小池代表「責任負う」＝衆院選敗北で進退判断

希望の党は25日午後、衆院選の当選者らを集め、初の両院議員懇談会を衆院議員会館で開いた。

小池百合子代表（東京都知事）は冒頭のあいさつで、敗北した衆院選について「多くの有為な人材を失ったことは残念至極だ。責任を負わなければならない」と表明。小池氏は出席者の意見を聞いた上で自身の進退を判断する。YAHHOニュース

小池氏は民進党出身者の公認をめぐる「排除」発言を念頭に、「私の言動によって、同志の皆さまには大変ご苦労をかけた。心ならずも多くの方々を傷つけてしまった」と陳謝。今後については「都知事として都政にまい進していきたい。主要な人事は（国会議員の）皆さま方で話してほしい」と述べ、国政とは一定の距離を置く考えを示した。YAHHOニュース

【特集】衆院選2017～開票結果と最新ニュース～

衆院選で希望は公示前の57議席を下回る50議席になってしまった。小池氏は開票直後に「完敗」と認める一方、代表続投の意向を表明していた。

希望は、小池氏と樽床伸二代表代行を除き、幹事長や国対委員長など主要人事が決まっていない。

小池氏は早急に執行部を発足させたい考えだが、責任論をめぐって議論が紛糾すれば、決定が遅れる可能性もある。

【関連記事】

• 〔写真特集〕小池百合子氏～日本新党から希望の党、コスプレ・フィギュアも～
• 両院議員懇談会要旨＝希望
• 小池知事「鉄の天井あった」＝ケネディ前大使に本音
• 安倍首相「減らせばたたかれた」
• 明暗分かれた民進出身者＝立憲全員当選、希望は幹部落選

衆院選敗北の小池百合子ちゃん謝罪「私の言動で多くの方々を傷つけてしまった」