娘の給食の牛乳代を支払拒否　立憲民主党の堀越啓仁（けいにん） 衆議院議員

枝野幸男代表が「もっとも立憲民主党らしい国会議員」「今後の政治になくてはならぬ人物」と大絶賛し、立憲民主党公式メディアも大々的に紹介する衆議院議員がいる。群馬県選出の堀越けいにん衆議院議員である。

なんと彼は、地元群馬の牛乳は「放射能に汚染」されていると奇怪な主張を行い、子供の給食費から牛乳代を差っ引くように要望したというのだ。しかも、地元の群馬県産の野菜は汚染されていて食べられないとも過去に発言していた。

「国会議員らしくない国会議員」

堀越議員は、立憲民主党がHPにインタビューを掲載し、公式twitterが彼の呟きを繰り返しRTするなど、高い評価を党内で受けているようだ。

「国会議員には見えないって言われません？」と質問すると、苦笑いしつつも「でもそれって変じゃないですか？」と逆に質問を返される。「たしかに僕はどこにでもいるような普通の兄ちゃん。でも、みんなが“普通のひと”だって感じるやつが永田町だと珍しいっていうのはつまり、日本の国会がどれだけ国民から離れちゃってるかってことだと思う」。
引用元　バンドマンでキャンパーで僧侶——「国会議員らしくない国会議員」、永田町に現る―立憲民主党

普通の人が国会にいることで、国民との距離が縮まるというのが堀越議員の主張。

だが、地元群馬の牛乳が放射能に汚染されているという“デマ”を何食わぬ顔で発言する人は、”どこにでもいる普通の兄ちゃん”では断じてない。百歩譲っても、”普通の兄ちゃん”に国政を任せるべきではない。政治家に求められるのは、強烈なリーダーシップと、異能ともいえる政治力である。

堀越議員は、親近感と無能さを勘違いしている。だいたい、彼は平和安全法制を契機に左翼団体を立ち上げ、それによって野党共闘候補になりおおせた筋金入りの活動家。

「どこにでもいるような」？？？「普通」？？？

まったく当てはまらない。

給食代から放射能牛乳を割り引けと強請る

彼が出馬する４年前、以下のような狂気のツィートを行っていた。

自分の子供が通学する小学校の給食にて、「牛乳に放射能が含まれているかもしれないので、牛乳は飲ませない。牛乳代を差し引け」と、学校に強要しようとしたという旨の投稿である。

立憲民主党の堀越議員は、給食の小さな牛乳パック代すら払いたくないがために、地元有権者の牛乳が放射能汚染されているとデマを吹聴した。自分の子供の為に１００円もかけたくないらしいが、大丈夫なのか？

その言いがかりは狂気に溢れている。１０ベクレル以下の検出限界でも、地元産の牛乳は危険だと主張したいらしい。だが、政府の基準は、乳児用食品および牛乳はそれぞれ「１ｋｇあたり５０ベクレル」と設定されている。

しかも、３３００ベクレル／ｋｇのセシウムを含む食べ物を１ｋｇ食べた場合の健康への被害（４３μSv）は、飛行機で東京－ニューヨークを往復した時の健康への影響（２００μSv）よりも少ない。つまり、堀越議員の子供がフードファイターであり、一年間で１.５トンもの牛乳を飲んだとしても、ニューヨークへの海外旅行での被ばくよりも少ないのだ。

いかに堀越議員が「放射脳パニック」を引き起こしていることがわかる。そして、こうした考えは風評被害を明らかに助長している。

地元選挙区は汚染されて、野菜は食べたくないと発言

堀越議員のその他の発言も典型的な「放射脳」で凄いので、以下紹介しよう。

①地元選挙区の群馬県の野菜は食べれないと豪語！

堀越議員は群馬県選出である。しかし、彼によれば、その地元選挙区の群馬県の野菜は食べられたものではないという。

②インフルエンザ流行は放射能のせい

堀越議員にかかれば、インフルエンザの流行も放射能のせいだと思えるらしい。このような人物が危機発生時にどのような言動をするかと想像してみよう。

③被災地の汚染された食物は嫌。青森岩手は放射能で汚れている。

東北の市民を馬鹿にしている発言。被災地の心情も、何より科学的な実態を無視したヘイトスピーチだ。

今回ご紹介した堀越議員の言動は、彼の当選前のものである。しかし、こうした発言を今も全世界に向けて公開している。

群馬県民は、こういう地元を馬鹿にしてはばからない議員で良いのか。

立憲民主党は、放射能デマの元祖として著名な「おしどりマコ」を参院選に擁立している。そして、今回の堀越議員をホープとして高く評価する枝野代表と党本部。枝野代表と立憲民主党は「東北の敵」としての姿勢を隠さなくなってきている。