J-WAVEが厳選! 2020年3月に必ず聴きたい楽曲10選(前編)【SONAR TRAX】
J-WAVEが選ぶ「いま聴くべき」NEXT BREAKアーティストの楽曲をまとめた「J-WAVE SONAR TRAX」。番組『SONAR MUSIC』(月~木 21時-24時)では、その中から毎日1曲をピックアップして詳しく紹介。その他の各ワイド番組でも、おすすめの楽曲を毎日オンエアしている。
まずは2月後半のラインナップ(全8曲)を紹介。
1、cadode「TOKYO2070」
2017年8月に始まった廃墟系ポップユニット。コシ(Vo.)のエモーショナルかつ透明感のある芯の通った歌声と、心にある虚無と情動を表現した歌詞、eva(Music Producer)のオリエンタルなサウンドと耳に残るメロディを武器に活動。2018年初に初の音源をリリースして以降、無名ながらも楽曲が多方面で評価され、徐々に広がりつつある。「TOKYO2070」は、2月19日リリースの1st mini Album『2070』のリード曲。
2、VivaOla「Even After All」
東京出身、21歳のR&Bアーティスト。現在はバークリー音楽大学に留学中で、アメリカのボストンを拠点に活動。英詞と日本詩を織り交ぜつつ、50sから60sのモダンジャズ、70sから80sのR&Bから、2000年代のネオソウルに影響を受けたサウンドを奏でる。2019年12月にリリースした「On My Side (feat. Thomas Ng)」は、Spotify Playlist「Tokyo Rising」に選出。「Even After All」は、2月12日リリースの最新配信シングル曲。
3、ハンブレッターズ「ユースレスマシン」
ムツムロアキラ(Vo, G / 写真中央)、でらし(B, Cho / 写真右)、木島(Dr / 写真左)による大阪在住の3人組ロックバンド。“ネバーエンディング思春期”を掲げ、甘酸っぱくも芯の通った歌詞と胸に響くメロディ、盤石のバンドアンサンブルで、日本のロックシーンにおいてめきめきと頭角を現し始めている。2020年2月に1stフルアルバム「ユースレスマシン」でメジャーデビュー。3月から4月にかけて全国10公演のリリースツアー「ハンブレッダーズ“この先の人生に必要がない”ワンマンツアー」を開催する。「ユースレスマシン」は、1stフルアルバムの表題曲。
4、高井息吹「瞼」
1993年生まれ。5歳からクラシックピアノを始める。幼い頃から自分で聴いた音楽をピアノでアレンジして弾いていた。下地となるクラシックの素養に、ジャズ、ロック、オルタナティブ、アンビエントなど、多様な音楽性が溶け合い、オリジナリティ溢れるポップミュージックに昇華。その天性の歌声に溢れる“衝動”が共鳴する、唯一無二の存在感は必見だ。1月31日には、1stシングル『欠片/瞼』をデジタルリリース。「瞼」は、君島大空と新井和輝(King Gnu)がトラックメイキングを担当している。
5、edda「バク」
1992年生まれ。福岡県出身。音楽塾ヴォイスにて軸となる音楽性を形成。音楽による表現だけに留まらず、イラストやジオラマなどを創作することで、独自の世界観を追求するアーティスト。2019年には、新進気鋭クリエイターとのコラボ企画で3ヶ月連続リリースを行い、2020年2月に2nd アルバム『いつかの夢のゆくところ』をリリース。「バク」は、同アルバム収録曲。
6、ACE COLLECTION「約束のしおり」
たつや◎(Vo.&Gt.)、LIKI(Gt.)、奏(Ba.)、RIKU(Dr.)で編成される4人組Z世代ロックバンド。2017年12月9日に結成され、結成日よりYouTubeでカバー動画の配信を開始。初めて投稿した、エド・シーラン「Shape of You」のトラックとヒットソング19曲を掛け合わせたマッシュアップ動画が、SNSでの口コミを話題に。YouTubeチャンネル登録者数は、わずか半年で10万人を超えた。1月15日に配信リリースされた「約束のしおり」は、映画『明日、キミのいない世界で』のために書き下ろした楽曲。
7、mxmtoon 「fever dream」
2000年生まれ、19歳のZ世代シンガーソングライター。2018年のセルフリリースEP『plum blossom』は1億回再生を記録。同作は、自宅のゲストルームで録音された。2019年9月には、デビューアルバム『The Masquerade』をリリースした。最新曲「fever dream」がSONAR TRAXに選出された。
