枝野氏 党拡大には慎重の姿勢。一方の希望は小池おろしの動き。

野党第一党となった立憲民主党、さらに強大となった与党に対し野党の結集を画策するが闇雲の合流は通した筋が違え民意に反する。
それに呼応して希望の元民進議員の動きだし、小池排除で希望乗っ取りの方向へいくのでしょうか?

「無所属と連携」議論へ 希望に小池氏排除の声

立憲民主党は23日、東京都内で執行役員会を開いた。24日に両院議員総会を開催し、民進党系の無所属当選者らや参院民進党との連携などを含め、今後の対応を協議することを確認した。一方、参院民進党も24日、国会内で参院議員総会を開き、民進党存続や立憲などとの連携について協議する。立憲、参院民進党、無所属の3者は安倍政権と対抗する勢力の結集を模索している。【真野敏幸、松井豊】http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=4826905&media_id=2

枝野氏「理念に賛同をいただいて党が大きくなることを目指す。(野党)再編は考えていない」と民進合流に慎重な姿勢

23日に立憲の枝野幸男代表、前原氏と相次いで会談した連合の神津里季生(りきお)会長は「巨大与党に対峙(たいじ)していくためにはバラバラの対応で相手を利してはいけない」と述べ、野党間の連携に期待を示した。

ただ国会対応などを超えて連携を深めることにはハードルもある。立憲は躍進しただけに、参院民進党などとの統一会派などに踏み込めば「元のさやに戻った」との批判を浴びる。枝野氏は23日のテレビ朝日の番組で、「理念に賛同をいただいて党が大きくなることを目指す。(野党)再編は考えていない」と慎重な姿勢も示した。http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=4826905&media_id=2

冒頭でも申したように理念無しの合流では民進時代の逆戻りしてしまい通した筋も違えてしまう為、枝野氏も与党に対するためには拡大したいがここは慎重な姿勢を見せて動きを把握したいのでしょう。

希望は小池排除の声、分裂それとも乗っ取りか?

一方、希望の党は小池百合子代表の帰国を待って25日に両院議員懇談会を開く。結党メンバーと、民進党から合流した議員との間で意見の相違が表面化しつつあり、党の分裂含みで混乱が続きそうだ。

党内からは「小池氏を『排除』する」(民進党出身議員)などと、小池氏の辞任論が相次いでおり、代表に結党メンバー以外の民進党出身議員を推す動きも出ている。結党メンバーの多くが落選し、当選者は民進党出身が大半を占めているため、党の主導権を小池氏から奪う狙いがある。民進党出身議員は「小池氏は東京都政に専念せざるを得なくなり、自分で引くと思う」と語った。http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=4826905&media_id=2

私としてはこの民進系の希望議員を取り入れるようでは立憲も民進時代に逆戻りすると思います。
小池人気にあやかり希望入りして希望と小池に陰りが見えると手のひら返すように非難しだす。
この節操のなさが希望崩壊の要因だと当の本人たちはわかっていても表に出さない。なぜなら当選したもん勝ちだから。

 

【衆院選】希望、小池氏へ恨み節 独裁体制に強まる反感「賞味期限切れた」

 衆院選の各党の議席が固まった23日、完敗を喫した希望の党では、小池百合子代表(東京都知事)への恨み節が広がり、小池氏独裁体制への反感が強まった。一方、小池氏は同日、出張先のパリで報道陣に「これから国政の組織を固めていく中で、代表を退くというのはかえって無責任だと思っている」と述べ、改めて辞任を否定した。

小池氏としてこの排除の流れにハイそうですかとのってしまってはプライドも打ち砕かれ都知事としての威厳も底をつくためギリギリ面目を保とうとするところからの発言だろうと考える。せめて組織としての形を作るまでは代表としていなければ無責任のレッテルを今度は都民から突き付けられるであろうから。

選挙区で敗れ、比例代表で復活当選した民進党出身の前職は「再来年の参院選まで希望の党があってはならない。小池氏の賞味期限は切れた。代表をやめるべきだ」と吐き捨てる。

執行部人事をめぐっては、樽床氏には当選確実な比例近畿ブロックの単独1位で優遇されたことへの不満が多い。排除の論理を振りかざした細野豪志元環境相は反発を買っている。若手で民進党出身の玉木雄一郎氏を、党幹部に推す声もある。 (沢田大典)http://www.sankeibiz.jp/macro/news/171024/mca1710240700018-n1.htm

これを見て民進系の合流議員はどこまで腐っているのか?というのが率直な意見です。
藁にもすがる思いで入党しておいていざ当選してしまえば何を言ってもいいのでしょうか?
報道では小池氏の出馬の対応の遅さや「排除」発言が敗因の理由だとしていますが、何度も言いますが私は最大の戦犯は民進系合流議員の節操のなさだと思っています。
合流するときは上手い事言っておいて選挙中に逆風が吹くと平然と党の政策を無視した運動や演説を始める。
これでは支持者も興ざめでしょう。国民や支持者を馬鹿にしているのもほどがあります。苦境に立たされたのはその理念なき行動だとなぜ理解しないのでしょう。
立憲民主の躍進からそれを学べないようでは彼等こそ政治家として『排除』されなくてはいけないのでしょうか?

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