「理解して」などとはお怒りごもっともです。すみません。私は参議院議員で一番の当事者たりえずしかし大阪選出の国会議員として責任も感じました。このTWでも態度表明せよとのご意見も随分頂きましたが、仲間が選挙で戦っている最中に外に向けて独りTWするのも違う気がした次第です。
山尾志桜里の反乱!選挙中の応援演説は中身がないので嫌!とわがまま
山尾志桜里議員とのW不倫疑惑が騒がれた倉持麟太郎氏が、枝野代表をボロクソに批判したことは記憶に新しい。
その倉持麟太郎氏を「政策顧問」として重用する山尾志桜里議員。彼女が4月15日に公式Facebookで、統一地方選のさなかにもかかわらず、選挙応援を忌避する長文投稿を行い波紋が広がっている。明らかに、党の方針に背く行動をしている。
突っ込みつつ読んでみよう。
よりにもよって選挙中に冷や水をぶっかけた
選挙シーズンに少しだけ感情の吐露。
選挙シーズン。こんな私にも応援依頼あるのですが、おおむね申し訳なくもお断りしております。もごもご言い訳するのも更に申し訳なく、よい機会なので今の私の感情を書いておこうかと。
政調会長なども経験し、初対面の候補者の応援のマイクもこれまでたくさん握りました。事前にプロフィールを見て
女性なら「女性が増えれば政治が変わる!」
若めなら「若い人の力が必要です!」
ベテランなら「即戦力!」
もちろん、一回一回、その候補者の方が成してきたことや立候補に込めた思いなど、私の能力の及ぶ限りオリジナルに言語化するように努力はしてきたんですが。。。
引用元 山尾しおり
山尾議員は、応援演説に呼ばれた際、紋切り型の応援演説をしてきたと自白し始めた。しかも、『プロフィールを見て』だけとは、端的に言えば、手抜き。現在もしくは将来仲間になり得る人物の、プロフィール以外の情報は見ないのか?
だいたい、党の綱領をきちんと定め、きちんと候補者を選んで公認を行えば、あとは党の政策を訴え、その為に必要な人材だと主張すればよい。こういう一般的な応援演説すらしない山尾議員に仲間ができるはずもないし、何よりも、演説を聞きに来た有権者に対して、あまりにも失礼な対応だ。
自分の言葉は「真実味を伴わない空っぽの言葉」
それでもなお、選挙の時だけ知らない人を同じ党だから応援することは、民主主義の質を高めてるのか低めてるのか。
この問いに答えが出ないまま社会になにかを訴えても、今の私では、真実味を伴わない空っぽの言葉になりそうです。
だから今は、特定のテーマの集会があって、その議論の契機として私が微力ながら役立てる場合に、きちんと双方向のコミュニケーションができるだけの時間をとってお伺いする、という風にしています。もちろん、その場に議員や候補者のように政治を職業にする(あるいはしようとする)方がいるもよし、政治家じゃないけど政治しよ!という市民の方の集まりもよし、フラットに意見交換できるのは貴い時間だと。選挙中であろうとなかろうと。
このスタンスは、意見というより、感情です。一部吐露してしまいました。
引用元 山尾しおり
あまつさえ、山尾議員は、選挙戦の時だけ同じ党の知らない人を応援するのは民主主義の質を低下する恐れがあるから嫌、だという。よく知らない仲間の応援演説は、真実味を伴わない空っぽの言葉にしかならない、とカミングアウト。
しかし、これまでに山尾氏の言葉を信じて、投票してきた有権者はどうなるのか。ご自身は、意見ではなく感情だと述べているが、公職にある人物の発言としては全くふさわしくない。
しかも、この発言当時は統一地方選後半戦が盛り上がっていた時期。百歩譲って、山尾氏の発言が正しいとしても、このような同志・支援者・有権者の士気を下げるようなことをいうべきではない。彼女の政策顧問の倉持氏もしかりだが、仲間が戦闘中に背中から弾を撃つべきではない。
以下の松川るい参議院議員の姿勢を見習ったらどうなのか?
今までの応援は、心からの応援ではない
候補者の隣でしゃべるなら、応援弁士するなら、心からの応援がしたい。その候補者のためではなく、その候補者が議員になることが社会に有益だと確信して、社会のために話したい。というか、確信しないと話せない。
そんな状況で迎える選挙イヤーです。困ったものです、自分。
引用元 山尾しおり
極めつけは最後だ。
心からの応援をしたいが、見ず知らずの相手ではできない。
選挙期間に入ったので応援を要望される。
ああ、いやだ、困ったなぁ。
と山尾議員は本音を吐露して終わる。
多くの政治家は、同じ政党できちんと理念を共有しているからこそ、後輩であり未来の仲間の演説に行く。山尾議員もかつては、ほぼ面識のない先輩政治家から応援演説を受けただろうに。忘恩と批判されても仕方がない。
しかも、多くの問題を引き起こしながらも応援演説に呼んでもらっているのに、それを嫌がる山尾議員は何様なのか。
今回の山尾の卒直な感情の告白からは、やはり立憲民主党は候補者選定が無茶苦茶であること、立憲民主党は山尾議員のような中堅の人物であっても無責任でわがままだということがよくわかる。
アダルトチルドレンの集団に、これ以上税金を使うわけにはいかない。