┏━━【目次】━━━━━━━━━━━━
┠■ はじめに~全国的にインフルエンザが大流行中! 十分な予防対策と万一罹患したら正しい対応を!
┠■ 【中継番組表】
┠■ 民主党政権で環境相を務めた細野豪志衆院議員が自民党二階派へ無所属のまま特別会員として入会の見通し!
┠■ 北方領土を取り戻すためにロシアと戦争する気か!? 安倍総理が28日の施政方針演説で日露戦争時の明治天皇の歌を引用! 沖縄に寄り添わない政府は国会召集日に新たな辺野古新工事に着手! 沖縄県の立ち入り検査も行政指導も無視する強引さ!
┠■ <お知らせ>
┠―■ ご寄付・カンパでIWJをご支援いただき、いつもありがとうございます。橋下徹氏による岩上さんへの不当なスラップ訴訟の次回口頭弁論(3月27日)に向けて、岩上さんは準備を重ねています。この裁判の結果は、すべてのネットユーザーの身に降りかかります!大きなコストがのしかかってはいますが、岩上さんは全力でこの裁判を闘い抜く覚悟です! どうか皆様、IWJへのご支援をよろしくお願いいたします!
┠―■ 現在IWJではテキス班スタッフを募集中です! ぜひご応募ください!
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■はじめに~全国的にインフルエンザが大流行中! 十分な予防対策と万一罹患したら正しい対応を!
おはようございます。IWJ編集部です。
インフルエンザが猛威を振るっています。国立感染症研究所の最新データ(2019年1月14日~1月20日)では、インフルエンザの大きな流行の発生・継続が疑われる「警報」レベルが70%~100%を示す地域が、日本列島のほとんどの地域に発令されています。例外は、岩手、青森、秋田の東北3県や島根、鳥取の日本海側2県、三重、和歌山といった中部、近畿地方の一部だけです。これらの県も警報レベルが30%未満というところは少なく、今後、警報レベルが上がる可能性もあります。
※インフルエンザ流行レベルマップ(国立感染症研究所)
https://nesid4g.mhlw.go.jp/Hasseidoko/Levelmap/flu/new_jmap.html
1月22日の朝には、東京目黒区の東京メトロ日比谷線の中目黒駅で、出勤するため電車を待っていた37歳の会社員の女性がホームから転落し、電車にはねられて死亡しました。当人は、体調が悪いと周囲に話していたようですが、それがインフルエンザだったとは認識していなかったことが報道されています。
※駅ホームから転落 死亡の女性 インフルエンザの自覚なしか(NHK NEWS WEB、2019年1月23日)
https://www3.nhk.or.jp/shutoken-news/20190123/0024385.html
体調が悪くても出社せざるを得なかった事情が気になるところです。その事情に何らかの強制力があったとすれば問題でしょう。労働者の病気と企業の関係について岩上さんは次のようにツイートしています。
「普通は出社させないのが、企業としての当たり前の事と思うけどな。人材が不足する時代なのに、インフルエンザに感染した社員が出社したら、社内でインフルエンザが蔓延して、企業が利益を出すどころではなくなるというのに」(岩上安身のツイッター、2019年1月26日)
https://twitter.com/iwakamiyasumi/status/1089172681725927424
IWJの社内でも、インフルエンザにかかって休んでいるウェブ班のスタッフや家族がインフルエンザに倒れたというスタッフが現れ始めています。家族二人がインフルエンザに倒れたスタッフには、自宅で家族の看病をしながら、一日の一定時間だけ自宅作業をするという対応をしてもらっています。企業は労働者の病気にどう柔軟に対応できるか。経営者と企業の見識と体制が問われます。
岩上さんは、熱が下がったら出社しようとしていたスタッフに、以下のようにメールで指示を出しました。
「インフルエンザは、風邪ではないので、熱が下がっても、ウイルスが完全に抜けるまでは、他の人にうつしてしまう可能性があるので、出社に及ばず、です」
インフルエンザ流行中の予防対策として、厚生労働省は次の4つを挙げています。
1.外出後の手洗い等
流水・石鹸による手洗いは手指など体についたインフルエンザウイルスを物理的に除去するために有効な方法であり、インフルエンザに限らず接触や飛沫感染などを感染経路とする感染症の対策の基本です。インフルエンザウイルスにはアルコール製剤による手指衛生も効果があります。
