9年前の蓮舫さん
「二子玉川なんて治水やる必要ないじゃん」
この話、早く終わらせましょう。これは、現実的な話だと本当にお考えでしょうか。
二子玉川沿いを視察に行かせていただきましたけれども…
住宅、人口密集地だからやりたいという思いはわかるんですが、優先順位が違うと私は思うんですが
蓮舫参議院議員「二子玉川なんて治水やる必要ない」→今月、大氾濫し、街が水没。民主党政権が治山治水予算を6割も削った結果
蓮舫参議院議員が、またやらかした!
今回の台風19号で二子玉川が大氾濫し、二子玉川の街は水没してしまった。ただ、これはやらかしたでは済まされないことだろう。「殺人未遂」と言われても仕方がないのではないか?
2010年の事業仕分けで、蓮舫氏は、二子玉川を視察した上で、堤防の優先順位は低いと発言していたのだ。
蓮舫参議院議員「この話、早く終わらせましょう。優先順位が違うと私は思う」
今、以下の動画が話題になっている。2010年10月28日の事業仕分けでの蓮舫さんのあばれぶりである。
この動画において、蓮舫さんはどや顔で何を言ったか。
この話、早く終わらせましょう。
200 年に1回の災害が来るかもしれないからスーパー堤防を整備したい。
200 年に1回というのは明日来るかもしれないから、百歩譲ってその前提は納得するんですが、そのために400 年かからないと全部完成しない、それで今から12兆かかる。
これは、現実的な話だと本当にお考えでしょうか。
つまり他方で、奄美のような本当に悲惨な水害で本当に町ごと大変なことになってしまっている。
今、スーパー堤防をやろうとしているところは、二子玉川沿いを視察に行かせていただきましたけれども、既に堤防が整備されて、その上でまちづくりという機会があれば、更にスーパー堤防化しよう、ダブルで大切にしている。
つまり、住宅、人口密集地だからやりたいという思いはわかるんですが、優先順位が違うと私は思うんですが、いかがでしょうか。
引用元 https://blog.goo.ne.jp/toride727/e/85d0cd9930d8438291f2d84e765f8569
そもそも、建設に400年かかるというのは、この会議で国土交通省が説明しているようにデマなのだが、ポイントは以下である。
・蓮舫参議院議員は、二子玉川の視察をしている
・そこで、既に堤防が整備されていると思い込んでいる(実際の堤防は途切れていた。)
・その上で、蓮舫さんと民主党政権は、優先順位が低いと政治決断をした
そして、2019年、二子玉川を横断する多摩川は、堤防が建設されていない部分から大量の水と土砂があふれ出し、街を侵略した。
水没した、二子玉川の街
ご覧いただきたい。これが堤防を作らなかった街の姿だ。
蓮舫氏達が無駄なことをしなければ、こうならなかったかもしれない。まさに八ッ場ダムがそうであったように。
そして、こうした危惧は事業仕分けの場で、官僚たちは必死に伝えていた。
蓮舫議員達が無視した、官僚達の警告
先ほど紹介した議事録を見ればわかるが、官僚達は、全国6河川で 224km 、それも順次建設するとしており、何も全国作るとは何も言っていないのである。
しかし、蓮舫議員達は、200年もかかる!いらない!と繰り返していたのだ。
たしかに、今回の部分はスーパー堤防の部分ではない。だが、蓮舫議員達が治山治水対策を軽視したのは事実である。彼らが自民党政権と同じくらい熱心であれば防げたはずだ。
そして、蓮舫議員が堤防が存在していない二子玉川の多摩川を見て、大丈夫だと誤った判断をして、今月二子玉川が水没したのは事実である。
その意味で、蓮舫議員は、二子玉川の水没に大きな責任がある。
繰り返される民主党水害!
そして、民主党に大きな責任がある水害は、これだけではない。
以前もご紹介したが、西日本大水害も民主党政権のせいだったのである。
この原因は、民主党政権が治山治水対策をいっせいにやめたからである。これは河川改修事業費と地滑り対策の推移を見ればわかる。
民主党政権は、治水事業の予算を6割以上もカットしていたのだ!
【河川改修事業】
◆平成19年度(第一次安倍政権)5,358憶9千1百万円
◆平成20年度(福田政権)5,053億6千1百万円
◆平成21年度(麻生政権)6,542億3千万円
【民主党政権】
◆平成22年度 (鳩山政権)2,577億9千5百万円
【地滑り対策費推移】
◆平成19年度(第一次安倍政権)223億2千万円
◆平成20年度(福田政権)209億3千8百万円
◆平成21年度(麻生政権)273億3百万円
【民主党政権】
◆平成22年度83億9千8百万円(鳩山政権)
これで水害が多発しない方がおかしい。
いま私たちを襲う災害は、民主党政権の責任なのである。治山治水は子育てと同じで、一度停止すれば、また間違えれば、それを修復する時間は大きくかかるのである。それは時間もそうだし、人材の育成や保存も含まれる。
八ッ場ダムが良い例で、一度停止した巨大工事を再起動するのに中止した期間以上がかかってしまい、今回の台風で何とか試験中にこぎつけ、ぶつけ本番で関東を守った。
この民主党政権がぶち壊した治山治水事業を財政とのバランスを見ながら修復していくサイクルを止めてはならない。その意味で、安倍総理の四選は必須と言えよう。
「悪夢の民主党政権」は決して忘れてはならない。
立憲民主党は、名前が違うだけの同じ政党である。
また、現在批判されているが、そうした民主党政権を批判し、国土強靭化政策を推進したのは、現在の自民党の二階幹事長である。
言葉よりも中身をよく見て物事を判断すべきである。