連合や献金企業には親しく向き合い、国民に対しは向き合わない政治屋集団が「国民」を冠した政党名を名乗る
その名は「国民民主党」
ふざけた話だ
【国民民主党】ロゴは立民そっくり、新たな船出も「支持率0%同士がくっついても0%でしかない」と不参加の議員から辛辣な声
昨日7日に民進党と希望の党が合流して結党大会が行われました。
気になる党の看板というべきロゴなんですが、まさかの青で立憲民主党のロゴとかぶった形なんですが、意識しての事なんでしょうか?
これが今回立ち上げた国民民主党のものです。
こちらが立憲民主党のものです。
ネーミングにしても立憲民主党に対し国民民主党と共に民主党を冠しております。
よっぽど政権をとった民主党時代が名残惜しいんでしょうねか、それとも、ロゴもネーミングも立憲民主党に寄せることで将来の合流でも見据えてるんでしょうか?
不参加の議員からは「支持率0%同士がくっついても0%でしかない」と辛辣な声も。
結成においては民進党と希望の党が合流することにより野党第一党を目論んだのだが、蓋を開けてみれば両党合計109人に対し合流者は62人の6割程度にとどまった。
これに対し共同代表となった玉木雄一郎氏は設立大会後の記者会見で参加議員の少なさについて問われると「6割程度ですか? そういう数字かもしれないが、政権を担いうる政党を作るための結集の第一歩として、すばらしいスタートを切れたなと思う」と強気な回答をした。しかし、衆院選前に分裂した両党が支持率低迷にあえぎ、迷走に迷走を重ねた末の再結集で、新党参加を見送った議員からは「支持率0%(に近い)同士がくっついても、0%でしかない」と厳しい声が上がった。
もう一人の共同代表の大塚耕平氏は、新党結成において多くの離脱者が出た理由を問われると「それぞれ個別事情、選挙事情を抱えており、コメントすべきことではない」と露骨に不満をあらわにした。
不参加議員の言う事ももっともである。かたや内部分裂で瀕死の状態に陥った党。かたや政策理念もかなぐり捨て小池百合子という推進力にすがり挙句の果てには党を乗っ取り。共に支持者から愛想をつかされたような党同士がくっつき蓋を開けてみれば民進党が規模を縮小した形となってしまった。何も真新しいものなどない。
岡田克也元副総理、野田佳彦前首相などの”重鎮”は不参加
不参加議員が4割もでてしまった理由は、岡田克也元副総理や野田佳彦前首相などの重鎮の参加を取り付けられなかったことも多きい。他にも細野豪志氏などの中堅で名の通った議員も次々と不参加となることで新党の勢いは無いにも等しくなり、野党第一党の目論見は絵に描いた餅となってしまった。
【国民民主党】(衆院39人、参院23人、計62人)
《民進党》
(衆院)原口一博▽平野博文▽篠原孝
(参院)▽桜井充▽柳田稔▽羽田雄一郎▽大塚耕平▽榛葉賀津也▽足立信也▽小林正夫▽増子輝彦▽大島九州男▽長浜博行▽藤田幸久▽大野元裕▽川合孝典▽徳永エリ▽石上俊雄▽礒崎哲史▽浜野喜史▽森本真治▽伊藤孝恵▽古賀之士▽田名部匡代▽浜口誠▽矢田稚子
《希望の党》
(衆院)前原誠司▽古川元久▽渡辺周▽泉健太▽大島敦▽山井和則▽小宮山泰子▽津村啓介▽古本伸一郎▽牧義夫▽岡本充功▽吉良州司▽階猛▽柚木道義▽今井雅人▽大西健介▽奥野総一郎▽岸本周平▽後藤祐一▽下条みつ▽玉木雄一郎▽小熊慎司▽城井崇▽稲富修二▽近藤和也▽斉木武志▽白石洋一▽山岡達丸▽青山大人▽浅野哲▽伊藤俊輔▽源馬謙太郎▽関健一郎▽西岡秀子▽緑川貴士▽森田俊和
【国民民主党不参加】(衆院22人、参院18人、計40人)
《民進党》
(衆院)岡田克也▽玄葉光一郎▽野田佳彦▽安住淳▽中川正春▽江田憲司▽福田昭夫▽重徳和彦▽金子恵美
(参院)小川敏夫▽郡司彰▽小川勝也▽神本美恵子▽芝博一▽那谷屋正義▽白真勲▽相原久美子▽牧山弘恵▽吉川沙織▽石橋通宏▽小西洋之▽斎藤嘉隆▽難波奨二▽真山勇一▽野田国義▽鉢呂吉雄▽宮沢由佳
《希望の党》
(衆院)細野豪志▽松原仁▽田嶋要▽樽床伸二▽長島昭久▽笠浩史▽小川淳也▽大串博志▽寺田学▽柿沢未途▽井出庸生▽佐藤公治▽本村賢太郎
【新「希望の党」】(衆院2人、参院3人、計5人)
(衆院)中山成彬=最高顧問▽井上一徳=政調会長
(参院)松沢成文=代表▽行田邦子=幹事長▽中山恭子=顧問(敬称略。新「希望の党」は党役職を併記)https://www.sankei.com/politics/news/180507/plt1805070029-n2.html
小池百合子東京都知事は「残念」「国政については関与を避けたい」
希望の党を結党した東京都知事の小池百合子氏は7日の報道陣の取材にて「こういう形で、分かれて活動するというのは大変残念」と語り、自身の新党などへの参加については「都政にまい進させていただく。国政については関与を避けたい」と否定した。
民進党都連関係者からは「国会議員の論理で分裂や合流が繰り返されては地方組織はついていけない」と不満の声もあがっている。
不満の声があがるのも仕方ないだろう。こういった分裂合流のイメージは良くも悪くもすべて地方組織に影響してくる。中央に振り回される地方を考えたら愚痴も言いたくなるものである。