2.適度な湿度の保持
空気が乾燥すると、気道粘膜の防御機能が低下し、インフルエンザにかかりやすくなります。特に乾燥しやすい室内では、加湿器などを使って適切な湿度(50~60%)を保つことも効果的です。
3.十分な休養とバランスのとれた栄養摂取
体の抵抗力を高めるために、十分な休養とバランスのとれた栄養摂取を日ごろから心がけましょう。
4.人混みや繁華街への外出を控える
インフルエンザが流行してきたら、特に御高齢の方や基礎疾患のある方、妊婦、体調の悪い方、睡眠不足の方は、人混みや繁華街への外出を控えましょう。やむを得ず外出して人混みに入る可能性がある場合には、ある程度、飛沫感染等を防ぐことができる不織布(ふしょくふ)製マスクを着用することは一つの防御策と考えられます。
※インフルエンザQ&A(厚生労働省)
https://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou01/qa.html
万一インフルエンザにかかった場合は、早めの医療機関への受診が必要です。厚労省は、インフルエンザにかかった場合の外出を控えるべき期間として、次のように指針を示しています。
「一般的に、インフルエンザ発症前日から発症後3~7日間は鼻やのどからウイルスを排出するといわれています。そのためにウイルスを排出している間は、外出を控える必要があります。排出されるウイルス量は解熱とともに減少しますが、解熱後もウイルスを排出するといわれています。排出期間の長さには個人差がありますが、咳やくしゃみ等の症状が続いている場合には、不織布製マスクを着用する等、周りの方へうつさないよう配慮しましょう。
現在、学校保健安全法(昭和33年法律第56号)では『発症した後5日を経過し、かつ、解熱した後2日(幼児にあっては、3日)を経過するまで』をインフルエンザによる出席停止期間としています(ただし、病状により学校医その他の医師において感染のおそれがないと認めたときは、この限りではありません)」
22日に、中目黒駅で転落して電車にはねられて死亡した女性は、体調の悪さを訴えながらも、インフルエンザという認識がなかったといいます。仮に、インフルエンザという医療機関の診断があったら、たとえ、仕事上で責任のある立場にあったとしても、休んでいた可能性があります。その意味でも、少しでも体調が悪かったら、無理せず、医療機関を受診することが大切です。
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
◆中継番組表◆
**2019.1.30 Wed.**
あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。
【IWJ・Ch4】10:30~「勤労統計不正『賃金偽装』野党合同ヒアリング ―内容:特別監察委員会の調査結果、基幹統計の再点検、平成29年度国民経済計算年次推計(フロー編)再推計結果 ほか」
視聴URL: https://twitcasting.tv/iwj_ch4
勤労統計不正「賃金偽装」野党合同ヒアリングを中継します。内容は、厚生労働省の「毎月勤労統計」が偽装されていた問題、特別監察委員会の調査結果、基幹統計の再点検、平成29年度国民経済計算年次推計(フロー編)再推計結果、前回の宿題返しなどについて、厚生労働省、総務省、財務省、内閣府よりヒアリング。これまでIWJが報じてきた省庁ヒアリング関連の記事は以下のURLからご覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%E7%9C%81%E5%BA%81%E3%83%92%E3%82%A2%E3%83%AA%E3%83%B3%E3%82%B0
——————
【IWJ・Ch3】14:30~「原子力規制委員会 更田豊志委員長 定例会見」
視聴URL: https://twitcasting.tv/iwj_ch3
原子力規制委員会 更田豊志委員長による記者会見を中継します。IWJは今まで、原子力規制委員会の委員長定例会見を毎週中継してきました。以下のURLからご覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%E5%8E%9F%E5%AD%90%E5%8A%9B%E8%A6%8F%E5%88%B6%E5%A7%94%E5%93%A1%E4%BC%9A
