<下関北九州道路>野党、一足早くゴールデンウィーク旅行にご出発。国民「……」

下関北九州道路問題で、野党ご一行様は、一足早くゴールデンウィーク旅行に出発した。現地を数時間視察しただけなのに「我々はこの目で見た!」と言い張るのは、日帰り旅行後に現地通を気取る勘違い観光客レベルの恥ずかしさ。

今回は、この恥ずかしい野党の行動と援護射撃するメディアの行動が、一体何をもたらしたかを見てみよう。

野党ご一行のご旅行とメディアの援護射撃

「下関北九州道路」(下北道路)を巡る塚田一郎元国土交通副大臣の「忖度(そんたく)」発言問題を受け、野党4党の合同チームが15日、北九州市を訪れ、地元自治体トップなどから事業について聞き取りを行った。

なんだかうれしそうな皆さん。

引用元 【動画あり】下関北九州道路「なぜ優先」 野党視察 福岡知事ら必要性訴え

そして、これをテレビ朝日が側面支援した。テレビ朝日「スーパーJチャンネル」が「下関北九州道路」を「忖度道路」と下劣な表現をしたのである。

テレビ朝日だけではない。印象操作報道でお馴染みの毎日新聞も、テレビ朝日と肩を並べるように「下関北九州道路:野党が「忖度」道路を視察」と題した記事を配信した。

高い地元の建設ニーズ

しかし、下関北九州道路は、安倍総理や麻生副総理が建設したいのではない。地元の自治体や市民が長年切望してきた道路なのだ。

例えば、北九州市の都市交通政策課は「トンネルや橋は、建設後50年前後経っていて老朽化しています。また、昨年7月の西日本豪雨による土砂災害で接続道路がともに4日間も止まってしまい、山沿いでない場所に代替ルートを作る必要があります。トンネルなどの周辺道路渋滞も緩和できますし、トンネルや橋の場所と別のところで物流や観光の周遊ルートにもなります」と説明している。(参考記事

また、福岡県の小川洋知事は、「九州と本州を結ぶ大動脈でありながら(既存の関門トンネル、関門橋は)古くもろく細くなっている」と昨年の西日本豪雨に伴う渋滞発生などを例に必要性を訴えている。(参考記事

地元市民から以下のコメントも。

野党も切望していたのに二枚舌

先日、政治知新でもご紹介したが、この下関北九州道路の建設については、野党も切望していた道路だ。北九州市長も「反対しているのは共産党だけで、超党派で進めてきたものなので、自民党単独の強引な政策ではないということも知っておいて頂きたい。」と指摘している。(参考記事

国民民主党の城井崇衆議院議員は、質問主意書(文書による国会質問)で、以下のように建設を熱望していた。

下関北九州道路の早期実現は、地方だけの取り組みでは限界があり、国の高度な技術力や知見による支援、財政支援など、国としても必要な取り組み実施を加速すべきである。

また、立憲民主党の野田国義参議院議員にいたっては、予算はいくらでも良いから建設すべきと国会で発言。

下関それから北九州、この短い距離であるということ、他の海峡のプロジェクトは何十キロというようなプロジェクトでございまして、本当にこれ予算幾らあってもというようなことになろうかと思います

下関北九州道路要望書には、立憲民主党・国民民主党の議員らもサインしていた。

野党の裏切りとメディアの姿勢に地元は激怒

こうした行動は当然、地元の怒りを呼んだ。SNS上では、現地の市民の怒りで溢れている。


忖度とは、本来日本人が誇るべき美徳だった。

野党が火のない所に煙を立て、メディアが援護射撃したモリカケ問題。結局証拠も何も出なかったが、「忖度」という日本人の美徳を表す言葉が一気にネガティブな語彙へと変わってしまったことは日本人として残念でならない。

そして、打倒安倍政権という盲目的な目標によって、中国地方と九州地方の双方から怒りを買うことになった野党と一部メディアは、自業自得だ。

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