【ブーメラン】今井雅人氏にインサイダー疑惑?

看板問題でブーメランの今井雅人議員に新たな疑惑が浮上した。インサイダー疑惑である。
アベノミクスのお陰で五千万円以上稼いだ彼の疑惑を見てみよう。

FXとインサイダー

公職者の株取引は法的に禁止とはなっていないが、国会議員・国家公務員の株取引は自粛する傾向にある。

昨年、日本銀行の福井俊彦総裁が村上ファンドで資産運用をしていたことが明らかになったことをきっかけに、公職者の株取引も問題となった。株取引の規制は特にないが、01年には閣僚は株取引を自粛する「大臣規範」が閣議決定。公明党が05年に党独自の規定で株取引を禁止にした。
https://kotobank.jp/word/%E5%9B%BD%E4%BC%9A%E8%AD%B0%E5%93%A1%E3%81%AE%E6%A0%AA%E5%8F%96%E5%BC%95-883037

そして、FX(外国為替証拠金取引)にはインサイダー取引という概念がないこととなっている。
法的にもFXでインサイダー取引で罰せられることはないという。

実は、FXの世界にはインサイダー取引という概念がありません。
FX取引というのは、株式市場などと違い、非常に規模が大きいです。何と言っても、全世界の「通貨」を取引しますので、一部でもたらされたような情報で相場が動いたりする事は極めて少ないといえます。そういった意味では、FXの市場というのは非常に公平かつ平等な市場なのです。
つまり、平等で公正な市場という事は、プロのトレーダ―だけでなく、副業としてFXをしている個人トレーダーでも勝ち目はあるという事です。 そういった部分がFXの面白さでもあり魅力と言えるのではないでしょうか。
https://fx-works.jp/kiso_insider/

FXにはないはずのインサイダーだったが…

FXにはインサイダー取引という概念がない。というお話をしてきましたが、その表現が間違っている値動きが起こりました。
2015年1月15日(木) 「スイス国立銀行(中央銀行)がスイスフランの対ユーロの上限である1ユーロ=1.20フランを廃止すると発表」したことを背景に、スイスフランが大暴騰。
○スイスフラン/米ドルが「1.0217~0.7398」まで「2820pipsの下落」
○スイスフラン/円は「114.95円~154.42円」まで「3947pipsの上昇」
この値動きが「わずか20分間」での出来事です。何の前触れもなくこの発表をすれば、為替相場は大混乱することは分かっていたはずです。これはインサイダー取引そのものではないかと思います。
https://fx-works.jp/kiso_insider/

つまり、「一部でもたらされたような情報で相場が動いたりする事は極めて少ないといえます」ということは、可能性としてはあるわけだ。
少なくとも倫理的な問題は免れ得ない。

その筋からの情報が入手できれば市場の変動を予測することは、熟練者なら容易ということである。
国会議員のような権力者ならば情報入手は一般人に比べれば容易だ。

そして、今井雅人議員に疑いの目がかけられている。

だいたい、ブログというかHPというかそういうものに予想がかいてあったんですが、国会議員になって、書いてる内容があきらかに金融委員会の内部情報らしき情報を元に取引をしてる形跡が多々みうけられたんです。
元々、チャートがどうとか、値動きが中心で書いてたものが、国会議員になって、急に細かい政治的な金融情勢を書くようになったんです。
でもそれがいつもではなく、突然、内部情報らしきものを書き始めたとおもうと、予想が必ずという感じで当たる。https://matome.naver.jp/odai/2143605073493178401

アベノミクスで少なくとも五千万円以上を稼いだ今井雅人

 維新の党の今井雅人政調会長が、通貨の売買で利益を狙う外国為替証拠金取引(FX)で5130万円の所得を生み、所得6位になった。6月30日に公開された国会議員の所得でわかった。ディーラー出身の今井氏が本領を発揮した。

今井氏はかつて都市銀行の資金為替部に所属。「世界一わかりやすい!FXチャート実践帳」などの著書もある。

昨秋ごろからの円安局面で5130万円 維新の党の今井雅人政調会長が、通貨の売買で利益を狙う外国為替証拠金取引(FX)で5130万円の所得を生み、所得6位になった。
http://hayabusa3.2ch.sc/test/read.cgi/livemarket2/1436050539/

「昨秋ごろからの円安局面」つまり、アベノミクスの金融緩和による円安により5000万円以上もの大金を今井議員は稼いだのである。
日銀の追加金融緩和を発表した日に偶然買ったという。しかも時を同じくしてGPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)もポートフォリオの比率変更を発表したという。

こんな偶然の重なりがあるだろうか?

銀行・証券マンは普通は国会議員になるとやめる。

じつは前々から、今井雅人があやしいとおもってるんですが、FXで儲けたとあります。
ふつうに相場をやって儲けたなら、そりゃまあもうけることはあるということでいいんですが、それが元々、国会議員になる前は、予想が外れるので有名な人だったんです。
でも、国会議員になってから、3割くらい予想があたるようになってたんです。
本来、銀行マンや証券関係の人は国会議員になるときにだいたいやめます。それは当然そういう内部情報を得る立場になるので、それを元にうごくというのは問題があるからです。
https://matome.naver.jp/odai/2143605073493178401

法的に問題が無くとも、国会議員となれば記事にあるように様々な情報が入手可能になる。あらぬ疑いを持たれぬようやめるのが国会議員としての常識なのではないか?

