森本しんじ(参院・広島)徴用工問題を韓国の立場で解決しようとした?
参議院広島選挙区は激戦区と化している。定数2議席に対して、自民党が候補者を2名擁立したからだ。
自民党が2議席を独占するか、野党候補が食い込むか、注目が集まっている。しかし、野党統一候補の森本しんじ候補は、違う意味で注目される存在となりそうだ。
森本候補は、日韓の関係が悪化した原因の「徴用工」「慰安婦」などの問題について、日本の国会議員というよりも、まるで韓国の国会議員かと思うような行動をとっていた。
徴用工裁判に関係!?
『参院選広島選挙区より出馬予定の国民民主党『森本真治議員』が徴用工裁判と関わっている?』によると、森本候補は慰安婦問題や徴用工訴訟において、韓国の主張に沿った活動をしている議員連盟『未来に向けて戦後補償を考える議員連盟』に所属している。
しかも、森本しんじ候補は、名前だけ所属しているだけではない。「在韓軍人軍属裁判の要求実現を支援する会」による「第4回韓国人戦没者遺骨返還についての厚労省との意見交換会」に参加するなど、熱心に活動している。森本候補は、韓国の為に厚労省を呼び出して、韓国の要望を押し通そうとしていたのだ。
政治知新で取り上げた、韓国人兵士の遺骨のDNA検査において、森本候補が厚労省に圧力をかけた背景には、『在韓軍人軍属裁判の要求実現を支援する会』の存在があった。
森本候補は、この会が主催する「日韓つながり直し集会」にも参加している。
厚労省は社会援護局援護企画課外事室長の望月文明氏他2名、議連からは江田さつき議連代表、神本みえ子議連事務局長、白真勲議員、森本真治議員、そして紹介議員の相原久美子厚労委員の5名が申し入れから参加いただいた。相原議員の司会で申し入れが始まった。
この団体は『強制動員真相究明ネットワーク』という、韓国に謝罪と賠償をすべきと主張する市民団体と関係があるといわれている。
ここまで来ると、森本候補は、韓国の国会議員と見間違えるほどだ。万が一当選でもしようものなら、任期中に徴用工問題を「韓国の立場」に立って国会で取り上げるかもしれない。
森本候補が、そうまでして当選してやりたいのは、韓国の為の政治だ。少なくとも過去の実績は、それを物語っている。
しかし、ここは日本だ。参議院は「良識の府」であり、参議院選挙は日本の良識あるものが選ばれるべきである。
良識の府に森本候補が相応しいか?