辻元清美議員がカレンダー無償配布?「疑惑の火の粉が広がった」!今井雅人の出番だ!
昨年秋、自民党議員によるカレンダーの無償配布疑惑について野党議員がしつこく国会で問題にしていた。
公職選挙法では「選挙区内の者にいかなる名義でも寄付をしてはならない」とされており、カレンダーの供与は「財物を寄付した」とみなされるため、違法である。
そのような中、辻元清美衆議院議員の政治資金収支報告書を見ていたところ、カレンダーの無償提供を行っていたのではないかという疑惑が急浮上した。
辻元清美議員の不審なカレンダー購入
まずは、以下をご覧いただきたい。辻元議員は2015年と2017年にカレンダーを合計20万円以上も制作している。
2015年の政治資金収支報告書(支出)
だいたい1000部に相当する金額だ。
2016年の政治資金収支報告書(支出)
こちらも、それぞれ2000部、1000部印刷可能な金額。
不可解なのは、「2015つじともカレンダー」を2016年に支出していること。2015カレンダーを印刷するのは、普通に考えれば2014年だろう。なぜ、去年のカレンダーをわざわざ印刷する必要があるのか?実際には2014年には支払っていたが、「何かやましいことがあり」会計処理年を移動した可能性がある。
そして、何より問題なのは、この膨大なカレンダーを販売した形跡が、政治資金収支報告書からは見つけられないということだ。どこにもカレンダーの売り上げは記載されていない。そうなると、必然的にカレンダーを無償もしくは格安で有権者に配布したという疑惑が浮上する。
もちろん、以下のように辻元議員の収支報告書にはグッズ販売の収入もあり、これがカレンダーなのかもしれない。だが、カレンダー代が20万円なのに対し、グッズ販売は7200円。これでは整合性が付かない。
2015年の政治資金収支報告書(収入)
2016年の政治資金収支報告書(収入)
年末の政治資金パーティで、パーティ券購入の見返りとして飲食とともにカレンダーを配布した場合は問題にならない。しかし、辻元議員の無罪を固く固く信じたい政治知新にとっては、残念なことに、辻元議員の忘年会の写真からはそうした記録は発見できなかった。
以下、辻元議員の忘年会だが、だれもカレンダーを持っていない。
岡田克也氏が挨拶。司会は玉木雄一郎氏。今では想像もつかない組み合わせだ。
保坂世田谷区長も参加。
石坂啓、香山リカ、雨宮処凛、辛淑玉という凄い面々の参加者。
やはりカレンダーが配布された形跡は見当たらない。
だいたい、毎年印刷している1000部や2000部のカレンダーを、この忘年会ですべて配布し切れるはずがない。
いったい、辻元議員は三年間で4000部以上のカレンダーを、どこでどのようにしたのか?
・無償供与の場合→公職選挙法違反
・販売していた場合→売り上げが政治資金収支報告書に見当たらないので、収入隠し
いずれの場合も罪に問われる可能性がある。
闇に消えた辻元議員の4000部のポスターの行方を、早急に辻元議員と立憲民主党は説明する必要がある。特に、与党のカレンダー疑惑を執拗に追及していた今井雅人議員には、辻元議員を追及する義務がある。
辻元議員他の野党議員は、自分たちの過去の発言を忘れたとは言わせない。
『疑われた方が身の潔白を証明すべき』
証拠がないにも関わらず、数々の疑惑や妄想を安倍総理にぶつけ、安倍総理が無罪を証明しろと迫ってきた。
今度はご自分の疑惑について証明する番だ。
立憲民主党の次回の記者会見はいつだ!?
当時24歳の辻元先生。何を言っているのかよくわからないが、カレンダー疑惑に対して、こうした説明は勘弁願いたい。