スクープ!立民の安住国対委員長に「弔花」「高級缶詰の贈答品」「同窓会費」「奉納代」などの公選法違反疑惑が急浮上!
政府批判の先方に立ち、元閣僚の公選法違反疑惑を声高に訴えているのが、立憲民主党の安住淳国対委員長だ。
安住氏には、銀座の高級うどんをバラまいた疑惑をすでにご紹介したが、今回、彼の政治資金収支報告書を精査したところ、公選法が禁じる「弔花」「贈答品」「奉納」の寄付行為を行っている疑惑が浮上した。また、政治活動とは思えない同窓会費の支出を行っていることもわかった。
安住国対委員長、弔花代を選挙区内の花屋に支出!
2011年12月、安住淳国対委員長は、彼が管理する政党支部から4万円分の支出を行っている。
公職選挙法では、候補者名が類推される名義での寄付などが禁じられている。辞任した閣僚は、有権者の葬儀に際して、お供えの花を贈っていたことが批判されたが、安住氏は本件についてどのように説明するのか。
菅直人元首相は、同様の疑惑を直撃された際に、「政党支部からの支出は原則として禁止されていない」と言い逃れを行ったが、同じ言い逃れをするつもりなのか?もし、そうなら閣僚は支出名義を間違えただけの些細なミスということになる。
そして、安住氏の疑惑は他にもあった。
安住国対委員長、地元のスーパーなどで贈答品購入!
2014年7月、安住氏の個人後援会は、高級缶詰で有名な「木の屋石巻水産」から9400円の「贈答品」を購入している。
木の屋石巻水産の缶詰は、1缶600円もザラという高級食品で、まさに贈答品にはうってつけだが、問題は、この「贈答品」を誰にプレゼントしたかである。
安住氏は、早急に客観的な証拠を添えて、誰にプレゼントしたか説明する義務がある。
また、同年7月9日にも、安住氏は贈答品3400円を地元スーパーで購入している。おそらく、菓子折りなどが想定されるが、いったい地元で購入した贈答品を、どのように使ったのか。
あれだけ高圧的な態度で閣僚を責めていたのだから、ぜひ、ご自身の疑惑についても潔白をご主張いただきたいものだ。
同窓会費を政治資金で支出!いったいどこが政治活動?
安住氏の問題行動は、他にもある。2014年8月10日、安住氏は鰐陵同窓会の会費5000円を後援会の政治資金で支出している。鰐陵同窓会は、言うまでもなく宮城県石巻高等学校、つまり、安住氏の母校の同窓会である。
同窓会は、およそ政治団体が加盟する団体であるとは思われない。まさか安住氏の後援会が高校に通学していたとでも主張するのか?このような団体への支払は公職選挙法が禁止している「寄附」に該当する疑惑がある。
そもそもどちらでも良いのだが、これを自分で払わない、こうした行為自体がセコくてとても政治家の行いとは思えない。
この点についても、母校の同窓会がいかなる政治活動だったのか、安住氏の説明がまたれるところだ。
神社への初穂料を政治資金で支出!神社への奉納なら公選法違反のおそれ!
安住氏は、2014年9月、自らの後援会から地元神社の初穂料として、5000円を支出している。初穂料は奉納であり、選挙区内の神社への奉納は寄付行為となる。当然だが、政治家の後援団体(後援会など)が行う寄附も、政治家の寄附同様に禁止されている。
ぜひ、この疑惑についても、ご説明いただきたいところだ。
このように野党側は、他人の疑惑は高圧的に追及するが、ご自身や身内の疑惑は、いつも知らんぷりなのだ。
安住国対委員長においては、先日の高級うどんやかまぼこだけでなく、本件についてもきちんと説明いただき、また、枝野代表も任命責任を果たしていただきたい。
そもそも、国民が望んでいるのは、揚げ足取りではなく、法案審議や政策論争だ。いい加減、野党の皆さんは、こうしたことの不毛さを痛感し反省するべきだ。