立憲民主党の須藤元気「守護霊に手紙を書くと返事がきます」「自分の前世は聖セバスチャンです」のオカルト候補(参院・全国比例)
6月4日、立憲民主党は、参議院議員候補(全国比例)に元総合格闘家の須藤元気氏を擁立。
しかし、この須藤元気氏は、自分の前世を熱く語り、守護霊と連絡を取り合っていると真顔で話す、スピリチュアル系とんでも候補だったのだ。
「守護霊は三日以内に返事してくれます」
『オーラの泉』というスピリチュアル番組に出演した須藤元気氏は、2006年3月放送の番組で、ドン引きする珍説を連発していた。
須藤元気氏は守護霊の存在を信じており、しかも、電車の中吊り広告などで返事をくれるそうだ。凄い妄想としか思えないが、彼の発言をそのまま見てみよう。
須藤氏「僕のその…まぁ、守護霊とかに対して手紙を書いたりとか。で、それ書いて…机とかに、しまったりして。ま、三日以内には答えてくれますね。例えば、何か電車の中吊り広告とか、次聞く音楽に、その歌詞に答えがあったりとか」
これに対し、国分太一氏が「中吊り広告に答えが出るんですか?」と質問すると、須藤元気氏は「答えが出るんです。「見るべく所に見える」というか、はい。たまたまは無いですからね。全て必然ですから」と断言。
須藤氏は、守護霊と文通しているそうだ。
こんな守護霊に手紙を書き、それが中吊り広告や音楽によって返信があると真顔で語る人物を参議院議員にしてしまったら、大変なことになるのは言うまでもない。
しかし、須藤氏の珍説はもっとすごい!!
ありがとうは物質化する!スピリチュアルは科学!
国分氏が「好きな言葉がありがとう。これはなぜですか?」と尋ねると、須藤氏は以下のように答えた
須藤氏「これはですね。やはりこう、言葉ってのは「言霊」と言われるように。まぁ、言葉は、エネルギー体ですからね。だから、そのありがとうって、エネルギーをズーっと出す事によってそのありがとうのエネルギー振動数が低下して物質化するんです。だから、ありがとうって事が、たくさんやって来るっていうこれ物理法則ですね。」
何を言っているのかわからない…
だが、まだまだ須藤氏の珍説は続く。
須藤氏「何か、そういった意味で、本当にスピリチュアルってことは科学でもあるし。もう、そういった哲学とかも物理法則だって事に最近、気付いて」
スピリチュアルは科学だそうだ。
どう見ても妄想に取りつかれているとしか思えない。
前世はキリスト教の聖人セバスチャン!
須藤氏の珍説はどこまでも続く。
須藤氏「1回、僕、退行催眠やって。その前世っていうのも見て。(中略)僕は…ローマ帝国の時代にいて、ローマ人でした。ありありと見えましたね、はい。軍人さんでして、はい。で、僕、実際。ちょっと、これ、言っちゃ、あれなんですけども。僕、その、ありありと、ほんと見えたんですよ。で、ネットで調べたら出て来まして、その人(中略)僕、セバスチャンですて普通に出て。で、ローマ人でして。で、家族が奥さんと子供が一人いてって。で、30歳頃に殺されてるんですよね」
自分に催眠術をかけたらローマ帝国時代の軍人だとわかったと熱く真顔で語る須藤氏。彼の妄想は続く。
須藤氏「そのローマ近衛兵の隊長だったんですね。ローマ帝国の軍隊の隊長で。で、その当時、キリスト教が禁止だったんですけども僕は、その信者でして。それを世の中に広める、自分で。その職を辞めて活動してて。(中略)殺される瞬間も自分がわかって。で、ネットで調べたら、丁度、その聖セバスチャンっていって。(中略)その人がキリスト教徒では、その何か、あの、ま。殉教してるから、その神としてなってるんですけども。」
須藤氏が語る聖セバスチャンは、以下の絵画で著名な人物で、キリストが処刑された直後の布教に大きな役割を果たし、殉教したキリスト教ではもっとも崇敬される聖人だ。
左は聖セバスチャン、右は「俺はキリスト教の神の生まれ変わり」と主張する須藤氏。
こんな参議院議員は恥ずかしくて海外の要人に面談させられない。
もし、須藤氏がローマ法王に参議院議員として面談し、どや顔で「私は聖セバスチャンの生まれ変わりだ。守護霊と話ができる私から、君に伝えたいことがある」などとローマ法王に説教を始めたりしたらどうするのか。
とりあえず、メディアは彼に古代ラテン語で話しかけてみるべきだろう。