長崎県議会の宮内雪夫議員が理事長の社会福祉法人「長崎博愛会」を私物化。寄付の強制と法人の資金を流出の疑い

議員が“私物化”？ 福祉施設で何が

長崎県議会の議員が理事長を務める社会福祉法人が、運営する施設で働く職員から毎月の給料日などに職場で寄付を集めて議員に献金をしていたことが、ＮＨＫの取材で明らかになりました。複数の職員や元職員が「職を失うのが怖くて断れなかった」などと証言する寄付集めは、２０年以上前から続けられていて、職員から集めた寄付はおよそ２億円にのぼると見られます。取材を進める中で見えてきたのは社会福祉法人が議員に“私物化”され、政治活動に利用される実態でした。https://www3.nhk.or.jp/news/web_tokushu/2018_0222.html

長崎県佐世保市の社会福祉法人「長崎博愛会」の理事長を務めるのは長崎県議会の宮内雪夫議員（８４）で県議会議長も務めるなど当選12回を超える大ベテランであります。

寄付は毎月２５日（給料日と思われる）と７月と12月は２回（ボーナス月と思われる）に寄付されている。署名は施設職員で１００名もの名前が挙がっている。
寄付で集まった金額は２７年の1年間で950万円で、20年前からこの寄付は続いているという。
NHKの取材では

「施設では幹部職員らが給料日に封筒を配って寄付を集めている」
「みんな払っているのでとても断れる雰囲気ではない」
「１０年以上前から寄付を払わされている」
「事情もよく分からないまま寄付の申し込み書を書かされた」
「仕事を失いたくないので、しかたなく納めていた」
「寄付が遅れると幹部に催促された」

などの発言が集まり、もはや寄付でなく強制的なものであることがわかる。
政治資金規正法による制限は、 何人も政治活動に関する寄附に係る寄附のあっせんをする場合において、相手方に対し業務、雇用その他の. 関係又は組織の影響力を利用して威迫する等不当にその意思を拘束するような方法であっせんに係る行為をして. はなりません(法第22 条の7①)。 寄附のあっせんをする者は、いかなる方法をもってするを問わず、寄附をしようとする者の意思に反してその者の賃金、工賃、下請代金その他性質上これらに類するものからの控除による方法で寄附を集めてはなりません。

政治資金規正法 の あ ら ま し – 総務省

総務省｜なるほど！政治資金 政治資金の規正

また宮内議員は同施設職員から寄付を募るだけでなく、後援会活動や選挙活動の政治活動にも利用し施設を私物化していたばかりでなく、職員を議員秘書として施設の人件費を議員の秘書給与に充て、法人の資金を流出させていた疑いも出ています。
酷いもんです、特に地方議員の不正やスキャンダルは毎年後を絶ちません。

５ちゃんねる　http://asahi.5ch.net/test/read.cgi/newsplus/1518208451