熊本市議の「のど飴を擁護する芸人は漫才でも飴を舐めるのか?」という素朴な疑問のツイートに納得
熊本の市議が議会中にのど飴を舐めていた問題が、思いのほか反響が大きく海外にまで広がっています。
正直、内容的にはどうでもいい話なのだが、ひとつ気になるツイートを見つけた。
熊本県の市議の、のど飴の問題で
芸人さんが、喉の調子が悪いと聞き取りずらくなって失礼にあたるから問題ないと言ってたが
漫才で喉の調子が悪い時に飴舐めながら漫才するのか聞いてみたい。
議員の登壇と芸人の舞台は同じじゃないのかな?— ダメ人間まっしぐら(笑) (@dameponz) 2018年10月4日
内容は、報道に対し、芸能人などが市議の擁護に回る発言をしていますが、舞台やテレビの前で飴を舐めながら出演するのか?といった疑問で、最後には「議員の登壇と芸人の舞台は同じじゃないのかな?」と締めています。
なるほど、言っている意味はごもっともかもしれません。
ニュースキャスターにも同じことが言えますよね。
問題自体に関しては、少し大げさに騒ぎ過ぎで、市議もひとこと入れるか、話す前に飴を一時出すといった気遣いがあってもよかったと思います。
『ダメ人間まっしぐら』さんが言っているのは、市議を擁護している側に人たちに向けて疑問を投げかけているようです。
こういうとき、「海外では~」という話をよく聞くが、なんでもかんでも海外引き合いに出すのもいかがなものでしょう。
例えば、日本では麺をすするのは当たり前であるが、欧米ではマナー違反であるように、日本では昔からものを口に入れて話をするのはマナー違反とされています。
私も食事中には「飲み込んでから喋れ」とよく怒られたものです。
海外ではどうか知りませんが、お国柄というか、文化の違いというものがあるのです。
どこかのフリーアナウンサーが「イギリスでは、咳き込むメイ首相がのど飴をもらってた」と言っているが、「だからどうした?ここは日本だ」といいたい。それに、ケースも全然違い、メイ首相の場合は身内の党大会で咳き込んでから手渡されていました。
問題は、注意喚起で議会内でこのような些細なことを収められず大事にしてしまった議会と、自分のルールで一言もなく飴を舐めて登壇し話した市議のモラルである。
ツイート主からいうと、このフリーアナウンサーも「ニュースを読むときに飴を舐めるのか?」ということになる。そうでないのならダブスタということになるのでしょう。
「飴ぐらいいいじゃないか」という人は、自分に置き換えて、メディアに露出する人はテレビに出る時飴を舐めるのか?社会人なら会議のプレゼンの時に飴を舐めるのか?接客で飴を舐めるのか?と自分に置き換えてなくてはいけませんね。それでも「舐めるよ」という人だけ市議に賛同したらいいと思います。
この市議は以前も子供を勝手に議会場に連れてきて問題となりましたが、この時も断りもなく行動しています。前回も今回も自分のルールで断りもなく行動を起こしています。熊本市議会のやり過ぎは確かに責めるに値しますが、問題の市議の勝手な行動を擁護する意見には納得できません。