写真広場
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【ゴルフ】英国R&Aがジーンズ解禁の動き 「今のゴルフには変革が必要」2020年3月4日 紙面から ◇武川玲子コラム「ゴルフ米ツアー見聞録」ジーンズ姿でゴルフコースを堂々と歩く。そんな日が近々来るかもしれない。 2月末に英スコットランドのセントアンドリュースで行われた定例会見。ゴルフの統括団体、ロイヤル・アンド・エンシェント・クラブ(R&A)のチーフディレクター、マーチン・スランバーさんが切り出した。 「今のゴルフには変革が必要だ。若い人のゴルフ人口増加を促すためには、彼らを理解しなければならない」。同クラブメンバーのジーンズ着用を容認すると示唆したのだ。 ゴルフにはプレー上のルールの他にさまざまなマナーが存在する。中でもやっかいで堅苦しいのが、ドレスコード(服装規定)だ。 市営などのカジュアルなパブリックコースやリゾートコースの多くは、既にジーンズやTシャツ姿でプレーできる。一方で、「襟付きのシャツ」「クラブハウスでのジャケット着用」などと形式ばった服装を求める会員制クラブは、ここ米国でも根強く存在する。 実際にはもっと細かい。男性はシャツをズボンの中に入れなければならず、帽子を後ろ向きにかぶることは禁止。もちろん、ジーンズはコースもクラブ内もご法度だ。「それが若者たちをゴルフから縁遠くしている」とスランバーさんは指摘する。 ジーンズはもともとゴールドラッシュに沸く米国で、炭鉱員の作業着として広まった。今では日常着となり、若者たちのおしゃれに欠かせないアイテムとなっている。 「ゴルフが生き残るために画期的な策かもしれない」と英メディアは期待を寄せる。競技の歴史が深い国で「ジーンズ解禁」となれば、その影響はきっと世界に広がる。それがゴルフ人口増加につながるのなら悪いことではない。 (全米ゴルフ記者協会会員) PR情報
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