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パワハラの森ゆうこ参議院議員の主張する「機密漏洩」「言論封殺」は的外れ。というかこれは単なる嘘つき。オウム真理教化する国民民主党と立憲民主党

森ゆうこ参議院議員が官僚へのパワハラが批判される中、野党側は必死の論点ずらしを行っている。これは論点ずらしと言えばまだ聞こえが良いが、これは単なる嘘つきの所業だ。

官僚達による告発は、森ゆうこ参議院議員が、質問通告を遅らせたことで、台風直撃の寸前の深夜にまで役所に拘束したことの告発であり、その内容を漏洩させたわけではない。にもかかわらず、森ゆうこ議員、立憲民主党は「機密漏洩」「言論封殺」だと主張している。挙句の果てに、告発した官僚を特定するように内閣府を恫喝する始末。ヤクザと同じだし、頭が本当に悪いか嘘つきかのどちらかだ。

「無礼だ!」「機密漏洩だ!」と騒ぎ立てる、両民主党

10月18日、国民民主党と立憲民主党は、ツイッターで公開された森ゆうこ参議院議員の質問通告が度重なって深夜まで官僚を拘束していた証拠画像(質問通告)に対し、省庁からの内部漏洩の可能性が高いとして、提供者のツイッターのアカウントを特定するよう内閣府に強く求めた。もちろんこれな、拘束された官僚が告発したので情報元はそこであるのは明確だ。でもこれは告発であり、情報漏洩ではない。なぜなら、すでに前述したが、内容は漏洩していないからだ。

証拠画像として公開された画像。森ゆうこ議員の質問内容が最終的に24:25まで確定せず、多くの官僚が徹夜させられたことを示してる。明確な証拠だ。

野党側は、内容の一部を、官僚が民間人の国会参考人に対し、事前に問い合わせていたことも内部漏洩として批判した。そして、民間人にも情報漏洩の罰則を設ける法律まで提案したという。

また、国民民主党の大幹部、原口一博衆議院議員は、証拠画像の質問通告の以下の書き込みにも「ようやく」「意味不明」とは何事か!官僚のくせに無礼だ!噛みついた。

「ようやくですが、森議員からの15日(火)9時からの質疑通告の要旨が参りました。意味不明な文言も入っておりますが、これから事務所に連絡して確認してまいります」

しかし、深夜0時を過ぎてきた、それも台風直撃寸前の質問通告の最終版であれば、「ようやく」というのは当然の表現だ。また、意味不明な内容を意味不明と書くことが間違っているというのは異常な発想だ。

今回、森ゆうこ擁護の急先鋒の原口一博氏の発言が信用できないことを示す過去。

野党側の主張は、いずれも的外れ!そもそも質問通告内容は「秘密」ではない

さて、官僚を怒鳴りつけ、廊下の外にまで声が響く、野党のパワハラの中、内閣府はいずれも法的に問題ないとの見解を示したという。これは正しい回答だ。

まず、証拠画像については、参議院事務局が予算委員会の出席者に配布した議事進行表でしかない。つまり、国家公務員法第100条が定める「秘密」ではないのだ。何故ならば、法律で定められている「秘密」とは、以下のものだからだ。

・非公知の事項であって、実質的にもそれを秘密として保護するに値すると認められるもの。
・外交交渉に関する情報、入札情報、個人情報など外部に漏れると国や個人の利益を著しく侵害する事項や、事前に内容を漏らすことが行政の遂行を阻害する事項。

どこからどう見ても、最初に紹介した画像が非公知とは認められないし、国家や個人の利益を著しく侵害するともみなせない。百歩譲って、仮にそうであったとしても、国家公務員法は「犯罪行為の事実などは内部告発の範疇」としており、今回の官僚の情報発信は森ゆうこ議員のパワハラという犯罪行為の告発であるので合法である。

そもそも「悪夢の民主党」のメンバーは、ちゃんと法律とか社会常識とかを勉強してもらいたいものである。

地方議会では、質問内容は事前に公開されているところも多い。これこそ、事前の質問内容が非公知ではない証明だ。秘密事項などではないのだ。

野党の官僚へのパワハラは毎度の事。

民間人の国会参考人に事前説明するのは当然であり、合法!

また、内容の一部が、民間人の国会参考人に対し、事前に役所が問い合わせていたことも同様に合法である。以下は言論プラットフォーム・アゴラに現役の官僚が寄稿した内容だが、その通りだ。

参考人に対して主管省庁が窓口となって連絡することは自然であり(政府外でも日銀等は国会に対する窓口があるようだが)、その際、民間人である参考人になぜ貴重な時間を割いて対応してもらう必要があるのか、質問内容に照らし説明するのは合理的と言える。

引用元 【霞が関の声②】検討に値する質問内容でも政府側の負担に配慮を

国会参考人として民間人が出席するのは義務ではない。また、きちんとした答弁の為には事前説明も必要である。であるならば、質問内容を説明するのは当然だ。

こうなってくると、別の疑念が沸き起こってくる。

つまり、森ゆうこ参議院議員が考えていたのは、まともな審議などではなく、台風下で官僚がしっかりとした対応ができず、相手に答弁の準備が十分にできないようにし、相手を立ち往生させて怒鳴りつけ、貶めたかる、というのが目的であったということだ。しかし、これは官僚のしっかりとした対応のため、また告発のために頓挫してしまった。よって質問をばらしたと八つ当たりしているのではないかということである。

もしこの推測が当たっていたとしたならば、これは犯罪行為に等しいと言えよう。

この疑念を皆さんに投げかけたい。

特定秘密保護法に反対しておいて、より強力な機密保護法を要求する矛盾

最後に、野党側の主張がもっとも無茶苦茶なのは、今回の件を受けて、民間人にも機密漏洩を禁じる法律を作れと主張していることだ。いったい、どういう憲法上の根拠で、民間人に対し、それも些細な公知の事実への守秘義務を課すのか。

特定秘密保護法制定時に、あれだけ騒ぎ立てのが今の民主党の残党の野党なのに、今度は、それをはるかに超えるような内容の法律を主張するとはいったい何を考えているのか。野党の本質が恐怖政治を指向しており、逆らう者は弾圧し、従う者は違法でも合法と見なすものであることがよくわかる。

特定秘密保護法に対し、「悪法」「知る権利の阻害」と一致団結して反対していたのが民主党の皆さんだ。


このように、森ゆうこ議員、そして、それを擁護する立憲民主党と国民民主党の主張が法的に的外れあるばかりか、彼らには真面目な政策論争をする気もなく、自分が満足できる政治と恐怖政治をやりたいだけだとよくわかった。国民のことなど目線に全く入っていない。

かつてのオウム真理教は、サリン事件や拉致事件などの数々の犯罪行為を糾弾されれば宗教弾圧だと騒ぎ立てて、論点をすり替えた。一部のマスコミも、それに協力した。そして、影では恐怖政治の実現を目指していた。

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