<菅官房長官>「日中関係は順調」安倍首相と習近平主席の首脳相互訪問に意欲

<菅官房長官>「日中関係は順調」 首脳相互訪問に意欲

菅義偉官房長官は24日、毎日新聞のインタビューに応じた。日中関係の改善について「順調だ」と指摘し、日中平和友好条約締結40周年となる来年に、安倍晋三首相と中国の習近平国家主席による相互訪問を目指す考えを示した。その前提となる日中韓首脳会談の開催時期に関しては「(来年の)春先が一つのめど」と語った。

毎日新聞の質問に答える菅義偉官房長官=東京都千代田区で2017年12月24日

菅氏は「11月の(習主席と李克強首相の)両首脳との会談もうまくいった。軍事衝突を避けるための海空連絡メカニズム(の協議)も今までとまるっきり違う。(関係改善の)方向性が出てきた」と述べた。

北朝鮮情勢を巡っては、22日の国連安全保障理事会の制裁決議を挙げ「今回で北朝鮮の輸出は(事実上)ゼロになる。決議を確実に実行させる」と語った。「国際社会で圧力をかけ、北朝鮮の政策を変えさせる。来年は正念場になる」と述べた。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171224-00000070-mai-pol

菅官房長官が言うようにアジア太平洋経済協力会議(APEC)の期間に習主席と首脳会談を行い、日中関係の改善推進で一致しております。

安倍=習近平首脳会談、日中関係改善や北朝鮮問題での連携強化で一致

安倍晋三首相と中国の習近平国家主席は11日、ベトナムのダナンで首脳会談を行い、日中関係について改善を進めていくことで一致した。また、北朝鮮問題についても日中両国間の連携を深めていくことで合意した。

11月11日、安倍晋三首相と中国の習近平国家主席はベトナムのダナンで首脳会談を行い、日中関係の改善推進で一致した。写真はアジア太平洋経済協力会議(APEC)に出席した安倍首相(前列一番右)と習主席(前列一番左)(2017年 ロイター/Jorge Silva)

安倍首相は会談後、記者団に「会談の締めくくりに習主席からは、今回の会談は日中関係の新たなスタートとなる会談であるとの発言があった。私もまったく同感だ」と語った。

首相は適切な時期に自身の訪中と習主席の来日を提案したことも明らかにした。

さらに、北朝鮮問題での協力を深め、日中韓首脳会談をできる限り早い時期に開催することでも合意した。

安倍首相は「北朝鮮情勢が重要な局面を迎える中、中国の果たすべき役割は非常に大きい」と強調した。

両首脳は、防衛当局間の「海空連絡メカニズム」の早期運用開始に向け、協議を加速していくことでも一致した。

http://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2017/11/post-8887.php

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