——————
【IWJ・Ch5】16:45目処~「立憲民主党 枝野幸男代表 定例会見」
視聴URL: https://twitcasting.tv/iwj_ch5
立憲民主党 枝野幸男代表 定例会見を中継します。これまでIWJが報じてきた枝野幸男氏関連の記事は以下のURLからご覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%E6%9E%9D%E9%87%8E%E5%B9%B8%E7%94%B7
========
◆中継番組表◆
**2019.1.31 Thu.**
あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。
【IWJ・Ch2】17:00~「東京電力 定例会見」
視聴URL: https://twitcasting.tv/iwj_ch2
東京電力による記者会見を中継します。これまでIWJが報じてきた東京電力関連の記事は以下のURLからご覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%E6%9D%B1%E4%BA%AC%E9%9B%BB%E5%8A%9B
——————
【再配信・IWJ・Ch6】19:00~「『純セレブ』とは根拠を必要としない『究極のセレブ』!『純セレブスピーカー』はその具現!! 驚くほど良い音のするスピーカーを『自分で』『簡単に』『安く』作ることができる!~ 1.9 純セレブスピーカー発表記者会見」
視聴URL: https://twitcasting.tv/iwj_ch6
1月9日収録。「純セレブ文明の夜明け ~道(タオ)の思想にもとづく非線形スピーカーのよろこび~」と題して開催された東京大学での展覧会に先立っておこなわれた、音楽家の片岡祐介氏と東京大学東洋文化研究所教授の安冨歩氏による純セレブスピーカー発表記者会見の模様を再配信します。
[記事URL] https://iwj.co.jp/wj/open/archives/439312
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
◆昨日アップした記事はこちらです◆
アベノミクス偽装!! 実質賃金がマイナスでは消費税増税はできない!? 経済対策などあらゆる面に影響~1.28国会パブリックビューイング「毎月 勤労統計不正調査問題」緊急街頭上映
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/440685
東芝が出席!? 東電・福島第一原発3号機燃料取出し行程のトラブルについて原因と責任を問う声に押されて「特定原子力施設監視・評価検討会で事情を聞く」~10.10原子力規制委員会 更田豊志委員長 定例会見
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/433466
「日本全体の民主主義の有り様を破壊する行為」憲法研究者131名が辺野古新基地建設の強行に反対する声明を発表!~1.24憲法研究者による記者会見
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/440361
「純セレブ」とは根拠を必要としない「究極のセレブ」!「純セレブスピーカー」はその具現!! 驚くほど良い音のするスピーカーを「自分で」「簡単に」「安く」作ることができる!~ 1.9 純セレブスピーカー発表記者会見
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/439312
「イギリス」「トルコ」「ベトナム」「リトアニア」「アラブ首長国連邦」安倍政権の成長戦略の柱・原発事業がことごとく破綻!原発の高コスト体質の隠蔽は明らかだ!!」 日本共産党衆議院議員・藤野やすふみ氏 ~ 1.25_再稼働反対!首相官邸前抗議
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/440488
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
■民主党政権で環境相を務めた細野豪志衆院議員が自民党二階派へ無所属のまま特別会員として入会の見通し!
