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共産党の参院比例票が26%ダウン!各地でエース級が討ち死で、支持者も「俺たちは蓮舫の犬じゃない!ふざけるな、蓮舫!」と大激怒!!

7月21日の参議院議員選挙では、共産党もまた打撃を受けた。

共産党の比例票は、近年の参議院議員選挙で最低の結果だった。また、共産党内でエース級、しかも政策通であるたつみコータロー氏や仁比そうへい氏も落選。

比例区での目標議席を7議席としていたが、結果は、現有の5議席すら守れず、4議席になってしまった。

まさに壊滅である。

大きく減らした比例票

日本共産党の参議院議員選挙での比例票は、2013年は515万票、2016年は601万票、そして、今回は442万票。

2013年に比べて15%、2016年比では26.4%も票数を減らした。

一方、自民党の比例票は、2013年が1,800万票、2016年が2,011万票、そして、今年が1,771万票。共産党は自民党以上に票数を減らした。

そして、より注目すべきは得票率。自民党の比例票は得票率で0.54ポイント減だが、共産の比例票は得票率1.79ポイント減。共産党は、その信頼感を大きく減らす結果となった。

無所属詐欺作戦も不発!

今回、共産党は2人の候補を、共産党員のまま無所属候補とする奇策に出た。また、福井県では、野党統一候補として共産党候補を立候補させた。

しかし、結果は惨敗。

まず、「無所属詐欺」の2人。

鳥取・島根選挙区では、共産党幹部なのに無所属を名乗って中林佳子氏が立候補したが、自民党候補が32万票に対し、16万票で完敗した。

しかも、前回の2013年選挙の野党統一候補は21万票も獲得していたのに、2割近い5万票も票数を減らした。想定される理由は、非共産の野党支持者が嫌がったか、共産党支持者が共産党公認でない候補者を見限ったか、無党派層が呆れたのか、もしくはその全部だ。

徳島・高知選挙区では、同じく共産党幹部の松本顕治が、わざわざ公認を得ず無所属で立候補。しかし、これも惨敗。自民党候補に5万票差の20万票で大敗しただけでなく、前回の野党統一候補の24万票より大きく獲得票を減らした。この理由も、同様であろう。

そして、福井県ではどうだったか。山田和雄氏が共産党公認の野党統一候補として挑んだが、19万票対7.7万票の大差で玉砕。前回の非共産の野党統一候補が13万票という得票数と比較すれば、今回は大敗北としか言いようがない。40%以上もの票が逃げた。

共産党はしんぶん赤旗で、「分断打ち破り大健闘」「前回参院選の野党統一候補の得票率36・62%には及びませんでしたが、福井県の日本共産党候補として、過去最高の得票となりました。」(参考)などと大本営発表を行ったが、惨めで、無残な結果なのは明らかだ。

実際、日経新聞の分析では、野党統一候補の得票数と野党4党の比例代表の得票数の合計を比べた結果、福井県は全国で最も野党共闘が大失敗した選挙区とされている。日経新聞は「唯一の共産党公認候補だった福井県など4党の支持者を固め切れなかったケースもみられた。」とまで評している。(参考

ちなみに、徳島・高知や鳥取・島根も失敗の部類となっており、鳥取・島根は下から4番目。

共産党の賭けは、失敗に終わった。

野党共闘のベテランと国会追及のホープのエースが撃墜!戦力は壊滅!

また、今回の参院選で痛手となったのは、野党共闘で大きな役割を果たしてきたベテラン、そして国会追及のホープである2人の参議院議員を失ったこと。二人とも政策通で知られる共産党のエースである。

仁比そうへい氏は、党中央委員を務め、12年間の実績をもつベテラン議員だ。彼は石破茂衆議院議員や山尾しおり衆議院議員と憲法改正についての議論を展開し、意気投合するなど、反政権の議員たちとの交流役を務めてきた。

つまり、共産党は、石破茂衆議院議員などとのパイプ役を失ったのだ。

あの有田芳生議員も、その落選を嘆き悲しむほど。

仁比氏は全国比例で出馬し、あと一人のところで当選できなかった。つまり、共産党が野党共闘などということをしなければ、同氏は国会で活躍できたかもしれない。しかし、愚かな党指導部の誤った選挙戦略により落選した。

たつみコータロー氏も若手のホープであったが落選。エマーソン大学を卒業し、その後に共産党に入党した異色の経歴で、コンビニ店長問題を追及する姿から、共産党や野党支持者から若手のホープとして高い人気があった。

しかし、今回の選挙では、大阪選挙区で大きく票を減らし、落選。もし共産党が安易な野合による野党共闘などせず、党員の力を結集していたら、たつみ氏は当選していたかもしれない。彼もまた、愚劣なる党指導部の犠牲者だ。

共産党が他党を応援した結果、こうしたエース級が撃墜し、その代わりに素晴らしい議員が誕生したことも触れておこう。

例えば、全国比例では、立憲民主党の須藤元気氏だ。彼は以前も紹介したが、元格闘家で、「自分はキリスト教の聖人のセバスチャンの生まれ変わり」「守護霊と文通できる」と称するトンデモ珍候補だ。(参考

共産党がたつみ議員や仁比議員を落選させてまで、誕生させた須藤元気参議院議員。

不満を爆発させる支持者たち!「俺たちは蓮舫の犬じゃない!ふざけるな、蓮舫!」

こうした状況に、共産党支持者の中には怒りを爆発させる人間が増えている。

例えば、蓮舫参議院議員が共闘での演説で、「同じ選挙区の共産党候補ではなく、立民の候補に投票して」と訴えかけて、共産党支持者の怒りを買ったという。

確かに、これには怒るだろう。

また、下のような投稿も相次いでいる。

要するに「俺たちは蓮舫や枝野の犬じゃない!ふざけるな!もう我慢できない!」と不満をあらわにしているのだ。

野合など、何も生まない。

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