底辺が楽しむDTM

DAWのREAPERを使いやすく設定、カスタマイズ

覚えておくと便利な機能

今だにREAPERの機能は全然把握しきれてませんが、偶然であったり、友人の要望に応えて探しているうちに見つけた機能などを紹介していきたいと思います。

ここは見付け次第また更新していきそうな気もしますが、定かではありません。

 

マウスカーソルの位置からソロで再生(要SWS)

このアクションはお好みのキーにアクションを割り振って使います。

キーを押している間マウスの位置から直下のトラックの音だけをソロ再生します。

キーを離すと解除されます。

私は「無変換」キーに割り当てました。

単純にそこだけの音を聴きたいときに重宝します。

メイン画面、MIDIエディタ両方で適用させておきましょう。

※SWSを事前にインストールしておきましょう

 

メイン画面

SWS/BR: Play from mouse cursor position and solo track under mouse for the duration (perform until shortcut released)

 

MIDIエディタ(ピアノロール)

SWS/BR: Play from mouse cursor position (perform until shortcut released)

 

 

アイテム内の表示

アイテム単体に有効な機能のアイコンを表示させておく事が出来ます。

f:id:mikkurokku:20190227152735j:plain

左から順番に説明。

🔓 カギのアイコン

アイテム単体をロックON、OFF。 ロック状態にするとアイテムを変更不能にし保護します。


M ミュートアイコン

アイテム単体をミュート

 

💭 吹き出しアイコン

メモを描き込めます

 

アイテムのプロパティ

ここで細かい事がいじれます。

 

FX エフェクトなどのプラグイン

アイテム単体にエフェクトなどのプラグインを入れてかける事が出来ます。(今のところWAVなどのアイテムにしか効果が無く、MIDIだと残念ながら機能しませんので、使いたい時は一旦別トラックにレンダリングするかフリーズしてWAV化してから使います)ツールバーの説明で紹介したアクション 

kawa: MAIN2_Render_SelectedItems_ToNewTrack

は、こういう時にアイテム単体で自動で隣接した場所に新規トラックを作成し、レンダリングして抽出してくれるので大変便利です。

 

エンベロープマーク

アイテム単体のエンベロープを表示させます。(これも今のところMIDIアイテムには効果が無いようですのでMIDIアイテムに使うにはレンダリングなどの処理が必要です)

 

設定は以下の通りです。

オプション → 環境設定 → 左覧「メディア」

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赤枠内の✅の入れ外しをして最後に適用です。 

私はロックやメモはほとんど使う事がないので、通常は外しておいて、ロックされてる場合とメモがある場合だけ表示させるようにしてます。FXやエンベロープ、ミュートは使いたい時にすぐ使えるように常時表示に変えました。

 

 

インラインエディタ

Eキーを押すと選択中のアイテムがそのままピアノロールとなります。

トラックの縦横を拡大してあげるとその場でMIDIの入力が可能になります。

MIDIエディタで入力しながらのエンベロープトラックの編集などがやりにくいと感じたときは便利な機能だと思います(私はあまり使わないですが)

※「全てのキーボード入力を仮想MIDI鍵盤に送る」に✅が入ってると入力されませんので、仮想鍵盤を使う方はツールバーにアクションを割り当てた方が良いかもです。

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MIDI入力はもちろん、通常のMIDIエディタで先に設定してあるベロシティやピッチベントなども一緒に編集できます。

 

エディタ内の内のアイコンの説明

× エディタを閉じて通常のアイテム表示に戻します。

エディタ内を上下させます。

四角いの ノートの表示をリズム用の(何て言ったっけ)表示にかえたりします。

🔍 拡大表示?今打ち込んであるノートの覧だけを表示したり、イマイチ私には使えないもの。

エンベロープアイコン ごめんなさい良くわかりません。

 

 最初、インラインエディタ内の縦の縮尺が細かすぎるくらい細かい状態で出てきますが、縦に拡大してあげると最適化される感じで、ちょうど入力したところが大きく表示されるようにある程度自動で調整されるようです。

見えない領域がある場合はアイコンで移動させましょう。

 

 

 複数アイテムの同時編集

同じ時間軸上にあるアイテムなら一つのピアノロールに同時に表示してそれぞれを編集してやることが出来ます。

まず画像のように三つのアイテムを比較しながら編集したい場合、三つ全てを右ドラッグで選択範囲するか、Ctrl+左クリックで選択切替の機能を使い(私はShift+左クリックに変えています)三つとも選択状態に切り替えて、アイテムをダブルクリックしてMIDIエディターを開きます。

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開いたらアクティブなトラックのノートが濃い色で編集出来る状態になってるのが分かると思います。

あとは非アクティブなノートをShift + ダブルクリックでアクティブにする事が出来るので、各トラックを同時に編集する事が出来るようになります。

トラック間でのノートのコピペやオクターブの重なりなどをチェックするのに役立つと思います。

 

また、Ctrl+左クリックでアイテムの選択状態を切り替えてやれば追加で編集するトラックを増やしたり減らしたり出来ますので、あとから追加していく形でもいいと思います。

 

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ちなみに、ノートの色をトラックにしておかないと識別がつきにくくなり編集がしにくくなるのでノートの色は「トラックの色」にしておきましょう。

やり方はMIDIエディタ上部の 表示 → ノートに色を付ける → トラック です。

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この時、色によっては比較する時に色が薄すぎて見えにくい場合が多々あります。

オプション → 環境設定 → MIDIエディタ(左覧)→ 副メディアアイテムのノートやCCの透明度 を2~3に設定しておくと良いです。

最初からアイテムを複数選択している場合、適用を押しても即座に反映されませんので、適用を押してから一度アイテムを複数選択しなおすと反映されます。

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下の画像の左側が透明度1、右が透明度3です。

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知っておくと非常に便利な機能ですのでどうぞご活用ください。