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山本太郎「障がい者議員で牛歩戦術をやります!」という趣旨の最低発言。そして、れいわ新撰組として当選した以上、障がい者も権力者であり、税金の私的利用は禁じられるべき。

れいわ新撰組の2人の参議院議員の登院を実現するための、介護費用に対する公金の利用が話題となっている。

しかし、この2人の障がい者は、当選し、参議院議員になった以上は、立派な国家権力者であることを忘れてはならない。国家権力者が自らのマイノリティさに公金を使うことの是非は疑問視されるべきである。

そして、恥ずべきことに、山本太郎氏は、この2人の障害にこそ意味があると、最低の本音を露にしている。

当選した2人は権力者であり、公金の支出を自らの為に優先すべきではない

政治知新は、2人が障がい者だから、参議院議員として不適合とは考えない。むしろ、立派な有権者からの負託を受けた参議院議員と考えているし、それぞれのこれまでの人生に敬意を表する。

だからこそ、一人の政治家として批判は受けねばならない点がある。

彼らは重度障がい者であり、自らが国会議員としての職責を果たすためには介助者が必要だと主張した。ここまでは賛同できる。

2人は国の障害福祉制度で、重い障がいがある人の生活をサポートする「重度訪問介護」のサービスを受けているが、一方で、規則では働き始めると通勤や仕事中にこのサービスを公費で受けられないというのである。

彼らは年収2200万円を受け取り、それ以外にも文書通信費や交通費、秘書給与以外にも様々な手当てを受けられる。しかし、そこからは支払いたくないと主張。れいわ新撰組も負担しないとは公言している。

しかも、彼らは「8月1日までに結果をいただけなかった場合は、私たちは登院することができません」と脅迫めいた主張すらした。結局、参議院事務局が税金から介護費用を全額提供することになった。

これには疑問を持たざるを得ない。そして、そうした声は有識者からも相次いだ。

擁立した政党が負担すべき

経営コンサルタントの尾藤克之氏は、次のような指摘をする。

これは候補者として擁立した政党が知恵を出すべき問題ではないでしょうか。

当選者の2人は重訪問介護のサービスを受けています。働きはじめるとこのサービスは受けられなくなります。介護保険サービスを受けるための限度支給額は要介護度によって異なりますが、限度支給額を上回る場合は全額利用者負担がルールです。

日本国憲法では前文で「日本国民は、正当に選挙された国会における代表者を通じて行動し」と記載されています。また、国会議員は任期中において選挙民の意思を反映した行動をとることが原則となります。そのため多くの特権や手当てが存在します。

特に歳費と手当てに関しては庶民感覚とズレがあるとして多くの意見があります。今回、介護費用に係る費用はすべて血税です。問題提起は必要ですが、可否を含めて慎重が議論が求められます。また、登院をすることは、当然の義務であって、できないことで制度を変えることは好ましくありません。

引用元 国会に登院できない障害者の対応は慎重な議論が求められる

まさに指摘のとおりだ。

彼らは権力者である。そして、人間である以上、何らかの障がいや不得手な面が存在する。その権力者が自らの障がいの為に公金を流用しようとするのは恥ずべき点だ。

例えば、安倍総理は難病を患っており、過去に難病により公務の継続が不可能になったことがある。しかし、安倍総理はその難病の治療に税金を使うべきと主張したことはなかったし、していない。

れいわ新撰組は、公務が不可能になるから税金を投入すべきと主張するが、安倍総理がそのような行動をとれば賛成するのか?また、今後、国会議員が難病や障がいを患った場合、その介護費用や治療費を特別に税金で投入すべきなのか?

もちろん、働き始めた場合、重訪問介護の公費負担がされないという問題は議論の余地がある。しかし、国家権力者が一般市民を差し置いて、自分だけが先に特権を享受するのは、権力者の傲慢であり、職権乱用でしかない。

山本太郎氏と所属議員は、権力者のエゴを追及しており、恥じるべきだ。

山本太郎氏の差別発言

しかも、山本太郎氏は、この2人の障害を政治利用していくと最低の発言をしている。

舩後さんの場合、事前に予定していない言葉のやりとりは文字盤を使うことになるし、それには当然時間もかかる。でも、舩後さんが何を言いたいのかわかるまで、他の議員がじっと待つということも、障害者への合理的配慮に含まれるはずです。

それこそが、国会に重度障害者が入るということの意味なんです。

これまで、『国会議員は健常者である』という前提で作られてきた国会審議のリズムやペースを、これからは2人に合わせていくのが当然になると思うんですね。法案を急いで審議して無理やり通す、というようなことも、もうできなくなる。スローダウンするしかない

引用元 山本太郎語る「れいわ新選組が、重度障害者を国会に送り込んだ理由」

2人の障害が牛歩戦術になるという趣旨の発言をしている。

これこそ、最低の障がい者利用だ。

れいわ新撰組の権力の暴走を許して良いのか?日本国民も、もっと声を上げるべきだ。

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