中村時広愛媛県知事と野党(蓮舫議員)は近しい?ならば執拗に関与してない中村知事を野党が国会招致に働きかけるのもうなづける

柳瀬唯夫元総理秘書官の国会参考人招致で追及しきれなかった野党に同調する形で柳瀬氏の答弁に対し異を唱えた中村時広愛媛県知事でありました。
中村知事5月10日の会見

中村知事5月11日の会見

※会見の詳細については愛媛県庁ホームページ「知事記者会見録」をご覧ください

愛媛県知事として職員のプライドを守るのは当然であります。知事の発言もわからないではないと思いますが、私としてはここまで過剰に反論することにいささか違和感を覚えました。

柳瀬氏の答弁では、愛媛県職員にあっていないとは言っていません。あくまでも記憶にはないという事で、名刺を提示してまで反論するものだろうかと思いました。

名刺があったのならば、この問題が持ち上がった時点で名刺をマスコミに提示して、職員が柳瀬氏と接見していることを証明していれば事態はもう少し違ったかもしれません。

ここで、もうひとつ違和感を持ったのは、最初にメモで次に名刺。

証拠と言われるようなものを小出しにするやり方は、延々と政権を追及する野党のやり方に酷似するものだと思ってしまいました。考えてみたら中村知事は今でこそ無所属でありますが、日本新党・新進党の出身でありました。

日本新党ではあの蓮舫氏を政界に導きいれた手塚仁雄氏と1993年に同期で当選しています。

中村時広知事のプロフィール

中村 時広(なかむら ときひろ、1960年1月25日 – )は、日本の政治家。愛媛県知事(公選第17・18代)。松山市長(第27・28・29代)、衆議院議員(1期)、愛媛県議会議員(1期)を務めた。

生年月日 1960年1月25日(58歳)
出生地 日本 愛媛県松山市
出身校 慶應義塾大学法学部法律学科
前職 三菱商事従業員
松山市長
所属政党 (日本新党→)
(新進党→)
無所属
称号 修士
法学士
公式サイト 愛媛県知事 – 中村時広 オフィシャルウェブサイト

中村知事とはどのような人物なのでしょうか。

一言でいえば“勝ち馬に乗る”のが上手な人

 メディアも安倍政権に矢を射る「ホワイトナイト」のような扱いだが、彼こそ県から加計学園に3年間で総額31億円もの補助金をポンと渡すことを決めた張本人だ。
「加計学園の獣医学部誘致は加戸守行前知事からの引き継ぎ案件で、中村知事は仕方なくやっているムード。一時は誘致を断念し、今治市にサッカー場建設を提案したほど。問題浮上後は、よほど関わりたくないのか、発言を控えてきました」(愛媛県政関係者)
 急にイケイケになった思惑は、中村知事の生き方を知れば理解できる。父は元松山市長の時雄氏。幼稚舎からの慶応ボーイで慶大法学部を卒業後、1982年に三菱商事に入社。93年の衆院選で新党ブームに乗り、日本新党公認で初当選を果たした。96年に落選するも、

99年には“親の七光”で松山市長選に勝利。2010年の知事選で3期12年務めた加戸前知事の後継候補の座に収まり、当選した。

今治市在住で「モリカケ共同追及プロジェクト」の黒川敦彦共同代表が言う。
「一言でいえば“勝ち馬に乗る”のが上手な人。市長時代から人気絶頂だった橋下徹前大阪市長に接近し、県知事就任後は地域政党『愛媛維新の会』の立ち上げに関わりました。機を見るに敏で、今年11月に県知事選を控え、『この政権は持たない』と踏み、加計問題で“道連れ心中”はごめんと突き放し、火の粉を振り払っているのでしょう。前回知事選は自民県連の推薦のほか、共産以外の全政党の支援を受け圧勝した。地元選出で自民の塩崎恭久前厚労相とは犬猿を超えた仲ですが、常に対立候補擁立を模索する塩崎氏自身に人望がなく、見込みは薄い。そんな自民県連の足元も見ているはずです」
 決して正義感だけで、政権に弓を引いているわけではなさそうだ。ー2018.4.14夕刊ゲンダイー