また法的責任と倫理的責任または政治的責任は必ずしも一致しない。法的責任がないことによって、倫理的または政治的責任は免責されえない。

それでも続ける者はあきらかに作為的で、下心のある銭ゲバといえよう。

今井氏は、政権与党時代から金融委員会に所属

2009年8月第45回衆議院選挙で初当選。
財務金融委員会を経て、現在は環境委員会、
科学技術・イノベーション推進特別委員会、東日本大震災復興特別委員会に所属。
http://imai-masato.com/profile.php

だいたい、ブログというかHPというかそういうものに予想がかいてあったんですが、国会議員になって、書いてる内容があきらかに金融委員会の内部情報らしき情報を元に取引をしてる形跡が多々みうけられたんです。
元々、チャートがどうとか、値動きが中心で書いてたものが、国会議員になって、急に細かい政治的な金融情勢を書くようになったんです。
でもそれがいつもではなく、突然、内部情報らしきものを書き始めたとおもうと、予想が必ずという感じで当たる。https://matome.naver.jp/odai/2143605073493178401

今井議員のブログ;http://zai.diamond.jp/list/fxcolumn/imai2/backnumber

ブログを見る限り、政治的な情勢を書いてある記事が多数あった。
金融委員会からの内部情報がないわけがない。しかも、その立場を生かして、官僚から政府の金融政策についてのレクが受けられる。
国政調査権も議員に与えられた権利であり、それによる様々な調査も議員に与えられた当然の権利である。

これらの情報を私的に流用していたならば到底容認できるものではない。
疑惑は深まるばかりである。

国会質問でFXは上下する

為替レートは政治家や中央銀行総裁といった要人の発言や戦争・テロなど「地政学的リスク」によって大きく動くこともあります。

2017年現在、最も注目度が高いのは米国のドナルド・トランプ新大統領の発言です。トランプ氏が「米国の景気をよくする」と発言すれば、為替相場では米ドルが買われます。反対に「米国の製造業復活のためには、ドルはもっと安くなるべき」と為替相場に口出しすれば、急速なドル安円高に振れる可能性もあります。

日本ではここ数年、黒田東彦日銀総裁の発言に注目が集まっています。日銀はデフレ克服のため、年間80兆円もの国債を購入して、市中にお金をばら撒く量的金融緩和策を続けています。もし、黒田日銀総裁が「もうそろそろ国債購入を打ち止めにします」と宣言すれば、量的緩和策で円安トレンドが続いた為替相場が急速な円高に振れてもおかしくありません。

https://gentosha-go.com/articles/-/10746

国会での発言や要人の発言により市場が動くのは株式市場ばかりでなく、FXも同じことである。
つまり、国会の質問次第ではFXの変動を人為的に変動させることは不可能ではないということである。

倫理的には利益相反では?

FXにはインサイダーの概念がなく法的にも問題ないとされるが、倫理的観点でいえばどうであるか。国会議員であれば国の機密事項に触れる可能性もあり、官僚からの情報の入手も十分に可能である。「大体の銀行マンや証券関係の人は国会議員になるとやめる」というのはこういった情報を基に動くことが予想され、法的に問題が無くとも倫理感から自制するものである。

では、今井議員はというと、政治家という地位を利用しFXで大儲けしていると思われても仕方がないことである。

国会の合間はFXと自白 国会の仕事の合間にスマホでトレード!

維新の党の政調会長に就任したこともあってか、取材中にも電話が鳴ったり、メモが差し入れられたりと、かなり忙しそうだった今井さん。そんな激務の間にトレードする時間はあるのだろうか。
「今はどこでも取引できるでしょ。スマホに何種類かFXのアプリが入ってるからね。これはFXトレード・フィナンシャルだし、こっちは外為どっとコム」とスマートフォンを見せてくれた今井さん。スマホ片手にポチポチとトレードしていたようだ。http://zai.diamond.jp/articles/-/178739

休憩時間に何をしようと勝手だが、国会の合間にスマホを片手にポチポチトレードする姿を国民はどう思うのだろうか。
他に勉強するべきこと、もっと調べるべきことが他にあるのではないか?
個人的な蓄財に励む前に、国民の為に働くべきだ。

アベノミクスで5000万円以上も大儲したのに安倍総理を批判するブーメラン

問5:安倍政権の経済政策「アベノミクス」を評価しますか。
回答:2. 評価しない
http://senkyo.mainichi.jp/47shu/meikan.html?mid=D07139001001&st=tk

■アベノミクスは今年いっぱいで終わる

株高・円安に支えられてきたアベノミクス。その終わりも近いのだろうか。
「今年で終わりでしょう。みなさんも『日経平均3万円!』なんてバラ色に考えないことですね。企業業績にしたって株高・円安でドライブをかけてきたわけで、それがなくなれば伸びも止まる。今年度の決算はまだいいかもしれないですが、来年度からは利益も伸びなくなってくるでしょう。安倍さんの支持率だって落ちてきますよ」http://zai.diamond.jp/articles/-/178741

今井議員は安倍政権批判の急先鋒として国会での発言をよく取り上げられている。
もりかけ問題には非常に熱心だ。

そうした、安倍政権やアベノミクスを批判しつつも、裏ではアベノミクスの金融緩和を利用して多額な利益をあげている。

昨今の片山大臣の看板問題を批判しつつも、自分は巨大な看板(ポスター)を設置していたり。

この人物は何なんだろう?いつも言ってることとやってることが違う。

今井議員と言えば四期国会議員を務めているが、全て比例当選である。
しかも、同一政党としての立候補が一度もないという変わり種であり、有名な渡り鳥議員である。
つまり”節操がない”ということである。

その節操のなさがドンドン露わになってきているということではないだろうか。

そんな人物だから、インサイダーの疑いがあっても法的には問題とされないため、平然とFXをやっていても不思議ではない。
今こそ国民は声を上げるべきだ。疑惑はますます深まった、と。

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