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【格闘技】

中谷、4・4世界戦延期 ボクシングの国内興行中止 4月15日まで延長

2020年3月6日 8時20分

世界戦挑戦が決まり、ポーズをとる中谷潤人=東京都内のホテルで(2月撮影)

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 新型コロナウイルスの影響で世界タイトルマッチも延期となった。日本ボクシングコミッション(JBC)と日本プロボクシング協会(JPBA)は5日、国内の興行の中止期間を3月末から4月15日に延長すると発表した。4月16日以降の開催可否は3月13日に検討する。4月4日に東京・後楽園ホールで予定されていたWBOフライ級3位の中谷潤人(22)=M・T=と同級1位ジーメル・マグラモ(25)=フィリピン=の世界王座決定戦も延期される。

 世界初挑戦だった中谷は現在、米国ロサンゼルスで試合に備えスパーリング合宿を行っている。延期決定を受け「緊張感を切らさず、最高の状態でリングに上がらせてもらいます。(現在は)常に緊張感をもって、いろんな選手とスパーリングできているのでいい経験を積めています。必ずベルトを巻きます」と、コメントした。新たな開催日程は調整中だ。

 JBCの安河内本部事務局長は「選手の(減量などの)コンディショニングの難しさや、各興行を協会ではなく各プロモーターが主催しているというボクシングならではの事情があるので早めの判断が必要だった」と説明した。 

  (藤本敏和)

 

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