第45回県高校総合体育大会・スポットライト
◆小林、復帰直後に貢献 男子体操団体で11連覇を達成した延岡商の宮本和美監督は「今回は特別な思い入れのある勝利になった」とかみしめた。 それには、個人総合2位を獲得した小林茶介の存在があった。 3年生の小林は昨年11月、練習中のアクシデントで顔面を複雑骨折した。1月ほどの療養を終え、「怖くて(もう体操は)できなかった」。 だが、総体メンバー締め切り直前の4月下旬、宮本監督から最後の誘いを受ける。「お前に任せる」との言葉に、「後悔するかもしれない」と、復帰を決意した。 練習を再開したのは5月の大型連休明け。半年のブランクはあったが、「3日くらいで勘が戻った」。すんなりと体は動いたという。 「しっかり演技してくれ、出場したこと自体に感謝している」。宮本監督が振り返った小林は個人総合でトップの柳田慶介に次ぐ2位。団体の優勝に貢献した。 小林は「先輩たちがつなげてくれたものを、後輩につなぐことができてうれしい」と笑顔で話していた。
第45回県高校総合体育大会・スポットライト
◆小林、復帰直後に貢献
男子体操団体で11連覇を達成した延岡商の宮本和美監督は「今回は特別な思い入れのある勝利になった」とかみしめた。
それには、個人総合2位を獲得した小林茶介の存在があった。
3年生の小林は昨年11月、練習中のアクシデントで顔面を複雑骨折した。1月ほどの療養を終え、「怖くて(もう体操は)できなかった」。
だが、総体メンバー締め切り直前の4月下旬、宮本監督から最後の誘いを受ける。「お前に任せる」との言葉に、「後悔するかもしれない」と、復帰を決意した。
練習を再開したのは5月の大型連休明け。半年のブランクはあったが、「3日くらいで勘が戻った」。すんなりと体は動いたという。
「しっかり演技してくれ、出場したこと自体に感謝している」。宮本監督が振り返った小林は個人総合でトップの柳田慶介に次ぐ2位。団体の優勝に貢献した。
小林は「先輩たちがつなげてくれたものを、後輩につなぐことができてうれしい」と笑顔で話していた。