四日市市の地場産業、萬古焼の陶祖、沼波弄山(ぬなみろうざん)生誕300年を記念する BANKO 300th がいよいよスタート
全国的にも珍しい萬古神社の陶製狛犬も展示されてる企画展は必見です!#banko300th #visitmie #入場料500円 場所: ばんこの里会館 https://www.instagram.com/p/BoSr9z7gmZ-/?utm_source=ig_twitter_share&igshid=1ql74l8hn8db1 …
参院選候補者(三重県)の芳野正英氏は、事前運動疑惑に失言連発の人物
国民の代表を決める国政選挙において、選挙違反をする候補者が後を絶たない。もしこれがスポーツだった場合、ルールを守れない選手は「退場」である。
今年夏の参議院選挙においても、ある候補者の公職選挙法違反の疑いが急浮上している。
参議院議員選挙候補者の芳野正英氏の「事前運動疑惑」
夏の参議院議員選挙の三重選挙区から出馬予定の同県会議員の芳野正英氏。立憲民主党・国民民主党の両県連が推薦し、岡田克也衆議院議員が一押しの彼だが、2018年9月、公職選挙法における事前運動違反の疑いが地元紙で報じられた。
三重県議会会派の自民党県議団(13人)は31日の代表者会議で、来夏に予定される参院選三重選挙区(改選数1)に立候補を予定する芳野正英県議(43)(新政みえ、1期、四日市市選出)が出身校で講演した際、参院選への出馬に言及していたと指摘した。
県議らによると、芳野氏は7月9日、県立四日市南高で同校OB会主催の講演会に出席。約80人の主に高校2年の生徒らを前に「キャリア教育」をテーマとして講演し、参院選に出馬する旨の発言をした。講演の後、県庁で記者会見して参院選三重選挙区への立候補を表明した。
2018年時点で芳野氏が出馬をほのめかした相手は高校2年生。彼ら高校2年生は、参議院議員選挙が実施される2019年夏には、多くの生徒が投票権を持つ18歳になっている。それは、誰でもわかることである。
そして、地元紙の伊勢新聞が、講演会での芳野氏の発言は公選法で禁止している「事前運動」に当たる可能性があると報じた。三重県の選挙管理委員会も、事前運動に該当する可能性があると認定し、差し控えるべきと異例の声明を発している。
公選法は選挙の告示前に投票を呼び掛ける行為を禁止している。県選管は告示前に立候補の意向を有権者に伝える行為について「判例などを踏まえると、公選法が定める事前運動の禁止に当たる可能性があり、差し控えてもらいたい」としている。
参考資料;公職選挙法
講演の発言について陳謝する芳野候補
三重県の選挙管理委員会までもが問題視したことで、さすがに危機感を覚えたのだろう。芳野候補は謝罪に追い込まれ、擁立した民進党系地域政党「新政みえ」からも厳重注意された。
芳野氏は「生徒や保護者、学校関係者、県民に疑念を与えたことに、おわび申し上げる」と陳謝。「自分の目標に向かって挑戦し続ける大切さを話す中で、選挙に挑戦する発言をしてしまった。場所や相手への配慮に欠ける発言だったと反省している」と述べた。
新政みえの津村衛幹事長も「投票依頼でなく、配付した資料も県議の活動を説明する県政レポートで、直ちに公職選挙法に抵触するものではないと判断した」としつつ「事前運動に当たるのではという疑念を抱かせた。芳野氏に厳重に注意した」と陳謝した。
『配慮が足りなかった』で済ませる話ではない。政治活動と選挙活動の峻別は、政治家として基本中の基本。そんな基本的なこともわからず、政治家をやろうというのが土台無理な話。
しかも、問題が報じられて以降のTwitterは馬耳東風。特に謝罪もコメントもない。
以下は9月1日に伊勢新聞で問題が報じられてから最初の投稿だ。
呑気に視察を報告し、観光案内をしている。高所恐怖症でも大丈夫!というハッシュタグをつけているが、ご自分が置かれた状況の心配はしていないようだ。
事態の深刻さを理解できないのか?それとも、ただ面の皮が厚いだけなのか?何れにしろ「退場処分」。
これだけではない。東日本大震災から4日も経ってから、既に公職に就いていた芳野氏は、耳を疑う発言をしていた。
芳野議員にとって東日本大震災は他人事
東日本大震災が起きてから4日後、ようやく、芳野正英(当時は四日市市議会議員)が動いた。初めての投稿である。
おはようございます。被災された方々のために、私達にできることはなんでしょう?
未曾有の災害発生から4日も経ってから、公職に就く者が、有権者に対して「私たちにできる事は何でしょう?」などとノホホンと聞いている場合ではない!議員として、「被災地のために○○をしよう!」と言えないのか?情けない。
誰もリツイートもいいねもしていない。当然だ。
物資を詰め込んで被災地に即座に向かった三人組、安倍総理・世耕議員・運転手の三人とは大違いだ。
おはようございます。今日から3連休。朝から燃えてきました!!がんばるぞ!
そして、無神経な発言は続く。それから4日後の3月19日、『三連休で燃えてきた!!』と大興奮。被災者は発災から約一週間しか経っておらず、三連休どころではない。命の危機と不安にさいなまれていた。
もし、国会議員が大災害の後に上記のような発言をしていたら、どんな国民からの厳しい批判が待ち受けているか、想像に難くない。
経済は根性で上向く……?
街頭演説で、昨日の日韓戦の話題にふれる。停滞している日本経済も、サッカー日本代表同様、強い使命感と信念で立ち向かえば復活するんだ。と演説したら、高校生から拍手をもらった。時事ネタは、反応いいっすね;
しかも、経済政策は「強い使命感と信念」があればよいという根性論。旧日本軍の無能な指揮官張りの経済政策だ。
「みんな!円陣組んで!気合い入れていくぞ!!」だけで日本経済が上向くことは、絶対にございません!
公職選挙法が禁じている事前運動に該当する可能性のある行為を高校生相手に行い、東日本大震災時に何をすればいいのだろうとつぶやき、経済政策は必勝の信念があればよいとする芳野氏。
このような人物を、良識の府「参議院」に送り込んで良いのか?
繰り返しになるが、この候補者を推薦しているのは、立憲民主党と国民民主党の両県連である。