台湾では鍋料理の具として人気の「ブタ血餅」…転売目的で不正に持ち込んだ女逮捕

カテゴリ:国内

 ブタなどの血を使った加工食品「血餅」を不正に日本に持ち込んだとして、台湾籍の女が逮捕されました。

 逮捕されたのは、台湾籍の自称自営業・鍾心テイ容疑者(54)で去年11月、中部国際空港で入国する際にブタやアヒルの「血餅」およそ50キロを不正に持ち込んだ疑いが持たれています。

 鍾容疑者は、輸入に必要な伝染病の検査証明書を持っていませんでしたが、持ち込んだ血餅に豚熱などの感染はありませんでした。

 調べに対し、鍾容疑者は「台湾では動物の病原菌は発生しておらず、大した問題ではないと思った」などと話し、容疑を認めています。

 血餅は、台湾では鍋料理の具材などとして親しまれていて、警察は、日本で料理店などに転売する目的だったとみて調べています。

ExelateDataExelateData