野党の公選法違反疑惑。高級うどん安住、手ぬぐい福山、香典逢坂・山尾・増子の説明責任は?
衆議院議員の菅原一秀氏が香典騒動により、経済産業大臣の職を辞した。このことに対して野党のみなさんは安住淳国対委員長を筆頭に「一切審議しない!」と職場放棄し、立憲民主党の福山哲郎幹事長に至っては「疑惑はより深まった」との迷言を発する始末。
しかし、野党の皆さん、あなた方はどうなんですかと言いたい。彼らの政治資金の使途をチェックすると香典に手ぬぐいと有権者へのプレゼントばかりだった。
安住国対委員長、大量の高級うどん・かまぼこ・扇子・酒を政治資金で購入!まさか配ってませんよね?
追及の急先鋒で一切の法案審議を拒否すると決め込んだのが、安住淳国対委員長だが、以前、政治知新で紹介した疑惑を全く説明していない。
2017年の安住氏の政治資金収支報告書では、1万円の日本酒、2万円の高級かまぼこ、4.7万円のうどんを購入している。まさかとは思うが、有権者に配布していませんよね?と聞きたくなる。(参考)
特に4.7万円分のうどんは奇妙だ。この銀座の高級うどん店は2160円で5人前の乾麺を販売している。そうなると安住氏は110人前のうどんを購入したことになる。安住氏は、三日に一回うどんを食べていたのか?(参考)
また、2016年には、日本橋の扇子1.2万円、かまぼこ1.8万円を政治資金で購入している。(参考)いったい何に使用したのか、誰に配ったのかご説明いただきたい。
福山哲郎幹事長、手ぬぐいを大量購入の怪
「疑惑はより深まった」と言ってのけた福山哲郎氏。そんな福山氏も過去に、公職選挙法違反の疑惑が報じられたことがあった。
立憲民主党の福山哲郎幹事長(参院京都選挙区)が代表を務める政党支部などが平成22、23年、手ぬぐい代として7件計26万3665円を京都市内の業者に支出していたことが5日、政治資金収支報告書から分かった。
(中略)
公職選挙法は、政治家側から選挙区内の有権者への寄付行為を禁じている。
手ぬぐいを26万円以上も政治資金で購入するとは怪しさ満載である。問題が発覚した昨年、福山幹事長は「海外のお客さんに渡した」と言い訳をしたが、本当かどうかリストを公開するべきだ。
逢坂誠二衆議院議員(立憲民主党)ら、政治資金で香典を支出!
菅原氏が大臣を辞職するに至った理由の1つに「香典」がある。香典を地元の有権者に秘書が渡していたことが、公職選挙法に反するとの疑いを招いた。
菅原氏が辞任して数日後、産経新聞が立憲民主党の逢坂誠二衆議院議員と国民民主党の増子輝彦参議院議員の同様の疑惑を報じた。
立憲民主党の逢坂誠二政調会長が代表を務める「民進党北海道第8区総支部」が平成28年に3件計3万円の香典、3件計2万円の花、1件1万円の見舞金を支出していた
(中略)
国民民主党の増子輝彦幹事長代行が代表の「民主党福島県参議院選挙区第3総支部」は平成26年に香典として119件計95万5千円を支出していた。
野党はこの問題は見て見ぬふりをしているが、是非、菅原氏を追及した時の勢いそのままに、この二人の野党議員を追及してもらいたい。さもなければ、野党の姿勢についてダブルスタンダードに対する、国民からの批判は免れまい。そんな弱腰では永遠に政権なんて取れませんよ「悪夢の民主党」のメンバーさん!
香典の問題は、ガソリーヌで有名なあの議員にも過去に起きていた。
山尾志桜里氏、香典事件!
山尾氏と言えば地球数周分にも及んだガソリン代を思い出す人も多いだろう。しかし、山尾氏はガソリン代以外にも、過去に問題が指摘された。
民進党の山尾志桜里政調会長は11日の記者会見で、2013年と14年に自身の政治団体から選挙区(衆院愛知7区)内の有権者6人への花代や香典として、政治資金から6件計4万4875円を支出していたことを明らかにした。
柚木道義氏、名刺広告事件で検察から事情聴取!
今国会で、森ゆうこ議員の質問通告関連で質疑に立っている柚木氏だが、過去に公選法違反で、検察から事情聴取を事務所関係者が受けていたのだ。
民進党の柚木道義衆院議員(43)が母校の同窓会名簿に名刺広告を掲載したとして、岡山地検が公職選挙法違反容疑で、柚木氏の事務所関係者を任意で事情聴取していたことが5日、関係者への取材で分かった。
この件も納得できる説明を柚木氏は行っていない。
安住国対委員長の「(安倍政権は)説明しない上に責任をとるに至っていない」、福山幹事長が発した「疑惑はより深まった」との発言は、一体何を指しているのか。
両大臣は、潔く辞任した。しかし、上記の連中は、のうのうと職にとどまっている。安住国対委員長も福山幹事長も、とても説明を果たしていないし、責任も取らずに要職に座り続けている。
逢坂氏、増子氏、山尾氏、柚木氏も同様だ。
一方、辞任した両大臣は、様々な政策を打ち出すなど、これからが期待されていた。こうした野党は責任を取らないくせに、与党を責め立てるスキャンダル合戦ではなく、政策論争こそ国会で行うべきだ。
こちらでは、今さらに彼らの政治資金の用途を調べている。これに関する報告は今後さらに追求していきたいと考えている。ご期待いただきたい。