警官殺しの凶悪犯を釈放要求の立民議員たち:有田芳生、堀越啓仁、生方幸夫
立憲民主党の菅直人が、北朝鮮による日本人拉致の実行犯、辛光洙(シン・ガンス)の釈放要望書にサインし、のちに謝罪に追い込まれたことは記憶に新しい。
今、同じ過ちを繰り返そうとしている立憲民主党議員がいる。今度は警官殺しの凶悪犯を、冤罪だと決めつけて、有田芳生参議院議員、堀越啓仁衆議院議員、生方幸夫衆議院議員が中核派の意見広告に登場し、釈放しろ!と主張しているのだ。
どういうことなのか。
中核派が出した意見広告
2月17日、中核派による衝撃の意見広告が『琉球新報』『沖縄タイムス』に掲載された。
そして、そこには現役の立憲民主党の国会議員が三名いた。
・有田芳生参議院議員
・堀越啓仁衆議院議員
・生方幸夫衆議院議員
この三人は、「星野文昭」という人物を釈放しろと中核派の意見広告で主張している。
星野文昭とは?
警察官を暴行の末、焼き殺した
星野文昭は、渋谷暴動事件において機動隊員を殺害した容疑で逮捕されている。
1971年11月14日、渋谷のデモに紛れ込んだ中核派は、機動隊や渋谷駅前派出所を火炎瓶などで襲撃した。この際、星野文昭らは21歳の中村巡査を捕まえた。
中村警部補を捕まえた中核派集団は、所持していた鉄パイプ、モンキースパナ等で頭部を殴りつけて失神させ、その後、失神中の中村警部補を道路中央に引きずり出し、馬乗りになって、出動衣を開き、肩口から身体いっぱいガソリンをあびせかけたのである。
その後、指揮者の「やれ!」という号令で、四方から一斉に火炎びんを投げつけ、焼殺したのであった。
失神中の中村警部補は、途中で気付き、必死に火を消そうとしたものの、力尽きて倒れてしまったのである。
このようにして殺された中村警部補は、顔、手はもちろん、全身が焼け、表面は炭になっている状態であった。
このようなことから、捜査員すべてが、「何が何でも犯人を検挙する」という固い決意と強い信念を持って捜査に当たった。
引用元 渋谷暴動事件 中村巡査長の最期
瀕死の重傷を負った中村巡査は病院に搬送されたが翌15日午後9時25分に死亡した。許し難い犯罪としか言いようがない。
鈍器で殴りつけた挙句、馬乗りになって、出動衣を開き、肩口から身体いっぱいガソリンをあびせかけ、そこに火炎瓶を投げ込むなど、人間の所業ではない。
警察は、これに関与したのが星野文昭ら7人と判断、彼らを逮捕した。星野は最高裁まで争ったものの、1987年に無期懲役が確定。
星野は冤罪を現在も主張し、再審請求を行っており、それに立憲民主党の有田芳生参議院議員、堀越啓仁衆議院議員、生方幸夫衆議院議員が賛同しているというわけだ。
仮に万分の一の確率で星野が無関係だったとしても、中核派が殺害した事件という事実は揺らがない。その中核派の意見広告に堂々と協力していることは、まともとは思えない。
以下は焼殺された中村巡査である。立憲民主党の有田芳生参議院議員、堀越啓仁衆議院議員、生方幸夫衆議院議員は、これを見てもなんとも思わないのか?
そして、彼らは菅直人の件から何も反省していないことがよくわかる。
立憲民主党は、こういう政党なのだ。