民主党政権で環境相を務めた細野豪志衆議院議員が、自民党二階派に入会する見通しが明らかになりました。31日の二階派の会合で了承され、無所属のまま特別会員として入会させる方針とのことです。どうせなら自民党へ正式に入党すればいいのに、何とも中途半端な身の処し方です。
細野議員は民主党幹事長や民進党代表代行を歴任しましたが、2017年に離党して小池百合子東京都知事らと希望の党を立ち上げました。その後、2017年9月の衆議院選挙に際して民進党から希望の党へ衆議院議員の多くが合流するとき、「民進党の中で三権の長を経験をした方については、まずご遠慮いただく」との発言が注目されました。希望の党が国民民主党と希望の党に分党するにあたって、細野氏は無所属になっています。
※細野豪志氏が自民・二階派入りへ 予想される地元の反発(朝日新聞デジタル、2019年1月29日)
https://digital.asahi.com/articles/ASM1Y413PM1YUTFK00F.html
■北方領土を取り戻すためにロシアと戦争する気か!? 安倍総理が28日の施政方針演説で日露戦争時の明治天皇の歌を引用! 沖縄に寄り添わない政府は国会召集日に新たな辺野古新工事に着手!沖縄県の立ち入り検査も行政指導も無視する強引さ!
「しきしまの大和心のおおしさはことある時ぞあらわれにける」
一昨日、28日の国会での安倍総理の施政方針演説の「はじめに」で、安倍総理が引用した明治天皇の詠んだ歌に野党からの反発が広がっています。安倍総理は上記の明治天皇の歌に続けて、日本人は明治以来幾度となく大きな困難に直面したが、力を合わせて乗り越えてきた。少子化や国際情勢など、今立ち向かわなければならない問題解決にみんなで力を合わせようという意味のことを語っています。
これに対して日本共産党の志位和夫委員長は記者会見で、「1904年に詠んだ歌で、日露戦争のさなかに戦意高揚のために使われた歌だ。日本国憲法の平和主義に真っ向から反するものだと強く抗議したい」と批判しました。
※明治天皇の御製引用を批判=共産・志位氏(時事ドットコムニュース、2019年1月28日)
https://www.jiji.com/jc/article?k=2019012800849&g=pol
志位委員長はさらにツイッターでこの記事を取り上げ、「これは看過するわけにいかない。日露戦争は、朝鮮半島の覇権をロシアと争った侵略戦争だ。その戦争の戦意高揚に使われた歌を、首相が施政方針演説の中に位置づけたことは、日本国憲法の平和主義に真っ向から反する」とツイートしています。
※志位和夫氏のツイート(2019年1月28日)
https://twitter.com/shiikazuo/status/1089826878423089153
さらにこの志位委員長のツイートに対し、立憲民主党の有田芳生参院議員が「異常な施政方針演説でした。議場では『ロシアと戦争して領土を取り戻すのか』というヤジが飛びました。おそらく首相は官僚が書いてきた文章の意味がまったく理解できなかったのでしょう。言葉によるクーデターです。深刻な事態です」とツイートしています。
※有田芳生氏のツイート(2019年1月28日)
https://twitter.com/aritayoshifu/status/1089845888086814720
たしかに、安倍総理は官僚の書いてきた紙を棒読みするだけの人物ですが、もし、官僚の中に、ロシアとの戦争辞さず、などと本気で思っている者がいたら、これは大変な問題です。気でも狂ったのか、としか言いようがありません。
帝政末期の士気上がらない時代のロシア相手に、米英及びユダヤ資本に後押しされ、様々な好条件が重なって、どうにか講和に持ち込むことができた、というだけの日露戦争を、大勝利と大騒ぎすること自体、大間違いです。加えて、現代において旧ソ連以来の核戦力を引きついでいる超軍事大国のロシアと戦争するなど、あまりに非現実的で馬鹿げた妄想です。万に一つも勝ち目などありません。こんな作文をした気の狂った官僚は誰か、明らかにして官邸からつまみ出す必要があります。
安倍総理の施政演説については、辺野古新基地建設でも注目すべきことがありました。安倍総理は「戦後日本外交の総決算」という項目の中で「安全保障政策の再構築」というテーマで普天間の辺野古移設に触れています。しかし、昨年の施政方針演説に盛り込まれていた「沖縄に寄り添う」という表現が、今回の演説にはありませんでした。しかも沖縄政策に関する内容は昨年の演説の約3分の1でした。