加計学園の問題で与党は野党の追及を行けている立場で、ここで政権を擁護する発言を行えば、今年の県知事選に影響があると踏んだのでしょう。

中村時広知事と検索すると左翼というキーワードが出てきます。

ネットでも中村知事は「反日左翼なのではないか?」という話があがっています。

おそらく、日本新党出身という事だと思いますが、他にも

・2009年に民主党を支持していた。

・2014年では共産党を含まない自民党以外に野党の支持を受けた。

・今回の会見のように加計学園問題で自民党に弓引くような発言をした。

であります。

これだけで左翼と断定するのはいささか無理があると思われますが、右側の方々の怒りをかった事は間違いないのでしょう。

しかし、中村知事が蓮舫議員と共謀しているという話も出ています。

蓮舫氏と言えば、冒頭で述べたように、2004年7月、手塚仁雄氏の誘いで民主党から第20回参議院議員通常選挙に出馬し当選(Wikipediaより)。その手塚氏と中村知事は日本新党の同期であります。蓮舫氏と中村氏は非常に近い間であることがわかります。

手塚仁雄:大学卒業後、細川護煕が結党した日本新党に入党。1993年東京都議会議員選挙に目黒区選挙区から出馬し、当時最年少で初当選を果たした(Wikipediaより)

蓮舫氏のツイート


この投稿では蓮舫氏の誤字に対してツッコミのコメントが多数寄せられてますが、ここではあえてコメントしません。

加戸氏は獣医学部を愛媛県に誘致するため関与しているし、八田座長も国家戦略特区ワーキンググループのヒアリングなどを行うなど関与していると思われます。

中村知事を呼んでいったい何を聞くつもりなんでしょう?中村知事も「国会に招かれれば応じる」と言っています。しかし、関与してない人が何を語るのでしょうか?

・2017.04.11 時事通信
愛媛県知事の発言要旨=加計学園問題

 -当時、面会についてどう報告を受けたか。
  3年前なので全部は覚えていない。ただ、国に非常に積極的、前向きに取り組んでいただいているという感触は得ていた。

 -首相の関与は。
  本当に分からない。コメントしようがない。

 -政府関係者が面会記録を持っていた理由は。
  複数の機関に熱意を伝える時に、ぜひよろしくという形で使った可能性は否定できない。説明資料としてだ。

 -担当職員は柳瀬氏と面会したのか。
  相手先のことについてコメントはできない。ただ、県庁の職員は本当にまじめだ。職員の上げてきた書類を私は全面的に信頼している。

 -柳瀬氏は会ったことはないと主張している。
  コメントできない。

 -担当職員は首相の意向が働いていると認識したのか。
  そういう質問までしていないから、分からない。

 -柳瀬氏は「首相案件」との発言はあり得ないとも説明している。
 どういう発言をしたかも知らない。国は正直に言ったらいいのではないか。http://wachauf.cocolog-nifty.com/blog/2018/04/5-4fbb.html

4月の時点ではこの程度の発言しか出来ていません。

枝野幸男代表も辻元清美氏も、中村知事の国会招致拒否に対して異様に批判の姿勢を見せています。

実にわかりやすいです。

野党が躍起になるっていう事は中村知事の発言が野党にとって有利な発言を得られる打算があるからです。

蓮舫氏のツイートを見てください。加戸氏と八田座長はどちらかと言えば政権に有利な発言となりました。

ここまで言えば察することが出来ると思います。

関係のない中村知事を執拗に国会に承知するよう働きかけるのは野党に都合がいい。

中村知事も今のまま政権よりにいて加計問題をひきづっていれば11月の知事選に支障がきたすから、ここはスタンスを変え反政権に回った方が利があると踏んだのでしょう。

お互いの利害が一致し、立憲民主党と中村知事を取り持つのが蓮舫氏であり手塚氏であることは容易に想像がつきます。

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