山本太郎の後援会長は、「2016年、東京は放射能で壊滅する!」「娘の味噌を食べれば放射能も大丈夫!」の広瀬隆!しばき隊も認めるユダヤ陰謀論者!
山本太郎代表の後援会長は、広瀬隆氏だった。この広瀬隆氏は1980年代に反原発活動を熱心に行い、1990年代にはいるとユダヤ陰謀論の「聖書」を執筆し、東日本大震災を契機に「反原発活動」「放射能デマ」を再開した人物である。
週刊新潮が暴いた、山本太郎後援会長の正体!
2013年9月26日の週刊新潮が暴いた内容によれば、現在はれいわ新選組代表の山本太郎氏の後援会会長は「反原発派の旗手」と呼ばれる広瀬隆氏だという。
まずは事実関係を紹介しよう。2013年8月7日、週刊新潮が山本代表の離婚騒動を紹介したこの日、反原発派の間に「広瀬隆です。山本太郎さんを守るために、後援会を設立することにしました」という内容のメールが駆け巡ったという。そして、その会長に広瀬氏がつくという内容であった。
しかし、この広瀬氏は、アノしばき隊ですらドン引きするという、山本代表とお似合いのトンデモ人物だった。
ユダヤ陰謀論の『トンデモ聖書』を執筆
しばき隊の後継団体であるC.R.A.C.さんが、広瀬隆氏に「ユダヤ陰謀論の元祖」だと見なして、激怒している。
パレスチナ支援の関係からか、もともと左派にはユダヤ陰謀論者が多く(太田竜から広瀬隆〜きくちゆみのライン)、そうしたもののバリエーションが田布施陰謀論のような感じがします。ユダヤ陰謀論の類型をそのまま在日にあてはめている。 https://t.co/5KFeXyqyQD
— C.R.A.C. (@cracjp) August 20, 2019
あのしばき隊のみなさんですら、呆れてしまうのが広瀬隆氏だが、この評価は正しい。広瀬氏は、1990年代に「赤い楯」という全四巻のユダヤ陰謀論の書籍を出して、これはわが国におけるユダヤ陰謀論の基本的な参考文献として大ブームになったからだ。
しかも、その内容がひどい。第四巻の概要を見てみよう。
「温室効果をおさえるには原子力が必要である」と主張し、その安全性を強調し続ける原子力産業。しかし、そのシンジケートがどのような細胞によって構成されているかを、我々は知らなければならない。バチカン、ジャーナリズムの支配構造、スイス銀行の秘密口座。ベールに包まれていた世界に次々とメスを入れた著者は、最後に我々をロンドンの或る秘密クラブに誘う。
引用元 赤い楯 ロスチャイルドの謎4
原発の安全性と必要性が声高に各方面で主張されたのは、ローマ教皇、ジャーナリズムを支配構造、スイス銀行の秘密口座が絡んでおり、全てはロンドンの或る秘密クラブの仕業だったというのである。
今どきの漫画でも使わないような、古臭い陰謀論だが、広瀬氏は、全四巻1700ページもかけて、ユダヤのロスチャイルドの陰謀なのだという論を展開しているのだ。さすがに、しばき隊ですら、どん引きするのは当然だ。
「2016年夏までに東京は、放射能によるガンで壊滅する!」とデマを吹聴
広瀬氏の大罪は、まだある。東日本大震災が起きると、ユダヤ陰謀論から反原発運動に回帰し、「正しくパニックになろう」などと珍説を標榜し、放射能による不安を煽り出した。極めつけは、2015年5月に、「あと1年で東京は、福島第一原発事故の放射能で壊滅する!」という内容の書籍「東京が壊滅する日」まで出した。
2011年3~6月の放射性セシウムの月間降下物総量は「新宿が盛岡の6倍」、同期間、甲状腺癌を起こす放射性ヨウ素の月間降下物総量は「新宿が盛岡の100倍超」(文科省2011年11/25公表値)。この秘密が第三章にある。最大の汚染となった阿武隈川の河口は宮城県にあり、大量の汚染物が流れこんできた河川の終点の1つが、東京オリンピックで「水泳と水上競技を行うトライアスロン」を予定する東京湾。世界人口の2割を占める中国も、東京を含む10都県の全食品を輸入停止にしている&数々の身体異常と白血病を含む癌の大量発生が日本人の体内で進んでいる今、東京オリンピックは本当に開けるのか?
引用元 東京が壊滅する日
広瀬氏は、2015年夏にこういう内容の主張をしていたのだが、その後、2016年夏になっても、がん患者は多発していないし、もちろん、東京も壊滅していない。そして、広瀬隆氏は、諸方面から突っ込みを受けたが、ダンマリしたままである。
まさしく、山本代表が放射能デマを撒き散らしながら、その責任を一切取っていないのとそっくりだ。まさに似合いの政治屋と後援会長である。このような風評被害でどのように地元の人が被害を被ったことか。彼らは、こうした現地の人々のことを考えたことがあるのだろうか?
「放射能には、娘の自家製味噌が効く!」と霊感商法で金集め
広瀬氏がさらに最低なのは、これだけ放射能デマでパニックを煽りながら、それで金儲けしようとしていたことだ。
広瀬氏は、ある講演会で二時間近くも放射能デマで恐怖を煽った挙句、「子供を放射能から守るには、ヨード剤もあるが、これは副作用がある。私の娘が作っている、自然酵母の自家製味噌ならば放射能に効く。自然酵母の味噌でなければ駄目だ。広島の原爆の際も味噌が効いた。」と無茶苦茶な主張を行った上に、娘の店の宣伝まで行った。
倫理観もへったくれもない。最低の人物だが、こういう人物が山本代表の後援会長なのだ。繰り返しになるが、お似合いのコンビだ。