※首相施政方針 「沖縄に寄り添う」消える(東京新聞、2019年1月29日)
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/list/201901/CK2019012902000152.html
さらに政府は、国会を招集した28日、辺野古新基地建設で現在埋め立て工事が行われている場所とは別に、新たに大浦湾側の「N4」と呼ばれる地点での護岸工事に着手しました。2月24日に行われる、辺野古新基地建設の是非を問う県民投票まで1ヶ月を切りましたが、政府は強引に工事を強行しています。
何よりも、沖縄県は埋め立て承認を撤回し、現在は国地方係争処理委員会で審査中の事案です。さらに、沖縄防衛局は沖縄県赤土等流出防止条例に違反している疑いを持たれながら、県の立ち入り検査を拒否しています。
新たに工事を始めたN4護岸の先には「マヨネーズなみ」ともいわれる軟弱地盤が指摘された海域があります。政府は先日、指摘されながら沈黙を貫いてきた軟弱地盤の存在をやっと認めたものの、何の対応策も示していません。まさに既成事実を積み上げるための違法工事です。
N4の先の海域には希少なサンゴの存在も確認されていますが、沖縄防衛局は「サンゴを移植せずに護岸工事を進めることができる」と、身勝手なコメントを出しています。沖縄県は沖縄防衛局に対し、工事中止の行政指導をする構えですが、沖縄防衛局はこれまでも沖縄県の指導をことごとく無視しています。
※辺野古の新護岸着工 大浦湾側 国、県民投票前に強行(沖縄タイムス、2019年1月29日)
https://ryukyushimpo.jp/news/entry-867883.html
沖縄の問題は、日本政府の身の丈にあわない、威丈高な外交姿勢と結びついています。沖縄県民や沖縄の自然環境にどんな理不尽な負担がかかろうとも、在日米軍、とりわけ海兵隊が喜びそうなことなら何でもやる。そうやって米軍基地を日本に置き続け、袖を引っ張り続けることで日米同盟は安泰であり、日本が近隣諸国と戦争に至った際は、日本サイドに立って戦ってくれると信じているわけです。これこそ、戦後最大の妄想です。
日本が中国やロシアとケンカをおっぱじめたところでなんで米軍が戦わなければならないのか。米軍が一番、正面衝突したくないのは、中国であり、ロシアです。現代は海戦や空中戦の時代ではありません。ミサイル戦の時代であり、長距離ミサイル登場以前は太平洋と大西洋にはさまれて敵の攻撃が本土に届かなかったアメリカですが、今や両大洋は攻撃の障壁になりません。簡単に海を越え、米本土直撃が可能です。戦争は東アジアだけに局限されません。そして、そこまでいけば、弾頭が通常弾から核弾頭に変更されるのは、あと一歩です。
ゆえに中露と米国は直接的で本格的な軍事対決はできない。米軍がせいぜい後方支援する程度の日本に、本格的な全面戦争を戦う力があるでしょうか?あるはずがありません。
愚かな日本政府と右翼は、米軍をあてにしつつ、沖縄列島弧に戦場を限定し、対中国戦を戦うシナリオ(非現実的で愚劣な妄想にすぎませんが)を描いてきましたが、相手にロシアも加わるとなると、北方海域も戦場になります。それだけではなく、日本と韓国の間は波が高まる一方なので、その延長上で韓国との関係が決定的に破談(現在でも日韓は同盟国ではありません)し、国交断絶に至ったら、朝鮮半島上空を北から南に通過して、最短距離で日本列島どこへでも空爆が可能となります。北は北方領土から、南は先島諸島まで、日本列島全域どこでも戦場となりうるでしょう。米国は日本がメッタ打ちにあっているとき、中国本土やロシア本土に攻撃を行うでしょうか?日本から挑発し、仕掛けたケンカであれば、行うはずがないと思います。
安倍政権という戦後史上最低最悪で、最も知能の低い政権は、この程度の軍事リアリズムをも持ち合わせていないのです。
■<お知らせ>
■ ご寄付・カンパでIWJをご支援いただき、いつもありがとうございます。橋下徹氏による岩上さんへの不当なスラップ訴訟の次回口頭弁論(3月27日)に向けて、岩上さんは準備を重ねています。この裁判の結果は、すべてのネットユーザーの身に降りかかります!大きなコストがのしかかってはいますが、岩上さんは全力でこの裁判を闘い抜く覚悟です! どうか皆様、IWJへのご支援をよろしくお願いいたします!