8、Louis The Child 「Don't Mind」
ロビー・ホールドレン、フレデリック・ケネットからなる、アメリカ・シカゴ発のDJデュオ。The Chainsmokersの大ヒット曲「Closer」の共作者としても知られる。SONAR TRAXに選出された「Don't Mind」は、1月31日リリースの最新曲。
そして、新たに発表された2020年3月前半のラインナップは下記の10曲。
1、Shin Sakiura「このまま夢で feat. AAAMYYY」
東京を拠点に活動するプロデューサー/ギタリスト。バンド活動を経た後、2015年より個人名義でオリジナル楽曲の制作を開始。80KIDZ、TAAR等を擁するレーベルPARKより、これまでに2枚のフル・アルバム(『Mirror』『Dream』)をリリース。エモーショナルなギターを基としながらも、HIP HOPやR&Bからインスパイアされたバウンシーなビートとソウル~ファンクを感じさせるムーディーなシンセ・サウンドが心地よく調和されたサウンドで注目を集める。2月12日配信の「このまま夢で feat. AAAMYYY」は、Shin Sakiuraによる浮遊感漂うノスタルジックなサウンドとAAAMYYYのシルキーな歌声が心地よい楽曲に仕上がっている。
2、神山羊「群青」
2018年11月に神山羊として初めてYouTubeに投稿した楽曲「YELLOW」がTikTokをはじめとするSNSで拡散、流行を巻き起こし3600万回を越える再生数を記録。叙情的なリリックと様々なジャンルを自在に行き来する卓越した音楽センス、アニメーション・実写を横断する映像表現で、ネットシーン、音楽界のみならずファッションやアート界からも注目を集める新時代のサウンドクリエイターだ。アニメ『空挺ドラゴンズ』オープニングテーマに抜擢された「群青」でメジャーデビュー。同曲が、SONAR TRAXに選出された。
3、竹内アンナ「I My Me Myself」
アメリカ・ロサンゼルス生まれ日本・京都在住。幼少より親の影響で70年代や80年代の音楽に触れ、中学1年生でギターを弾き始める。アコースティック・ギターにスラッピングを取り入れたプレイスタイルと、透明感のある歌声が各所話題になり、2018年3月、「SXSW 2018」に弱冠19歳で出演。その後、地元関西限定で急きょCDをリリース。同年8月に4曲入りE.P『at ONE』でメジャーデビュー。2019年1月には2nd E.P『at TWO』をリリースし「Free! Free! Free!」がサブスクリプションで支持をされ、多くのプレイリストで共有される。6月に3rd E.P『at THREE』、11月には竹内アンナ初となる配信シングル「B.M.B」もリリース。2020年3月には1st ALBUM『MATOUSIC』のリリースも決定している。常に洗練されたサウンドと従来のイメージに捕らわれないアプローチで、ソロ・アーティストとしての開進を続けている。「I My Me Myself」は、1stアルバム収録曲。
4、illiomote「Sundayyyy」
東京・池袋出身の幼馴染2 人で結成。正式な音源リリースがない状態で雑誌『POPEYE』や『BRUTUS』に掲載され注目を集める。YOCOのボーカルセンスとMAIYA のファンキーで艶のあるギタープレイを軸としながらもジャンルに縛られない楽曲が魅力だ。SONAR TRAXに選ばれた「Sundayyyy」は、昨年11月にリリースされたilliomote初の音源。
5、とけた電球「トライアングル」
神奈川県出身。2012年5月、高校のマンドリンクラブで出会ったメンバーで結成された。心に響く歌詞、即興的で中毒性の高いライブ演出が注目を浴びている。2018年にリリースした1stEP『STAY REMEMBER』のリード曲「覚えてないや」は、インディーズバンドながら、およそ1年で100万回再生を達成した。SONAR TRAXの「トライアングル」は、3月4日リリースの2nd EP『WONDER by WONDER』からのリード曲。
6、The fin.「Over The Hill」
神戸出身のロックバンド。80~90 年代のシンセポップ、シューゲイザーサウンドから、リアルタイムなUS インディーポップの影響や、チルウェーヴなどを経由したサウンドスケープは、ネット上で話題を呼び、日本のみならず海外からも注目されている。国内大型フェスを始め、アメリカのSXSW、イギリスのThe Great Escapeなど海外フェスへの出演、そしてUS、UK、アジアツアーでのヘッドライナーツアーを成功させるなど、新世代バンドの中心的存在となっている。2019年9月にEP『Wash Away』、10月に小袋成彬との共同名義でSingle「COLD」をリリース。「Over The Hill」は、2月21日にリリースされたデジタルシングル。
