またもや大ブーメラン!鳩山政権もジャパンライフ会長を『桜を見る会』に招待していた!野党議員もジャパンライフ会長のお中元を受け取る!
致命的な大ブーメランだ。「悪夢の鳩山由紀夫政権」も、ジャパンライフの山口会長に対し、2010年に招待状を出していたということが発覚した。それも他ならぬTBSの取材によって明らかとなった。久しぶりにいい仕事をしたT B S。
そして、さらに野党議員にもジャパンライフ会長が大量のお中元やお歳暮を贈っていたことが明らかになった。
TBS『報道特集』、「悪夢の民主党」の鳩山政権が山口会長を『桜を見る会』に招待していたとスクープ!
12月7日、T B Sの主力番組「報道特集」は、ジャパンライフの山口隆祥元会長をよく知る関係者を通じ、山口元会長に取材することに成功し、その取材を放映した。
そして、驚くべきことがこの取材で明らかになった。ジャパンライフの山口会長は「(桜を見る会には)民主党政権当時の鳩山由紀夫総理の時も招待された」と証言したのだ。
そして、「報道特集」は、鳩山元首相の事務所に確認したところ、以下の回答をメールで得た。
「招待したかどうかは今となっては分からないが、鳩山元首相自身は人選に関わっておらず、全て官邸と当時の民主党で相談し内閣府と調整したのではないか。山口という人物とも面識はない。」
官邸と政党の責任にしているのだが、山口会長を『桜を見る会』に招待するのは、小沢一郎による細川政権を含めて長年の慣習になっていた可能性が高いことがわかってきた。つまり、安倍総理がどうのこうのではなく、政府や官僚組織の惰性によるものだったのだ。
そもそも一国の超多忙な総理が、こんな一つのイベントのためにいちいち招待枠の精査などしているわけがなく、その分かり切っていたことがはっきりしてきたということだ。それを『報道特集』は、我々に改めて教えてくれている。
福田赳夫以降の歴代首相がジャパンライフの会長を招待していた!しかも、安倍政権になって、山口会長を招待するのを中止していた!
『報道特集』によれば、福田赳夫首相以降、今の安倍首相まで「桜を見る会」を主催した総理大臣は16人だという。
この16人の首相には、鳩山や細川といった、現在の民主党関係者の首相も含まれている。
山口元会長は取材に対し、「桜を見る会に招待されたのは、福田赳夫総理のときが最初」「歴代総理の桜を見る会に招待された記憶はあるが、すべての総理に招待されたかまでは覚えていない。ただし今まで1回も出席したことはない。」
驚くべきことに、全てかどうかは不明にせよ、山口会長によれば、福田赳夫政権の1977年以降の約40年で多くの首相たちが山口会長を『桜を見る会』に招待していたのだ。
つまり、『桜を見る会』の長年使用された名簿に山口会長が残っており、そのまま惰性で呼ばれていた可能性が高いのだ。
しかも、安倍政権になって2016年以降は、山口会長は『桜を見る会』に呼ばれていない。これは消費者庁が違法と初めて認定した2016年12月の行政処分よりもいち早い判断で、むしろ、結果的に安倍政権の正しい判断だったと評価できる。
そもそも、2016年当時の野党は共産党も含めて誰もジャパンライフについて国会で質問していない。消費者庁が違法認定してからも誰もしていない。翌2月になってから、おっとり刀でジャパンライフに言及しているのだが、それもジャパンライフ自体の問題ではなく、ジャパンライフへの天下りについてが質問の中心だった。
このように、むしろ安倍政権はジャパンライフ問題で野党よりも早く、ジャパンライフと縁を切り、消費者庁が違法認定したと評価されるべきなのだ。そして、その頃まで野党はジャパンライフを黙認していたのだ。
野党議員もジャパンライフ会長のお中元を受け取る!
この点に関して、興味深い情報がある。ジャパンライフが野党議員にもお中元・歳暮を贈っていたことも明らかとなった。
これは他ならぬ共産党議員が教えてくれている。
政治家や大臣に対するお中元リストというのもジャパンライフの関係者から、やっぱり良心的な方がいるわけですね、入手いたしまして、いろんな方の名前がずらっと並んでおります。残念ながら野党の議員の名前も、うちはないですよ、うちはないですけど、野党の議員の名前も出ております。
要するに、民主党系議員に送られていたのだ。共産党以外では、社民党では無意味であり、民主党系の可能性が高いからだ。
そして、その野党議員は11人いたと日刊ゲンダイが教えてくれている。
日刊ゲンダイは、15年分のジャパンライフの「お中元発送リスト」を独自入手。発送先計145人のうち、40人が国会議員。30人が与党議員だった。リストの表題には、〈お中元発送先(会長)〉と記されており、山口氏の名前で送られたことが推察できる。
ただし日刊ゲンダイが狡猾なのは、40人中30人が与党議員だと指摘し、与党議員だけをピックアップし、しかも、当時は野党だった細野豪志衆議院議員を与党議員に入れ込んでいることだ。こう言ったことをせずにしっかりと報道すれば日刊ゲンダイもゴシップメディアからしっかりとしたメディアと認識されるのに残念なことだ。
そして、この報道から精査すると10人のおそらく民主党議員と細野氏の合計11人の野党議員にも山口会長がお中元を贈っていたということになる。そして、彼らは卑怯にも名乗り出ていない。
このように、「悪夢の民主党・鳩山政権」でも『桜を見る会』に山口会長は招待されており、これは40年以上の長年の慣習だったのだ。そして、野党政治家もジャパンライフのお中元を受け取り、やましき沈黙を最近までしていたのである。
そして、安倍政権は、歴代政権の長年の悪臭を打ち破り、『桜を見る会』から山口会長を排除し、消費者庁に違法との判断をさせた立派な政権だったと言える。
野党の皆さんが安倍政権のアラを何とか見つけ、毀損し、政権を退陣に追い込もうとしているが、野党の皆さんはやはりしっかりと仕事をしておられないので、結局いつも同じようにブーメランになってその実情がバレてしまっている。
くどいが、野党議員の皆さんにおかれては、こうしたことをしているからいつまでも「悪夢の民主党」の残党さんと言われてしまうので、心を入れ替えて、国民のためにしっかりと働く野党議員になられるか、お辞めいただくか、はっきりとしていただきたい。
国民の皆さんもしっかりとした認識をお持ちいただき、こうした茶番劇を許さない意識をお持ちいただくことが必要だ。