いつもIWJをご支援いただき、ありがとうございます。
IWJではご寄付・カンパの毎月の目標額を450万円に設定しています。これは1年間の必要経費から会費を差し引いた金額から算出したものです。1月も残り2日となりましたが、1月1日から28日までのご寄付・カンパは311万1933円で、目標額の69%にとどまっています。
新年を迎えてからご寄付・カンパはかなり低い水準で推移してきましたが、ご支援のお願いに応じてくださった皆様のおかげで、1月の下旬になって少し持ち直しつつあります。本当にありがとうございます!
しかし、前半の厳しさの影響が大きく、今月の目標額に到達するには、依然として厳しい状況が続いています。
岩上さんは橋下徹氏から不当なスラップ訴訟を受けており、この裁判を闘い抜くには、大きなコストがかかります。3月27日には第6回口頭弁論を控えており、今月25日の裁判所への陳述書提出の最終締め切りに向け、岩上さんは、何日も徹夜で陳述書の執筆を続けました。体には大きな負担がかかってしまいましたが、それでも、体調が悪化しないギリギリのラインで作業し、発熱も発作も起こることもなく、無事に陳述書を書き終えました。
陳述書の作成は一段落しましたが、裁判の準備はまだまだ必要です。陳述書に書ききれなかったことがたくさんあり、このあと続編となる補充陳述書を速やかに書いて裁判所に提出しなくてはなりません。
橋下氏による不当なスラップ提訴のために、岩上さんは体力的にも精神的にも経済的にも大きな負担を強いられています。橋下氏は、岩上さんの削除済みの一つのリツイートが名誉棄損にあたると主張していますが、議論もなく、事前に抗議もなく、法的手段を取るという事前の内容証明郵便を送ることすらせず、いきなり不意打ちを浴びせるように訴状を送りつけるという奇襲を仕掛けました。
このような問答無用の不意打ち提訴で、リツイートであっても名誉棄損として成立し、100万円の請求が認められてしまうと、無言で訴状を送りつけるという模倣犯が激増することでしょう。あらゆるネットユーザー、あらゆるSNSユーザーにとって、「明日は我が身」です。橋下氏の起こした今回のスラップ訴訟はそれほどまでに重大な問題をはらんでおり、彼はまさに「パンドラの箱」を開けようとしているのです。こんなスラップ提訴が認められれば、間違いなくインターネット上の言論の自由は崩壊します。言論の自由を守り、誰もが政治に対して異議申し立てを堂々とできる本当の民主主義を確立するためにも、この裁判は絶対に負けるわけにはいきません!
この不当なスラップ訴訟を闘い抜くには大きなコストがかかります。今回、岩上さんが関西で隠密調査行動を行ったように、東京・大阪の往復にかかる交通費と宿泊費だけでも、相当な出費となってしまいます。今後も東京・大阪の往復を何度もこなさなければなりません。
また、岩上さんによるインタビューやIWJの記事、毎日発行している日刊IWJガイドなど、IWJの活動は、皆様からのご寄付・カンパと、会員の皆様からいただいている会費によって支えられています。
ご寄付・カンパをいただいた皆様には心から感謝申し上げます。本当にありがとうございます。
しかしながら、現在の、いささか低調に推移するご寄付・カンパのペースが続くと、IWJは活動を維持するのが非常に難しくなってしまいます。IWJは、今後とも独立メディアとして精力的な活動を続けていきますので、どうか、ご寄付・カンパ、会員登録によるご支援のほど、よろしくお願いいたします!
