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【ドラニュース】教育リーグで6割超をマークしたドラフト4位・郡司が開幕マスクを目指し1軍に再合流2020年3月6日 紙面から
開幕マスクへラストスパートだ!! 中日のドラフト4位ルーキーの郡司裕也捕手(22)=慶大=が5日、ウエスタン・リーグ教育リーグのオリックス戦(オセアンBS舞洲)にスタメン出場。持ち前の打撃で2打数1安打とまた快音を鳴らすと、途中交代して1軍に再合流した。6日からの楽天3連戦(静岡)でさらにその名を売り込む。 おぼろげだった目標が現実味を帯びてきた。実戦経験を積むために同行している2軍の遠征。3本の適時打を放った3日に続き、この日も郡司が2打数1安打と結果を残した。参戦した教育リーグ2試合で6打数4安打、打率6割6分7厘の猛アピールだ。 「開幕マスクは自分だという強い気持ちでやってきています。バッティングではアピールできていると思うのでこれを続けていきたい」 開幕まで2週間。2リーグ分立後では球団初となる新人の開幕マスクを、少しずつだが確実にたぐり寄せている。この日、左前打を放った相手はオリックス・山崎福。昨季1軍で36試合に登板した左腕の138キロ直球をはじき返した。1軍実績のある投手との対戦を積みながら自信を深めている。 「狙い方がいいよ」。キャンプから安定して結果を残す郡司の打撃をこう評するのは仁村2軍監督だ。続けて「技術もあるんだろうけど配球を読んだり、引っ張るのか右打ちするのか。考えて対応できている」と説明。状況に応じて柔軟に狙いを変える打撃に「1軍で慣れれば面白いね」と笑みを浮かべる。 プロならではの読みも実感している。3日の試合では、プロで初めて1試合フルにマスクをかぶった。何巡も対戦を重ねるうちに「プロは狙い球を決めている」と実感。「来た球を打つ感じだったアマとは違って打者との駆け引きが大事になる。周りから信頼されるためにも失点を少なくしないと」。プロの正捕手なら、各チームの主力打者を1シーズンに何十回も打席に迎える。 PR情報
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