7、Rude-α「Tokyo Circus」
1997年2月8日生まれ。22歳。沖縄県沖縄市出身。高校2年のときにラップを始め、第6回全国高校生ラップ選手権で準優勝。上京後、2017年からはバンド編成でのライブ活動をスタートした。2018年2月、東京上京後初のEP『20』をリリースし、iTunesヒップホップアルバムチャートで初登場1位を獲得。3月にはアメリカ「SXSW」に参加し、初の海外ライブを敢行。2019年5月、メジャーデビューEP『22』をリリースした。AbemaTVの超人気恋愛リアリティーショー『オオカミちゃんには騙されない』への出演をきっかけに広く注目を集める。2020年2月8日(土)にはニューシングル「アイスクリーム」をリリース。3月4日(水)には1stアルバム『23』をリリース予定。SONAR TRAXの「Tokyo Circus」は、同アルバム収録曲。
8、DMA'S「Life is a Game of Changing」
Here’s the official video for ‘Life Is A Game Of Changing’ - directed by Bill Bleakley. Pre-order bundles for our new album ‘THE GLOW’ are up now - https://dmas.lnk.to/theglow https://youtu.be/AESPCS57GGA
オーストラリア・シドニー出身の3ピースロックバンド。メンバーは、トミー・オーデル(Vo)、ジョニー・トゥック(Gt),マット・メイソン(SW, Gt,Vo)。2016年にデビューアルバム『Hills End』、翌年にはセカンドアルバム『For Now』をリリース。今年4月には、3rdアルバム『THE GLOW』をリリース予定。SONAR TRAXに選ばれた「Life is a Game of Changing」は、同作からのセカンドシングル。90年代のレイヴシーンから影響を受けたサウンドが特徴だ。
9、Grimes「Delete Forever」
エクスペリメンタルとメインストリーム、アートとテクノロジー、ドリーミーとフリーキーが重なる地点で独自の道を切り拓いてきた、ポスト・インターネット時代のポップ・アイコン。5年ぶりの5thアルバム『Miss Anthropocene』を2月21日にリリースしたばかり。SONAR TRAXに選出された「Delete Forever」は、同アルバムからの最新シングル。
10、Conan Gray「Maniac」
1998年12月5日生まれ。米カリフォルニア州サンディエゴ出身、現在21歳のシンガーソングライター。米・MTVやTeen Vogueらが「新星ポップ・プリンス」と評する。アイルランド人の父親と日本人の母親を持つコナンは、幼い頃にガンを患っていた祖父の介護のために家族全員で日本の広島県で過ごした時期もある。歌手を始める前はYouTuberとして活動しており、17歳のときにアップした「Draw My Life」というタイトルの動画で両親の離婚や度重なる生活環境の変化などを始めとする、自身の生い立ちを赤裸々に明かした動画がネット上で話題を呼ぶ。2017年、まだコナンが高校在学中に初シングル「Idle Town」をリリースし、即座にヒット。高校卒業後はUCLAに入学するも、音楽のキャリアを追求するため休学。シングル「Generation Why」とともに、初のEP『Sunset Season』を2018年にリリース。SONAR TRAXに選出された「Maniac」は、2019年にリリースされたシングル曲。3月20日はデビューアルバム『Kid Know』をリリース予定。
YouTube Music上での【SONAR TRAX】のJ-WAVE公式プレイリストができました! YouTube MusicでJ-WAVE CHANNELを検索してください。
【番組情報】
番組名:『SONAR MUSIC』
放送日時:月・火・水・木曜 21時-24時
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/sonarmusic/