安倍首相の「こんな人たち」発言を再燃させようと目論む「こんな野党」と「こんなメディア」

安倍首相の「こんな人たち」発言を野党が内閣支持率を更に低下させようと、今更ながら昨年の都議選の発言を掘り起こし決算委員会で持ち上げた。
これをメディアが取り上げてまたも再燃させようとしている。
そもそもこの「こんな人たち発言」を問題にしたのは安倍首相が国民に発したメッセージと報道したメディアの悪意ある印象操作である。
いくら国民といえど選挙妨害を目の前でするなら敵である。すなわち「こんな人たち」でもいいと思うが一国の首相にしては少し軽率だったかもしれない。
しかし、本来非難されるべきは妨害行為を繰り返し、演説を満足に行えない行動をした者たちである。そしてその者たちが支持している候補者たちこそメディアは暴いて追及しなくては本来のジャーナリズムも糞もあったもんじゃないと私は考える。
そして発言のみを取り上げ、妨害行為を問題視しないメディアこそ「こんなメディア」でこんなことをネタに内閣支持率低下を目論む野党も「こんな野党」である。

＜安倍首相＞「明らかに選挙妨害」再び“こんな人たち”批判

◇参院決算委　都議選時の演説での一部聴衆について言及
安倍晋三首相は９日の参院決算委員会で、昨年７月の東京都議選の街頭演説で「辞めろ」コールをした一部聴衆について「明らかに選挙活動の妨害行為だ。私の演説をかき消すかのような集団的な発言」と批判した。首相は都議選の演説で「こんな人たちに負けるわけにいかない」と発言したことが問題視され、都議選敗北後に陳謝していたが、再び反発した形だ。
「こんな人たち」との発言について、首相は都議選直後の昨年７月２４日の衆院予算委では「私に批判的な声に耳を傾けないと受け止められたのなら不徳の致すところだ」と陳謝した。しかし、９日の決算委では「こういうこと（『辞めろ』コール）をやる人たちに負けるわけにはいかない。正しい王道の選挙を戦いましょうと訴えた」と発言を正当化した。民進党の大島九州男氏の質問に対する答弁。～毎日新聞～

まぁ、またも言葉尻だけとらえて「正当化した」とかいっちゃってますね。正当化も何も民進党の大島九州男氏の質問に対する答弁をしただけで、正当化というより安倍首相が何を思ってこんな発言をしたかの釈明もしくは説明なのではないでしょうか？
この記事を見れば以前は陳謝したがあらためて正当化したと謝罪を撤回したと捉えかねない記事である。
言葉のチョイスでとらえる側の印象は大きく変わるのをいい加減学ばないとメディアへの不信感はますます高まっていくことでしょう。

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