暴走する石垣のりこ(参院・宮城)!党の方針を完全無視!

参院選が公示され、いよいよ選挙本番。各候補はこぞって選挙公約を訴える。

演説に力が入る中、相変わらず、党の政策を無視して暴走しているポピュリスト候補がいる。

立憲民主党・宮城選挙区の石垣のりこ氏だ。

最低賃金2000円!?

党の方針に逆らい続ける石垣氏は、消費税増税凍結を主張する党の方針に反して、消費税ゼロを訴えている

枝野代表の隣で堂々と消費税ゼロを訴える、石垣のりこ氏

そして、なんと、石垣氏は、消費税撤廃に加えてぶち上げたのが、最低賃金2000円。宮城県の最低賃金は772円。3倍近くの値上げである。

飲食店の人件費は、商品の約3割と言われている。石垣候補の政策を実行した場合、人件費の純増額を商品価格に積み増すだけでも、100円のおにぎりは約150円に、500円のラーメンは約750円に、800円のランチ定食は約1200円に値上がりする。誰も買わなくなり、飲食店や中小企業の倒産は間違いない。

一方、立憲民主党の最低賃金に関する基本政策は、こうだ。

ワーキングプアをなくし、安心して働き暮らすことのできる賃金を確保します。全国どこでも誰でも時給1,000円以上になるように最低賃金を引き上げます。

引用元 立憲民主党 基本政策

最初は党からも配ってはいけないと言われたらしい、石垣氏のチラシ

消費税ゼロ、最低賃金2000円、あの政党の方がお似合いでは??

石垣氏の主張に近い政党がある。それは日本共産党だ。

消費税撤廃、最低賃金1500円を訴える日本共産党の志位和夫委員長。

日本共産党は、消費税撤廃を訴え、今回の参議院選挙の政策でも以下のように訴えている。

まだ、間に合います。今からでも消費税増税は中止すべきです。

(中略)

このような消費税は、「能力に応じた負担」という税の原則に反する税制です。日本共産党は、このような消費税に反対し、将来的には、その廃止をめざします

引用元 23、税制(2019参院選・各分野の政策)

日本共産党は、将来的な消費税撤廃を主張している。(今回の参院選では、野党共闘の影響か、「消費税増税凍結」を訴えている。)

最低賃金についても以下の通り。

最低賃金1500円をめざし、全国一律最低賃金制を確立します。中小企業への賃上げ支援を抜本的に強化します

引用元 1、労働・雇用(2019参院選・各分野の政策)

上記のように、日本共産党は、最低賃金全国一律1500円を訴えている。最低賃金については、石垣氏と日本共産党との間に差はみられるが、石垣氏が「所属」している立憲民主党よりは、石垣氏の主張に近い。

最低賃金1500円は、社民党も党の公約で主張している。

れいわ新選組も、消費税と最低賃金においては、日本共産党と全く同じ主張だ。

そして、石垣氏のブレーンと言われている菅野氏も、日本共産党やれいわ新選組が主張する、消費税撤廃と最低賃金1500円を支持している。

菅野完氏のtwicasで並んで出演している、菅野氏と石垣氏。結託の動かぬ証拠だ。

石垣さん、なんで立憲民主党で出馬したのですか?


立憲民主党から公認を得て、出馬した石垣氏。

しかし、公認を受けているにも関わらず、立憲民主党の方針に反逆し、他党の政策を主張する。

立憲民主党の支持者は、党の方針に反逆ばかりする候補を認めるのだろうか。

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