玉城デニー県知事「尖閣では中国に配慮を」と石垣島民を植民地人扱い!問われる野党の野合の任命責任

沖縄県知事の玉城デニー氏のトンデモない発言が飛び出した。5月31日の定例記者会見で、彼は「中国公船が(尖閣諸島の)周辺海域をパトロールしていることもあるので、故意に刺激するようなことは控えなければならない」などと発言し、石垣市議会では抗議決議まで出ている。

しかも玉城知事の問題発言はこれだけではなかった。こんな県知事を生み出したのは野党共闘ならぬ「野合」だが、どう責任を取るのか。

「尖閣では中国に配慮を」

事の発端は、5月24日、沖縄県石垣市の市議が乗船した漁船が石垣市に属する尖閣諸島周辺海域を航行した際、中国公船に追い回されたことだ。

「尖閣諸島を守る会」代表世話人の仲間均石垣市議は23、24の両日、漁船「高洲丸」に乗り、尖閣諸島周辺で漁をした。高洲丸は24日午前、石垣島へ戻る途中で、中国公船「海警」に約1時間にわたって追尾されたが、海上保安庁の巡視船に護衛され、事故などはなかった。石垣港に帰港後、仲間氏は八重山日報の取材に応じ「中国は本気で尖閣諸島を取りに来ていると感じる。何もしなければ、日本はさらに厳しい状況に追い込まれるのではないか」と危惧した。海保によると、この日は中国公船2隻が領海侵入した。

引用元 中国公船が漁船を追尾 仲間氏「尖閣取りに」と危機感 2隻の領海侵入も

石垣島の代表の市議が乗船した漁船が中国政府の公船に追いかけまわされ、海上保安庁がいなければ大変な事態になっていた。

しかし、これに対する玉城知事のコメントは、耳を疑う内容だった。

「中国公船が(尖閣諸島の)周辺海域をパトロールしていることもあるので、故意に刺激するようなことは控えなければならない」と玉城県知事は述べたのである。

県民の生命と財産を預かる県知事であるのに、県民(漁民)の生命も財産(漁業資源と尖閣諸島)の双方ともどうでもよく、中国を刺激するなとまで言ったのである。これは、中国が尖閣諸島をパトロールするのは当然の権利であり、領有権まで認めたかのような発言。

石垣島民を植民地人扱い

さらに度し難いのは、沖縄本島の石垣島への植民地扱いの意識が透けて見えることだ。

石垣島は琉球王国ができてから、国王にしばらく貢ぎ物を送って自治を認めてもらっていました。しかし、豪族・オヤケアカハチが貢ぎ物を断ったため、1500年に琉球王国は石垣島を攻撃したといわれています。その結果、オヤケアカハチは負け、石垣島は琉球王国の植民地になってしまったのです。

植民地になってしまった石垣島には人頭税が課され、明治になって琉球王国がなくなるまで重い税に苦しめられることになりました。

引用元 実は植民地だった?王国の支配を受けた石垣島

このように琉球王国は、石垣島などの周辺の島々に重税を課し、弾圧し、暴政を敷いていた。こうした過去がある以上、沖縄県は、各島を守る義務と責任がある。

しかし、玉城県知事は、石垣島を見捨て、中国政府にすり寄った。“石垣島は植民地”だから、余計なことはせず、中国を刺激するなという玉城知事の考えが透けて見える。

実際の玉城知事の考えはどうあれ、少なくとも、石垣市民はそう受け取ったのだろう。

激怒した。

玉城知事に激怒した石垣市、慌てて謝罪のみっともない玉城知事

6月17日、石垣市議会は尖閣諸島をめぐる玉城デニー知事の発言に対する抗議決議案を賛成多数で可決した。「日本の領海内で漁労することがなぜ中国を刺激するのか」「玉城知事にとって尖閣諸島周辺は日本の領海ではないとの認識なのか」などと、まさしく激怒した内容だった。

その他の沖縄県内でも抗議の声は高まり、とうとう、同日に玉城知事は「誤解を与えるものであった」と言い訳した上で、発言を撤回した。しかし、玉城知事は、その謝罪と撤回に際しても、「不法侵入を繰り返す中国政府への批判」「漁民の安全を確保するための沖縄県としての対策」「尖閣諸島の漁業活動の可否について」は全く触れず、逃げた。

なんと情けない県知事か。

玉城知事を生み出した野党共闘の任命責任

こんな非国民の県知事を、誰が生み出したかと言えば、野党5党の共通政策なき「野合」だ。

玉城デニー氏を応援したのは、

・小沢一郎(自由党)
・志位和夫(日本共産党)
・小池晃(日本共産党)
・玉木雄一郎(国民民主党)
・枝野幸男(立憲民主党)
・又市征治(社民党)
・鳩山由紀夫(元民主党首相)
・福島瑞穂議員(社民党)

とても政策で一致できているとは思えない人々だ。それは、先日ご紹介した今国会法案で一致しない野党各党の方針だけ見ても明らか。

そんな人々が、小沢一郎氏が用意した玉城県知事を担ぐからこういうことになる。今こそ、野党の野合による任命責任を問うべきだ。

野合は、一つも良いことなど無い。

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