競泳女子の池江璃花子選手(19)=ルネサンス=が5日、自身のツイッターで献血を呼び掛けた。新型コロナウイルスの感染拡大の影響で協力者が減少している。日本赤十字社によると、成分献血を含め、毎日約1万3000人の献血協力が必要だが在庫量が不足し始めている地域が発生し、この状況のままでは支障をきたすという。
白血病と闘っている池江選手は「私も血液内科にいたので、輸血の大切さは身に染みて感じていますが、献血の激減により不安定な日々を過ごしている方もいます。そして命をつないでいる方もいます」とつづった。
そして「少しでも多くの方の献血協力が必要です。一人一人が感染対策をし、みんなが早く元の生活に戻れるよう、そして1人でも多くの人の命を救えるよう、私からのお願いです」と協力を訴えた。
池江選手は約10カ月の入院生活を経て昨年12月に退院。2024年パリ五輪を目指すことを表明している。
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