※ご寄付・カンパのご支援はこちらからよろしくお願いいたします。
https://iwj.co.jp/join/pleasehelpus.html
※会員へのご登録はこちらからお願いいたします。
https://iwj.co.jp/ec/entry/kiyaku.php
一般会員にご登録していただくと、岩上安身インタビューなどの独自動画コンテンツを公開後一ヶ月間、アーカイブでご都合のよい時にご覧いただけます!サポート会員に登録すると期間無制限でご覧いただくことができます。入会金は無料。会費は月々1,000円ですが、1年分まとめてお支払いいただければ1万円と、年額にすると2ヶ月分お得になっています!
サポート会員にご登録いただくと、岩上安身インタビューを全文文字起こしして詳細な注釈をつけた「岩上安身のIWJ特報!」を、すべて無料で閲覧することができます。さらに、過去のインタビューも含めすべてのIWJのコンテンツをいつでもご覧いただけます。
また、一般会員からサポート会員へ移行してくださる方が増えれば、IWJの活動は今よりもずっと安定したものになります。サポート会員の人数が4,000名に達すれば、それだけでご寄付やカンパをいただかなくても、活動資金をまかなえることになります。
サポート会員へのご登録、アップグレードをご検討いただき、IWJの活動へのさらなるご支援をいただければ幸いです。
※サポート会員へのご登録はこちらからお願いいたします。
https://iwj.co.jp/ec/entry/kiyaku.php
(会員登録いただいたメールアドレスとパスワードでログインの上、MYページの「会員登録内容変更」をクリックし「会員登録内容変更(入力ページ)」へ移動してください。そこに「会員種別の変更はこちら」とございまして、青字になっている「こちら」をクリックすると「会員種別変更申請」のページが表示されます。その画面で「サポート会員への変更を申請します」の前にあるチェック欄をクリックし、申請ボタンを押してください。)
また、一度会員に登録されて以降現在お休みになっている方は、ぜひもう一度会員登録の再開をご検討いただきたいと存じます! 会費の支払いをつい忘れがちという方は、クレジットカードでのお支払いが大変便利ですので、ぜひご検討ください。クレジットカードをお持ちでない方は、自動引き落としサービスもご用意していますので、こちらのページをご覧ください!
※クレジットカード・自動引き落としでのお支払いへの変更はこちらから(※ログインが必要です)
https://iwj.co.jp/ec/mypage/login.php
※よくある質問と回答 年会費をクレジットで支払いたい
https://iwj.co.jp/info/faq.html#idx-18
なおIWJの記事は、単品で購入していただき、ご都合のよい時にゆっくり購読していただくことも可能です!
岩上さんのインタビューは会員以外の方は1本500円、一般会員の方は1本50円でご購入いただけます。また、一般の記事は会員以外の方は1本300円でご購入いただけます。こちらも、ぜひご利用ください。
■現在IWJではテキス班スタッフを募集中です! ぜひご応募ください!
現在、IWJではテキスト班のスタッフを募集しています。
週5日、フルタイムの専業で働ける方を最優先で募集しています。
テキスト班は、毎日発行している現在お読みの日刊IWJガイドの執筆や編集、 IWJのサイトの記事の取材や執筆・編集、岩上さんによるインタビューのためのリサーチとパワーポイント作成が主な仕事になります。その他にも、記者会見での現場記者や、時にはインタビューアーも務めます。
これらの仕事がすべてできる必要はありません。現在のスタッフにもそれぞれ得意・不得意があり、他班のスタッフとも助け合いながら仕事を行っています。
メディアでの仕事の経験は問いません。経験のない方には、丁寧にご指導いたします。必要な条件は、旺盛な知的好奇心と、当方の指示・当社のルールを守れるチームワークです。
現在の政治に危機感をお持ちの方、ぜひ、IWJで一緒に働いて、力を貸してください!
