立憲民主党、都合の悪い記者会見をネットに公開せず

立憲民主党は、官房長官記者会見を批判し、政府は都合の悪い情報を隠蔽していると、いつも批判してきた。

しかし、立憲民主党は、自分に都合の悪い動画をアップしていないという指摘がSNSで上がっている。(参考:立憲民主党 – YouTube

●自分達に都合の悪い会見内容を『見せない』立憲民主党

まっとうな政治が行方不明だ。都合の悪い質問をされた際の動画をYouTubeの公式アカウントにアップしないという姑息な手段を行っていたのである。

しかも、立憲民主党の会見隠しはこれだけではない。常習的に行っていたのである。

この立憲民主党のやり口が悪質なのは、意図的に限定公開したり、そもそもアップしていなかった動画を後から公開していることだ。姑息さが際立っている。

立憲民主党のこういったスタイルは、会見を見せないだけにとどまらず、矢面に立つと煮え切らないものばかりだった。これは民主党政権時代からの伝統芸。

青山雅幸議員の問題では、枝野代表は記者会見で「(署名の扱いは)幹事長に任せている」と逃げをうった。福山哲郎幹事長も「党としての対応を検討中」と、はぐらかした。

この他にも、山尾志桜里議員の不倫問題、蓮舫議員の二重国籍問題、辻元清美議員の一連の疑惑、ポンコツ候補など、事あるごとに、はぐらかしてきたのが立憲民主党である。

所属議員のスキャンダルもさることながら、レーダー照射問題も、なかなか言及しなかった。

立憲民主党は、どうして「韓国」を避け続けるのか? 福山哲郎幹事長(57)は1日の参院代表質問で、いわゆる「元徴用工」をめぐる異常判決や、韓国海軍駆逐艦による海上自衛隊哨戒機への危険なレーダー照射問題について、完全にスルーした。枝野幸男代表(54)も前日、衆院での代表質問で韓国に一切触れず、疑問視されていた。同党の姿勢が問われそうだ。

引用元 立民、レーダー照射に福山氏も沈黙…なぜ「韓国」を避け続けるのか? 識者「日本守る覚悟感じられない」

こういった、都合の悪いことは「公開しない」「言及しない」「回答しない」という、立憲民主党隠蔽三原則の体質は、今に始まった事ではない。

●民主党時代から受け継がれる、隠蔽体質

民主党政権時にも、このような隠ぺい体質がはびこっていた。

青山さんの取材によれば、中国海軍による海自への射撃用レーダー照射は、実は民主党政権時代にもあった


※中国海軍が海自艦に射撃用レーダー照射

青山繁晴
「このレーダーの照射、海上自衛隊の艦船に対する、あるいはヘリを含めた、装備に対する、レーダー照射っていうのはですね、この前からずっとあって。」

「実はこれは、もちろん中国が全面的に悪いんですが、民主党政権下では、その中国の、異常な、国際法に明らかに違反する行動を、公表しなかったと。」

引用元 民主党政権では「隠蔽」か?~レーダー照射

レーダー照射があったにもかかわらず、政治的判断で公表しなかった。

都合の悪いことは公表しないということだろうが、何か都合が悪いことがあるのか、理解に苦しむばかり。

この他にも、「尖閣中国漁船衝突事件」の際に、海上保安庁は状況をビデオで撮影していたが、民主党政権は、中国への配慮から、国民への映像の全面公開を一貫して拒否していた。

文字通り、まさに隠蔽である。


立憲民主党は、この民主党政権の流れをくむ政党である。

そう考えると、都合の悪い記者会見を公開しない権利を発動させるなど、造作もないことなのだろう。

数々のブーメランを指摘されても、何食わぬ顔で与党批判ばかりして、自党を改めることなど全くすることがない。

このような政党が、野党第一党を名乗っていることが、日本にとって一番の不幸だ。

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