
前原氏は「私自身はこの合流を進めた本人でもあるので、会派は希望の党に所属をし、時期はわからないが希望の党に合流して、外交安全保障政策は現実路線、内政については安倍政権と違う二大政党制を作るために共に頑張っていこうという話をした」と語った。https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171023-00000043-mai-pol
これをどうとらえるかは賛否両論あるとおもう。
民進を解体し、自身は他党へ寄らず無所属から出馬し当選してから党に合流すると一応筋は通しているが、国民はどうとらえるでしょうか。

日本維新の会の橋下徹法律顧問(48)=前大阪市長=が23日、自身のツイッターを更新。22日に行われた衆院選投開票の結果について、見解を明かした。
橋本氏は「小池さんと前原さんにとっては敗北だろうが」と前置きしつつ、「民進党を2つのグループに整理し、政党を行ったり来たりするチョロネズミが駆除され、今後の国会においては憲法改正論議や安全保障論議が現実的なものになるという結果を生み出したことは日本にとって良かった」と持論を展開した。
また、「両名の大功績」と希望の党代表の小池百合子都知事、民進党の前原誠司代表に皮肉を交えながら、「二大政党制への道のりは長い」とつづった。http://www.sanspo.com/geino/news/20171023/pol17102316320036-n1.html
まあいかにも橋下氏らしい皮肉がかったコメントですね。

「選挙戦で様子が違うと思ったのはいつか」。「とくダネ」で尋ねられた若狭氏は、合流予定だった民進党の一部を「排除する」とした小池氏の発言をあげた。
”「小池さんを支持していた方々が私のところに来て、『排除』発言は引いてしまうという方が少なからずいた。その辺りから私としても『風』がだいぶ違ってきていると実感した」” また「選挙は結果がすべて。完敗だと認める。ただ、『風』というのがいかに要因となるかを実感する選挙だった」とも述べている。
https://www.j-cast.com/2017/10/23311888.html
若狭さんがそれいうかね~?ともかく東京10区は小池氏の支持地盤で、そこに若狭氏を持ってきて万全の態勢で臨んだだけにここでの敗北は希望の党にとっては大きな痛手であることは間違いがないでしょう。

雨の23日朝、地元の山形県米沢市内で演説した近藤氏は、報道陣に対し「(希望の党は)現状だと国民の信任を得ているとは言えない。しっかりと体制を整えないといけないという意味も込め、解党すべきだと言いました」と心の内を明らかにした。http://www.asahi.com/articles/ASKBR5CX7KBRUZHB01H.html
言いたいことはわかりますが、それを今言うのは負け犬の遠吠えにしかとられないのではないでしょうか?

民進出身で、希望の細野豪志さんら前議員2人が当選したが、新人は相次いで敗れた。民進党県連幹部は23日午前、「前原代表が野党が一つになろうと英断したのに、結果的には野党がバラバラになってしまった」と批判した。
中略
民進前議員3人が無所属で出馬した三重県では、岡田克也元代表ら2人が当選。党県連幹部は「全国的に、野党共闘が実現した選挙区では自民に勝利しており、希望との合流を選択した前原代表の罪は大きい」と指摘した。http://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin/2017/news/20171023-OYT1T50134.html
負ければその責任は誰かに行くのは常だが、前原氏の罪というよりは小池氏の自爆と立憲民主党の出現のほうが大きいと思う。
あとは、民進出身候補の選挙途中から政党を無視した運動などでコロコロ主旨がえして自爆したのも大きな要因で、”たられば”で戦犯にされては前原氏もたまったもんではないだろうか。

“緑のたぬき”に化かされたといったところか。東京10区から出馬した若狭勝氏(60=希望)。昨年10月の補選で圧勝した時には、こんなことになるとは想像すらしていなかったはずだ。
希望結党当初は小池知事の側近として、元環境相の細野豪志氏(46)らと選挙準備に奔走。都民ファースト圧勝の小池劇場再びとも思われたが、小池知事の“排除発言”で一気に失速。小池頼みの希望にとって小池知事の不出馬もアダとなり、「絶望の党」になり下がった。
揚げ句、小池知事から譲り受けた希望の牙城を自民の鈴木隼人氏(40)に明け渡し、立憲の鈴木庸介氏(41)にも及ばず、比例復活もならず。
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/216132
イメージ的にも都知事選から小池氏あっての若狭氏のイメージが強かったので、小池マジックが消えてしまえば若狭氏もただの一候補でもともとそれほど政治面においてこれといって目立ってなかっただけにこれは致し方ない結果ではないかなとおもいます。

小池代表は出張先にパリで自滅の原因をこう語った。
「非常に厳しい結果だと思う。私自身これまでの言動が皆さんに不快な思いを抱かせてしまったことについては申し訳ないと思っています。私自身にもおごりがあったのではないかと反省しています」
番組では、小池代表のお膝元『東京10区』から立候補し小選挙区で敗れ、比例復活も叶わなかった象徴的ともいえる若狭勝候補(60)をゲストに迎え敗因を聞いた。https://www.j-cast.com/tv/2017/10/23311883.html
都知事のお膝元でこの大敗はこれからの小池氏の都政運営にのかなりの影響があるのではないかと思います。
「排除」の件はたしかに驕りだったでしょう。あれは驕り・傲慢が確かに見えました。
それと私は、小池氏があれほど「出馬はしない」と言ってたのに報道が勝手な憶測で国民に疑念を生ませたのも大きいと思います。
これもマスコミの印象操作の結果ではないかと思っています。
関係記事
この記事が気に入ったら
いいね ! をお願いします!
Twitter で