レッズの秋山翔吾外野手(31)が4日、カブス戦で今春初めて4番に座り、中堅で先発。3打数無安打、1三振で快音こそ聞かれなかったが、ベル監督は、日本出身の秋山が国際的な空気を運ぶことでチームの雰囲気をアゲてくれると評価した。地元放送局WDTN(電子版)が報じた。
「外国から来た選手たちと交流することは興味深い。日本野球の文化を学ぶことは、一段階上の活気をもたらしてくれる。多くのメディアも注目してくれるしね」
秋山自身は、同局が「他の選手に比べてはるかに多い日本メディアが、秋山の一挙手一投足に視線を注いでいる」と表現した狂騒曲にも「別に、来てもらうのはいつでもウエルカムなんで、はい」と意に介さなかった。
チームが歓迎する雰囲気について、秋山は「選手やコーチたちがクラブハウスでも日本語で話し掛けてくれたりする。それがすごくありがたい」と感謝。ロイヤルズ時代の2014年は青木宣親(現ヤクルト)と同僚で、球宴選出3度を誇るムスタカスも「注目されるのはチームにとってもいいことだよ。ショーゴは目を見張るレベルの選手だが、人間としても素晴らしいし、一緒にプレーできてエキサイティングだね」と語った。
この記事を印刷する