名古屋グランパスは4日、愛知県豊田市のトヨタスポーツセンターで非公開練習した。MF阿部浩之(30)は、新型コロナウイルスの感染拡大に伴う試合延期を受けて今後予想される“超過密日程”を警戒。休止期間を利用してチームメートとの連携を高め、オールグランパスでシーズンを戦う決意を示した。
見据える目標が高ければ、求めるレベルもおのずと高まる。開幕・仙台戦で貴重な同点弾を決めた阿部。トップ下で獅子奮迅の活躍を見せたが、ドローに終わった一戦に満足感はなかった。
「(仙台戦の課題は)全部ですよ。一番は攻撃で得点を取る部分で、そこが伸びてこないと勝ちには近づかない。今の時間(休止期間)を大切にしないといけない」
目標は、加入イヤーでのタイトル獲得。だからこそ、気掛かりなのは今後予想される“超過密日程”だ。今季は東京五輪の影響で試合間隔が短かく設定されていたが、今回の公式戦延期で連戦が長期化する可能性が高まっている。
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