高知県知事選挙で大健闘した松本けんじさんと一緒に、野党各党のみなさんにご支援のお礼に伺いました。「このたたかいを通じて野党共闘がさらに前進した」「大切な財産をつくった」「松本さんは立派だった」など、嬉しい激励をいただきました。このたたかいを糧に、共闘のさらなる前進を! https://twitter.com/jcp_kokkaiinfo/status/1200345488836313089 …
野党共闘、高知県で大敗!参院選より悪化!福山幹事長がさっそく共産党のせいで負けたと責任転嫁!
連戦連敗にもかかわらず、繰り返される野党共闘の記録が更新された。11月24日、投開票が行われた高知県知事選挙は、野党が総がかりで共闘し、先の参院選候補を擁立したにもかかわらず、玉砕した。
しかも、勝手に安倍総理の信任を問うとまで息巻いていたのに、先の参院選より票数を減らしてしまった。
そして、立憲民主党の福山幹事長は「共産党候補が党籍を離脱せずに出馬したのが敗因」と責任を共産党に押し付ける始末。
野党共闘大失敗!高知県知事選挙で圧倒的大差に!
11月7日に開始された高知県知事選挙で、立憲、国民、共産、社民が擁立したのは、共産党の松本けんじ氏だ。松本けんじ氏は共産党候補で、先の参院選は「なんちゃって無所属」として出馬し、落選した。
今回の高知県知事選挙でも、彼は共産党籍を保持する無所属候補として出馬した。
問題は、彼の全体に占める得票率が大きく低下したことだ。前回の参議院議員選挙では、高知県内は投票率46.39%(参考)で、自民党候補は13.7万票、野党共闘候補の松本氏は11.8万票、その他の候補は1.8万票だった。
それが今回の県知事選挙では与党候補17.4万票に対し、野党共闘広報の松本氏はたったの11.1万票だった。しかも投票率は47.67%と微増しているのに、野党共闘候補は更に票数を減らしている。
つまり、高知県では、野党側は前回の参院選よりも国民の支持を7000票も失ったのだ。一方、与党側は、13.7万票から17.4万票へと27%も支持を伸ばしたのである。
野党共闘候補がいかに国民から軽蔑され、唾棄されているかがよくわかる結果となった。
勝手に安倍総理に対する信任選挙にして自爆した野党の皆さん
そして本当に滑稽なのが野党共闘の皆さんだ。彼らは勝手に「桜を見る会」を引き合いに出して、安倍総理の信任選挙だ!と息巻いていたのだ。
例えば、共産党は「知事選で安倍政権に審判を下そう!」と訴えていた。(参考)
立憲民主党の大幹部の岡田克也衆議院議員も、「(安倍総理の)信任投票の意味もある」「知事選で政権ノーを」と意気込んでいた。(参考)
しかし、結果は見事に野党候補が惨敗し、安倍政権は信任されることになってしまった。まさにオウンゴールである。野党側が高知県知事選挙を勝手に、安倍政権の審判だと位置づけて、勝手に自滅したのである。
そして、政策も理念も違うのに、安倍政権を倒したいだけの野合に国民がウンザリしていることも明らかとなったのだ。
福山幹事長、敗因を共産党に押し付けた上に国民をバカにする
最後に大笑いなのは、この高知県知事選挙での敗因をめぐって、立憲民主党の福山幹事長が、共産党の松本候補が共産党籍のまま出馬したから負けたという責任転嫁を行ったことである。
立憲民主党の福山哲郎幹事長は26日の記者会見で、先の高知県知事選で主要野党が一致して支援し、敗れた共産党系新人が党籍を持ったまま選挙に臨んだことについて、「(党籍が)なかった方が良かった」と述べ、選挙結果に影響したとの認識を示した。
立憲民主党の中で共産党嫌い1位を蓮舫氏と争う福山幹事長らしい発言だが、あれほどまでに共産党の世話になっておきながら「松本さんが当選できなかったのは、共産党だから」という趣旨の発言をするとは言語道断だ。
そして、共産党籍を抜くという子供だましをやれば国民が支持してくれると福山幹事長は、本当に思っているのか?そんなに簡単に国民を騙せると思っているのか?彼は国民はバカだと思っていることもこのことから推測できる。
やはり野党共闘は、理念も政策も無視した「野合」でしかないのだ。
志位委員長は、「野党共闘がさらに前進した」と胸を張るが、正確には「破滅に向かってさらに前進した」である。
内心では共産党をバカにしている福山幹事長の為に奉仕させられる共産党員こそ、いい面の皮だ。