巨人は2日、新型コロナウイルスの感染防止対策として同日から10泊11日の長期遠征中の外出禁止を決めた。この日、羽田空港から移動した先は「緊急事態宣言」が出されている北海道。3、4日の日本ハム戦(札幌ドーム)を終えると、その後も大阪、兵庫、福岡と人口密集地への遠征が続く。感染拡大防止のためオープン戦が無観客試合となる中、チームへの感染リスクを最大限減らすため、外出を制限することになった。
羽田空港で取材に応じた元木ヘッドコーチは「まずは手洗いとかいわれていることをちゃんとやろうと。でも目に見えるものじゃないから。この遠征は部屋にいた方が良いのではないかと思う」と説明。「学生じゃないからストレスもたまるかもしれないけど、世の中の人がみんなやっていること。われわれだけじゃないから。皆さん苦しんでいる。コロナがなくなればいいわけだから」と早期の収束を願っていた。