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【首都スポ】

「大学野球」松井秀喜を5敬遠のエースvs馬淵Jrの明徳義塾対決!拓大の烈監督「あのときまだ3歳…不思議な感じ」

2020年3月3日 21時23分

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◇3日 練習試合 拓大 4―0 帝京平成大(拓大グラウンド)

 いずれも明徳義塾高OBが率いる拓大と帝京平成大の練習試合が3日、東京都八王子市の拓大グラウンドで行われた。拓大の馬淵烈監督(30)の父は甲子園通算51勝で高校日本代表も率いる史郎さん(64)。帝京平成大の河野和洋監督(45)は1992年夏の甲子園の星稜戦で松井秀喜(元巨人ほか)を5敬遠したエース。ともに就任1年目の初顔合わせは馬淵監督の拓大が4―0で勝った。

 千葉県リーグ2部の帝京平成大にとって東都2部の拓大は格上。ただ、「どんな相手にも勝つ」のが明徳魂だ。河野監督は「勝ちたかったんですけどね」と悔しさもにじませながら、「拓大は当たり前のことができていた」と脱帽。投手陣が真っ向勝負で打たれたことに「四球の出し方を教えないといけない。5回まではいいから」と軽くジョークもまじえた。

 一方、拓大の馬淵監督は「5敬遠のときはまだ3歳。(河野さんに)遊んでもらった記憶はあります。その方と試合ができたのは不思議な感じです」と感慨深げ。この日の先発も明徳義塾OBの金津知泰投手(3年)。6イニングを無失点に封じ、「明徳で教わった勝ちへの執念を先輩に見せられました」と明るい表情だった。

    ◇

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