河井克行議員「「日本は蚊帳の外」と騒ぐのは北朝鮮の策略にまんまと乗せられている、金正恩氏の手のひらで踊らされている」
北朝鮮が融和ムードから一転、米朝首脳会談の中止を警告する声明を出しました。
アメリカからの一方的な核兵器放棄の要求に対する強い批判の態度でありましょう。
多くの有識者が北朝鮮の得意の姿勢でアメリカの会談での条件を有利に運ぼうとする外交戦術で、最終的には米朝首脳会談は行われるというのが大方の予想であります。
さて、その会談地でありますが、シンガポールになりましたが、衆議院の河井克行議員曰く「「米朝」首脳会談シンガポール決定の背後に安倍総理の進言か」とブログに記述していましたので紹介します。
米朝首脳会談のシンガポールでの開催が決まりました。
途中報じられた「板門店開催説」には、
①史上初の米朝首脳会談が先日の南北首脳会談の“二番煎じ”と受け止められるおそれがある
②南北朝鮮二国間の課題だけでなく、広く地域全体の課題が話し合われる米朝首脳会談にふさわしい場所が望ましい
③北朝鮮に融和的な韓国が会議に割って入るおそれがあるなどの難点があると考えていました。
北朝鮮危機への対処に関してトランプ大統領から何でも相談を持ちかけられてきた安倍総理大臣。シンガポール開催の進言をされたのは安倍総理大臣ではないか、私の推測です。
さて、米朝首脳会談直前の9日と10日にカナダ・シャルルボワで開催される予定のG7サミットは、安倍総理大臣や他の西側諸国の代表者たちが史上初の米朝首脳会談に臨むトランプ氏の「頭づくり」を手伝う絶好かつ最後の機会です。
場所も良し、日にちも良し。さあ、あとは中身だ。
あくまでも河井氏の推測でありますが、私は的を得ていると思います。
あのトランプ大統領が二番煎じで満足するわけがなく、日中韓の影響が極力及ばないことを考えたら、シンガポールはうってつけの地であると思います。
そして、首脳会談に先駆けて
3人の米国人が北朝鮮から解放されました、これも北朝鮮の融和外交で少しでもアメリカの条件を緩くするものであると考えられます。
これに対し、「アメリカ人は解放されたのに、日本人は?」「蚊帳の外じゃないか」という声も聞こえてきます。
これに対しても河井氏はブログに綴っております。
三人のアメリカ人の解放に対して、安倍総理大臣はトランプ大統領に電話で祝意を伝えたことを明らかにしました。
このこと自体は人道的な動きですが、北朝鮮の行動にはかならず「企み」があることは、これまでの「実績」が物語っています。
彼らの「企み」に、①日米世論の離間工作、②日本における「安倍政権は蚊帳の外だ」論の扇動工作、があることが考えられます。「米国の人質は返ってきたのに日本人拉致被害者はどうしたのか」とか、「圧力ばかりかけつづける安倍政権は孤立するばかりだ」とか、そんなナイーブな論調を日本国内で煽り立てる狙いがあるのでしょう。
「金正恩氏は、米国を牽制するために中国を何度も訪問し、中国を牽制するためにロシアへ外相を派遣し、日本を牽制するために敢えて無視している」。先だってワシントンD.C.出張の際、こう私に語ってくれたのは、DNI(国家情報局)とCIA(中央情報局)で東アジア地域を担当した経験を持つ有識者です。
「日本だけがいまの“融和的な”ムードの中で“蚊帳の外”にいるんだ」と唱える人たちは、結果として、北朝鮮の策略にまんまと乗せられている、金正恩氏の手のひらで踊らされている、かの有識者の警告を重く受け止めました。
私たちは、敵対する他国に乗ぜられないよう、日本の国益を冷静に考えなければなりません。
河井氏は、北朝鮮はあえてアメリカ人だけを開放することで不公平さを演出し、日米の離間と日本国内の扇動を試みたと言う訳で、これに不満の意見を持ち安倍政権に批判的な意見を述べるものこそ金正恩委員長の術中にはまっているという事ですね。
圧力をかけ続けることに批判的な意見も多く聞きますが、圧力があったからこそ北朝鮮の融和姿勢が生まれたのではないでしょうか。
そして、スキを見せれば北朝鮮は必ず優位に事が運ぼうとすることはあきらかであります。
トランプ大統領が核兵器の放棄を条件にし、首脳会談がまとまれば北朝鮮に支援の姿勢があることを表明しているのはまさしくそれで、絶妙な飴と鞭を使っているのではないでしょうか。
だとしたら、日本がすべきことは安易に流されることなく、圧力姿勢を緩めることなくまずは米朝首脳会談を注視して対応することではないでしょうか。
安易にこちらからアプローチしては必ず足元を見られます。
日本が求めるものを得るためには冷静に対応していくことが正解と河井氏は言いたいのでありましょう。
北朝鮮が日本の圧力を批判している事こそ、日本は蚊帳の外でないことの表れだろうと思います。