下げに、もちろん事務所も含めて、一切かかわっていないということは明確にさせていただきたいと思います。もしかかわっていたのであれば、これはもう私は総理大臣をやめるということでありますから、それははっきりと申し上げたい、このように思います。」であります。
ネット等では「関係していたら総理大臣を辞める」という部分だけが独り歩きしてしまっていましたが、『認可あるいは国有地払い下げに関与してない=贈収賄などではない』は主旨としては同類であるということでしょう。

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