立民の徳川家広氏、小沢一郎氏と石破茂氏の太鼓持ちだった過去。先祖の名が泣いているぞ!

立憲民主党が静岡県の参議院議員候補として、徳川家広氏という珍候補を投下した。

「鳩山・菅首相は立派なことをやっている」「鳩山政権でバブルがくる」と自称経済評論家なのに妄言やら珍説を連発していた徳川氏は、過去、小沢一郎氏と石破茂氏の太鼓持ちを恥ずかしげも無くやっていた。

小沢一郎氏を信義の人、外交の天才だとほめちぎる

徳川氏は、2014年8月号「経済界」というビジネス誌で小沢一郎氏と対談。

この対談で、小沢一郎氏の提灯持ちと化した、徳川家康も号泣のみっともない姿をさらけ出した。

小沢 (中略)あの時は日米交渉で、しんどかった。最初が建設交渉、それから牛肉・オレンジ、テレコム、FSX戦闘機でした。建設とテレコムでは、アメリカに行って、10日くらい、もう、ギャンギャンやって、良い経験になりました。

德川 外交は自称国際派よりも、内政で実績を重ねてきた人の方が、実際には得意ですよね。妥協を重ね、信義を大切にするタイプの方が多いので。ただ、旧田中派の方たちは、わりとアメリカを怖がっているところがあった。そこで物怖じしない小沢先生にということではないんですかね。

小沢氏と話せてうれしそうな徳川氏。用元 「経済界」2014年8月号

小沢氏が竹下内閣で担当した日米交渉の話を引き合いに出した上で、小沢氏を外交の天才であるかのように持ち上げた。しかも、小沢氏は内政で実績を重ねてきたので、妥協が得意で、信義を大切にするとまで激賞。

しかし、実際の小沢氏がやってきたことと言えば、内政は自治大臣をたった7か月務めたくらいで、実績に至っては0。人生の大半を政局と権力闘争に費やしてきた単なる政治屋だ。

また、小沢氏は、妥協や調整が全くできず、裏切りを繰り返してばかりなので「壊し屋」という異名まで持っているのは周知の事実。

ジャーナリストの安積明子氏からも政局センスがないといわれているが、政局のみならず全てにおいてセンスがないボンボンだ。

その上、徳川氏は、自称国際派よりも内政派の方が外交も得意だとか、田中派は恐米派ばかりだとか、その主張は意味不明である。

石破茂氏を「暖かいユーモア感覚であり、慎重に言葉を選び熟考する人物」と激賞

また、徳川氏は石破茂氏とも過去に対談を行い、大絶賛していた。

石破茂自民党幹事長については、政界有数の国防通ということで、憲法改正についても集団的自衛権見直しについても歯切れが良いのだろうと想像していた。

実際はそれとはかなり異なって、21世紀の日本の政治家と思えないほどに慎重に言葉を選び、話しながらも熟考する人物である。そして考えながらの発言の合間に、時たま暖かいユーモア感覚が顔を覗かせた。

引用元 「経済界」2014年4月号

徳川氏が評した、「21世紀の日本の政治家とは思えないほどに慎重に言葉を選び、話しながらも熟考する人物」である石破氏の言葉を、いくつか思い出してみる。

・1993年、自民党離党に際して「私はね政権与党にいたいんです。自民党の歴史的使命は終わった」と吐き捨てる。その後、小沢一郎氏を「真の改革者」と称賛して新進党結党に参加するも小沢一郎氏が党首に選ばれると自分の考える政策とは違うと総選挙直前に離党。

・2018年、「悪いことだが、万引しないと暮らせない家族がある。どうしたら幸せに暮らせていけるか。その人たちが働ける環境を作っていかないといけない」と映画「万引き家族」を真に受ける。

・同年、韓国を訪問した際に、なぜ竹島問題には触れないのかと聞かれて「韓国では地方創生がテーマだった。招待を受けておいて領土の話をする?そんな無礼なことができるか?」と、日本の領土問題をスルー。

・2019年、新元号「令和」に対して、「違和感がある。『令』の字の意味について国民が納得してもらえるよう説明する努力をしなければならない」とケチをつける。

いずれも不用心に乱暴な言葉を選び、何も考えずにその場の勢いで話しているとしか思えない発言だと感じるが、、、


ズボンに半分手を突っ込み、偉そうな態度で演説する徳川氏。


小沢一郎氏と石破茂氏という二大人物の提灯役を嬉しそうに買って出ていた徳川氏。

彼らに対する頓珍漢な評価は勿論のこと、こういう政治屋達の提灯を持たねばならないことが一層の悲哀だ。

先祖の名が泣いている。静岡県民は、こういう頓珍漢な太鼓持ちを良識の府に送るべきか、よく考えていただきたい。

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