「鉄の天井あると知った」と小池知事 前駐日米大使のケネディ氏とパリで対談
【パリ=大泉晋之助】衆院選の投開票から一夜明けた23日、希望の党の小池百合子代表(東京都知事)は、訪問中のパリでキャロライン・ケネディ前駐日米大使と対談し、「都知事に当選してガラスの天井を一つ破ったかな、もう一つ、都議選もパーフェクトな戦いをしてガラスの天井を破ったかなと思ったが、今回の総選挙で鉄の天井があると改めて知りました」と惨敗を振り返った。https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171023-00000591-san-pol
ケネディ氏は聴衆に「先の選挙で野党第二党となった希望を率いている」と小池氏を紹介。小池氏は、街頭演説中、政治家を希望する子供たちと交流したエピソードを紹介し「若い方が政治に主体性を持つことだと感じてくれて、それだけでもキャンペーン(国政の街頭演説)をしたことは正しかった」と述べた。https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171023-00000591-san-pol
第48回衆議院選挙が終わった。
大方の予想通り、自民・公明の与党が定数の2/3を超える勝利である。
「大義なき解散」ではあったが、選挙前に野党1党の民進党は、事実上の解党となった。このまま総選挙に突き進んでも敗北は明らか。
国民から見放された民進党は小池百合子を頼って希望の党に合流した。
出来たばかりの新党に野党第1党が屈辱の合流である。決定権は小池氏に握られ、踏み絵だ。
”排除の論理”が国民を失望させ、流れは一騎にしぼみ、副産物として立憲民主党が誕生した。
もし、早い段階で小池氏が代表となり衆議院選に打って出れば、打倒安部政権、しがらみのない保守政権を作る、をスローガンに戦っていればこのような結果にはならなかっただろう。判断を見誤った感がある。
自民党は、これからの政権運営で決しておごらず、党利党略にとらわれず、国民の方を向いて行ってもらいたい。
国民の誰もがそれを望んでいる筈である。