山本太郎氏「子宮頸がんワクチンは危険!」とデマを吹聴!支持者の医師や世界保健機関から論破される

れいわ新選組代表、山本太郎氏が医療デマを吹聴し、れいわ新選組支持者を含む医師たちから批判を受けている。

いったい何が起きているのか。

山本氏、子宮頸がんワクチンを否定

山本氏は、子宮頸がん予防ワクチンが深刻な副作用を起こすとし、山本氏は、即時の接種中止を訴えている。(参考

10月18日の街頭演説でも、山本代表は、子宮頸がんワクチン不要論をぶち上げていた。

山本氏は、質問主意書でも、このワクチンの件を追及しており、その熱意が伺われる。

しかし、これに対し、支持者の中から心ある医師たちが立ち上がった!

立ち上がる、山本太郎支持者の医師たち!

例えば、内科医、感染症医、漢方医であり、多数の著作で知られる岩田健太郎氏は、山本太郎氏を支持する呟きを過去にしていたが、このワクチンの件が騒がれてから態度を一変させた。

山本太郎氏の主張は、デマに基づく政策であり、再考を迫っている。

また、子宮頸がんの専門医である、たぬきち氏も「アジテーターとしての山本太郎は問題があると思うが、ALSという難病を有する方が議員になったっていいと思う」と無党派層だが、山本氏の行為は「間接的な殺人」と強く批判。

この子宮頸がん予防ワクチンに対しては、WHOの研究所も、山本氏の主張はデマであるとの声明を発表している。

WHO研究所「子宮頸がんに関する根拠のないうわさにより30万人が死亡!」

山本氏をはじめ、子宮頸がん予防ワクチンに対して否定的な人物は世界的に多い。この状況を見るに見かねて、WHOの研究所が声明を発表した。

世界保健機関(WHO)本部直轄の研究所「国際がん研究機関(International Agency for Research on Cancer、IARC)」は声明を発表し、「根拠のないうわさ」が世界で毎年30万人以上の女性が死亡する原因となっている子宮頸(けい)がんの減少を妨げており、主な発症原因であるヒトパピローマウイルス(HPV)の感染を防止するワクチンについて「有効性と安全性をはっきりと確認している」と訴えた。

引用元 子宮頸がんワクチン、「根拠のないうわさ」が接種妨げ WHO研究所

WHOは、「有効性と安全性をはっきりと確認している」とし、また、「(有効性がない上に危険という)根拠のないうわさ」が予防の妨げになっており、そのせいで毎年30万人以上もの女性の死者が出ているというのである。

まさに山本氏も、この30万人以上もの女性の死亡に責任を負っているのである。

なお、アメリカの疾病対策予防センター(CDC)も、子宮頸がん予防ワクチンの有効性を認めている。(参考

山本太郎氏の主張により、日本は後進国に!続出するがん患者

山本氏のような主張が流布された結果、日本の子宮頸がん予防ワクチンの接種率は、大幅に低下することになった。しかも、これは世界最低ランクなのだ。

厚労省は2013年の6月14日にワクチン接種の勧奨を中断しました。その結果、ワクチンの接種率は1%未満に激減しました。

世界をみると「世界の常識は日本の非常識」の状態にあります。世界での120以上の国々でHPVワクチンの接種が行われています。オーストラリアでは14歳から15歳の女の子の2016年における接種率は78%です。

引用元 世界の常識は日本の非常識? 子宮頸がん予防「HPVワクチン」接種率に大きな開き

オーストラリアでは接種率78%なのに、日本は1%以下なのである。


自称「国会の野良犬」を謳っていたが、立憲民主党枝野代表は、別の呼び名を使っていた。

それは

ピンクの羊

である。(参考

「ピンクの羊」こと山本太郎氏の子宮頸がん予防ワクチンに対する主張は、WHO研究所や彼の支持者からすら否定された。

山本氏は、WHOの研究所の声明をどのように捉えているのか。もし、WHOの声明を否定するのであれば、それ相応の科学的な根拠が必要だ。科学的根拠に基づく主張ができないのであれば、謝罪をし、これ以上、WHOがいうところの「根拠のないうわさ」を振り撒くことをやめ、政治家業を辞めるべきだ。

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