現在、IWJでは、退職金を会社が積み立てている無期雇用の正社員、退職金はない有期雇用の契約社員、アルバイトの3種類の雇用形態があります。いずれも健康保険、厚生年金、雇用保険など、社会保険が完備されています。車を社用で運転するスタッフのために、民間の自動車保険にも会社負担で入っています。そのほかに、他の仕事と兼業するための業務委託、外注、などの働き方もあります。
また、IWJでは、社会保険労務士と顧問契約を結んでおり、労働法規を過失でも違反しないように気をつけています。決して長時間労働にならないように、36協定の範囲内に留めています。残業には、すべて規定どおり割増賃金が付きます。業務の都合上深夜残業になってしまった場合には、残業代に加えて深夜割増残業代を支払っています。深夜残業により終電を逃した場合は、車を運転できる人には社用車を貸し出し、運転できない人は運転できる人が自宅まで送ります。また、仮眠室も用意しています。
IWJでは、2010年12月の創業以来、内部スタッフ・外部の業務委託に関わらず、賃金・報酬の未払い・遅払いは一切ありません。時間給での契約の場合は、サービス残業(残業しても支払われない無賃労働)もありません。
IWJは、決してブラック企業ではありません。小さな会社ですが、税理士、社労士、産業医に報酬を払って顧問としてお願いしているのは、珍しいと自負しています。正社員に限らず、スタッフには健康診断を受診できるようにしています。慢性的な体調不良や病気がある場合には、産業医と面談し、適切な病院を紹介してもらうなど、スタッフの健康管理に、細心の注意を払っています。
労基法に拘束されない経営者で、IWJのオーナーである岩上さんは、休みなしで働くことで知られ、それが故に無理をしすぎていて、体を壊したりもしますが、スタッフには労基法を遵守し、健康配慮も怠りません。
世間では、熱があるのに会社へ出てこい、などという経営者が少なくないようですが、岩上さんは決してそんな無茶は言いません。口を酸っぱくして、病院嫌いのスタッフに、体調不良ならばすぐ病院へ行くようにと指示。インフルエンザを社内に蔓延させてしまうようなことがないよう、罹患した人には熱が下がっても、ウイルスが抜けるまで在宅を指示するなど、スタッフの健康管理のため、できることは徹底しています。
一部の大企業の正社員並の高給が支払えるわけではありませんが、法規やルールはきちんと守り、約束した賃金は滞りなくお支払いしています。企業でも人間でも、一番大切なものは信用です。その信用は大切に守り通しています。
また、同時にプロの外注ライターの方、地方を含む在宅ライターの方も募集しています。サマリーライターは、難解な文章を書く必要はありません。新聞・雑誌の一般的な記事程度の文章を書ければ大丈夫です。
外部ライターの方は通年で募集しています。どんな分野でも書ける方であればとても助かりますが、自分は、原発だけ、貧困・格差問題だけ、といったワンテーマライターの方も歓迎です。他の仕事(メデイア以外の仕事、メデイアの仕事)との兼業も、話し合って調整できれば、可能です!
また、全国各地で、ライブストリーミングをやってくださる中継市民の方々も募集しています。ボランティアでも、ペイワークでも、ご相談に乗ります。機材の貸し出しもします。現場への交通費などの経費は全額IWJが持ちます。もちろん、ボランティアとして、中継を中心にお手伝い下さる方は、週に一度であろうと、月に一度であろうと歓迎です。その方のペースで、ご助力いただければと思います。
ぜひ、ご応募ください!お待ちしております。
それでは、本日も1日よろしくお願いします。
IWJ編集部(岩上安身、城石裕幸、川上正晃、尾内達也)
IWJ 株式会社インディペンデント・ウェブ・ジャーナル
岩上安身サポーターズクラブ事務局
公式サイト 【 https://iwj.co.jp/ 】