GSOMIA破棄に、ダンマリで逃亡した枝野代表。そして、蓮舫が反枝野・福山へ動く!!

米政府も「失望した」と表明し、さらにその言い訳について「文政権は嘘をついている」と強い批判を行った、韓国による一方的なGSOMIA破棄問題。自民党の二階俊博幹事長、公明党の山口那津男代表等の与党からは批判が相次いだ。国民民主党の玉木代表も韓国政府を批判した。

しかし、ここにダンマリしている野党第一党党首がいる。立憲民主党の枝野幸男代表だ。彼はTwitterなどで、韓国政府のGSOMIA破棄について一切触れないばかりか、マスコミからコメントを求められると「(逢坂)政調会長の談話の通りだ」と逃げた。

一方、立憲民主党の参議院のドン、蓮舫氏は、韓国を強く批判し、枝野代表らと異なる見解を表明。これまで指摘されてきた枝野VS蓮舫の戦いが表面化してきている。

GSOMIA破棄!しかし、枝野代表はダンマリ!頭にあるのは政局と選挙だけ

8月22日午後、韓国政府はGSOMIAを破棄すると発表した。

しかし、この日の枝野代表は国民民主党との統一会派について呟いただけだった。枝野代表が、国内政局、それも野党内での主導権争いにしか関心のない人物ということがよくわかる。

既に、22日には、米国のポンペオ国務長官や自民党の衛藤征士郎外交調査会長等が批判するコメントを出し、玉木代表ですら追随していたのだが、枝野代表は関心が全くないか逃げたのだ。

翌23日は輪をかけてひどい。枝野代表は、埼玉県知事選や仙台市議選についての呟きばかりだったのだ。

枝野代表は選挙のことしか頭にないようだ。

そして、三下の逢坂誠二政調会長の腰抜け談話をコメントもなしに紹介しただけ。ひどい有様だ。

24日は、もっとひどい。岩手県知事選等の選挙の話しか呟いていない。

枝野代表は、選挙のことしか頭にない政治屋と言われても仕方がない振る舞いをしているのだ。

当然、記者団からは枝野代表にコメントを求める声が殺到したが、枝野代表は、国会内で記者団に「(逢坂)政調会長の談話の通りだ」と言い張るだけ。(参考

これほどの外交上の重大事にもかかわらず、コメントは政調会長任せで、自分の見解を述べられない枝野代表には、外交センスもなければ、知見も皆無だとよくわかる。

立憲民主党の談話も酷い内容だった!

さて、その枝野代表が繰り返した、逢坂政調会長による「談話」の中身は何だったのか。

(略)韓国政府の姿勢は、決して容認できるものではない。米国政府にとってもGSOMIA破棄など望む状況であるはずもなく、今回の決定で利益を得る国がどこなのかを考えても、今回の決定は極めて遺憾であると断ぜざるを得ない。

今後、韓国政府に再考を促すことはもちろんであるが、日本政府においては、様々な背景や理由はあっても、こういう状況だからこその冷静な対応が求められる。日韓両国政府がこれ以上お互いに国民感情を煽り立てても、何ら利益はない。様々な困難を伴おうとも、両国政府が真摯な対話を行う姿勢に戻るよう、強く求めるものである。

立憲民主党政調会長は、宇宙人襲来を懸念している。

引用元 【談話】韓国政府によるGSOMIA破棄決定について

「容認できない」「遺憾」といった弱弱しい言葉を書き連ねた上に、日本政府に冷静な対応を求めるというトンチンカンな内容に終始している。

枝野代表ご自身によれば、「談話の通りです」とのことなので、こんなふざけた内容が枝野代表と立憲民主党の韓国によるGSOMIA破棄への見解なのだ。

蓮舫の乱!福山幹事長を参院代表から外し、今度は枝野狙い!?

一方、蓮舫氏は、韓国に対して厳しい態度をTwitterで表明し、左翼の皆さんの総攻撃を受けている。

しかし、これは蓮舫氏が枝野代表を追い落とすための「方便」だとみるべきだろう。政治知新では、過去に蓮舫氏と枝野代表の確執を紹介してきた。(参考1)(参考2

ここにきて、蓮舫派VS枝野派の確執が表面化してきている。8月5日、枝野派NO2の福山哲郎幹事長は、兼務する参院会派代表を辞任する意向を示した。メディアは、参院選での敗北に対し、党内から不満の声があったと報じた。

ここで注目すべきは、参院立民会派の代表が福山氏ならば、参院立民代表(参議院幹事長)は蓮舫氏だということである。党内からの不満の声により、福山氏が参院会派代表を辞任するということは、参院のドンである蓮舫氏が福山氏を見捨てた、もしくは不満を煽ったということを意味している。

そして、今回、蓮舫氏がもともと所属していた野田派が、立民を中心とする統一会派に加わることになり、野田元首相は安倍総理の韓国への対応を称賛すらしている。蓮舫氏の主張は、対韓融和派の枝野一派氏を追い詰めるために、野田元首相と連携してのものとみるべきだ。

別に蓮舫氏がまともになったとかではなく、所詮は枝野代表を追い落とすためなのだ。

まさに「コップの中の政争」だが、このような外交上の一大事に際して、代表はまともに見解を述べられず、政調会長と参議院幹事長が相反する見解を述べる、立憲民主党に公党の資格はない。さっさとご本人には議員も辞任いただき、こんな政党は解散するのが筋だ。

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